TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025079288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2024045525
出願日2024-03-21
発明の名称半導体装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H10D 30/66 20250101AFI20250514BHJP()
要約【課題】活性領域の端部のコンタクト部によるキャリアの引き抜きを容易とし、耐量を向上させることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】活性領域101、及び活性領域101よりも外側に設けられた耐圧領域102を有する半導体装置において、活性領域101及び耐圧領域102に亘って設けられた第1導電型の半導体層12と、活性領域101の耐圧領域102側の端部103において、半導体層12の上面側に設けられた第2導電型の半導体領域18と、半導体領域18の上面側に設けられたコンタクト部5と、を備え、コンタクト部5は、平面視において、活性領域101の耐圧領域102側の端部103に沿った第1方向に延伸する第1ストライプ部51aと、第1ストライプ部51aに接続され、第1方向に互いに離隔する複数の第1接続部52aを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
活性領域、及び前記活性領域よりも外側に設けられた耐圧領域を有する半導体装置において、
前記活性領域及び前記耐圧領域に亘って設けられた第1導電型の半導体層と、
前記活性領域の前記耐圧領域側の端部において、前記半導体層の上面側に設けられた第2導電型の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域の上面側に設けられたコンタクト部と、
を備え、
前記コンタクト部は、
平面視において、前記活性領域の前記耐圧領域側の端部に沿った第1方向に延伸する第1ストライプ部と、
前記第1ストライプ部に接続され、前記第1方向に互いに離隔する複数の第1接続部と、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記複数の第1接続部が前記第1ストライプ部よりも内側に設けられている
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記複数の第1接続部が前記第1ストライプ部よりも外側に設けられている
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1ストライプ部よりも内側に前記第1ストライプ部から離隔して設けられ、前記複数の第1接続部に接続され、前記第1方向に延伸する第2ストライプ部を更に備える
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2ストライプ部よりも内側に設けられ、前記第2ストライプ部に接続され、前記第1方向で互いに離隔する複数の第2接続部を更に備える
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2ストライプ部よりも内側に前記第2ストライプ部から離隔して設けられ、前記複数の第2接続部に接続され、前記第1方向に延伸する第3ストライプ部を更に備える
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1ストライプ部よりも外側に設けられ、前記第1ストライプ部に接続され、前記第1方向で互いに離隔する複数の第2接続部を更に備える
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記平面視において、前記活性領域の角部が曲線形状を有し、
前記第1~第3ストライプ部の前記第1方向の長さが、前記曲線形状に沿って変化する
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記コンタクト部は、前記第2ストライプ部よりも外側に設けられ、前記第2ストライプ部に接続され、前記曲線形状に沿って前記第1方向に直交する第2方向の長さが変化する複数の第3接続部を更に備える
請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記平面視において、前記活性領域の角部が曲線形状を有し、
前記曲線形状に沿って前記複数の第1接続部の前記第1方向に直交する第2方向の長さが変化する
請求項3に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、活性領域内に耐圧領域に接する活性終端部を備え、活性終端部に第2p型領域と複数のトレンチコンタクト部を設けている構成と、トレンチコンタクト部内に埋め込まれた導電体がソース電極と一体に形成されている構成と、トレンチコンタクト部にバリアメタル層を介してプラグメタルを埋め込まれる構成が開示されている。
【0003】
特許文献2には、素子形成領域と耐圧保持領域との間に外側領域を備え、外側領域にはp

型終端領域が設けられ、エミッタ引き回し部用の第3コンタクト凹部が形成されている構成と、第3コンタクト凹部の底部に沿ってp

型終端領域より不純物濃度が高いp

型コンタクト領域を備え、エミッタ引き回し部により素子形成領域外の領域で生じたアバランシェ電流を回収し、回収されたアバランシェ電流は、エミッタ接続部を介してエミッタパッドから取り出される構成が開示されている。
【0004】
特許文献3には、第4ドーピング領域を2×10
13
cm
-3
~5×10
13
cm
-3
の不純物濃度、2μm~4μmの深さで形成し、第6ドーピング領域を1×10
15
cm
-3
~5×10
15
cm
-3
の不純物濃度、0.5μm~1.5μmの深さで形成した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-170807号公報
特開2018-120990号公報
特表2019-521529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び2に記載のように、活性領域の耐圧領域に接する端部に設けたコンタクト部によりキャリアを引き抜く構成において、コンタクト部の外側に電流集中が生じ、耐量を向上させ難いという課題がある。
【0007】
本開示は、活性領域の端部のコンタクト部によるキャリアの引き抜きを容易とし、耐量を向上させることができる半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の一態様は、活性領域、及び活性領域よりも外側に設けられた耐圧領域を有する半導体装置において、活性領域及び耐圧領域に亘って設けられた第1導電型の半導体層と、活性領域の耐圧領域側の端部において、半導体層の上面側に設けられた第2導電型の半導体領域と、半導体領域の上面側に設けられたコンタクト部と、を備え、コンタクト部は、平面視において、活性領域の耐圧領域側の端部に沿った第1方向に延伸する第1ストライプ部と、第1ストライプ部に接続され、第1方向に互いに離隔する複数の第1接続部と、を備える半導体装置であることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、活性領域の端部のコンタクト部によるキャリアの引き抜きを容易とし、耐量を向上させることができる半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図1の領域Aを拡大した第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2のA-A´線に沿った第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
図2のB-B´線に沿った第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
図2のC-C´線に沿った第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
図2の領域Dを拡大した第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図6のA-A´線に沿った第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
図6のB-B´線に沿った第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第1比較例に係る半導体装置の一部の平面図である。
図9に対応する第1比較例に係る半導体装置の斜視図である。
第2比較例に係る半導体装置の一部の平面図である。
図11に対応する第2比較例に係る半導体装置の斜視図である。
図6に対応する第1実施形態に係る半導体装置の斜視図である。
第2実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
図14のA-A´線に沿った第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第3実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
図16のA-A´線に沿った第3実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第4実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
第5実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
図19の領域Aを拡大した第5実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図20のA-A´線に沿った第5実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第6実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
第7実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第7実施形態に係る半導体装置の他の一部の断面図である。
第8実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
ダイオードの逆回復特性を示すグラフである。
第9実施形態に係る半導体装置のコンタクト領域のドーズ量と逆回復電流の変化率の関係を示すグラフである。
第10実施形態に係る半導体装置の一部の平面図である。
図27のA-A´線に沿った断面図である。
図27のB-B´線に沿った断面図である。
図27のC-C´線に沿った断面図である。
図27のD-D´線に沿った断面図である。
第11実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第11実施形態に係る半導体装置の他の一部の断面図である。
第12実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第12実施形態に係る半導体装置の他の一部の断面図である。
第13実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第13実施形態に係る半導体装置の他の一部の断面図である。
第14実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第15実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第16実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
第17実施形態に係る半導体装置の一部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

富士電機株式会社
変圧器
1か月前
富士電機株式会社
駆動装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
今日
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
8日前
富士電機株式会社
半導体装置
27日前
富士電機株式会社
半導体装置
27日前
富士電機株式会社
半導体装置
27日前
富士電機株式会社
半導体装置
28日前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
13日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理機
1日前
富士電機株式会社
回路遮断器
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
8日前
富士電機株式会社
商品収納装置
1か月前
富士電機株式会社
分析システム
27日前
富士電機株式会社
放射線検出器
1か月前
富士電機株式会社
電力変換装置
1か月前
富士電機株式会社
紙幣処理装置
8日前
富士電機株式会社
換気システム
1日前
富士電機株式会社
カオリン質粉末
9日前
富士電機株式会社
外気導入システム
1日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
1か月前
富士電機株式会社
燃料電池システム
1か月前
富士電機株式会社
フレーム連結構造
1か月前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置の製造方法
9日前
富士電機株式会社
燃料電池発電システム
1か月前
富士電機株式会社
セキュリティシステム
6日前
富士電機株式会社
解析方法、及び解析装置
1か月前
富士電機株式会社
集積回路、及び電源回路
27日前
富士電機株式会社
試験回路、及び試験方法
28日前
続きを見る