TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025077752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190187
出願日
2023-11-07
発明の名称
MEMS温度センサ
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
48/50 20250101AFI20250512BHJP()
要約
【課題】MEMS共振器等に対して高精度で温度補正が可能なMEMS温度センサを提供する。
【解決手段】MEMS温度センサは、基板と、基板に設けられた凹部と、凹部内に中空に支持され、互いに対向配置された第1電極および第2電極とを含み、第1電極と第2電極との間の容量を検出するMEMS温度センサであって、第1電極は、第1電極とは異なる熱膨張係数を有する応力膜をさらに備える。応力膜は、第1電極の上面から見た場合に、第1電極の長手方向の中心線に対して非対称な領域に埋め込まれる埋込膜、または第1電極の上面に設けられた薄膜である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空に支持され、互いに対向配置された第1電極および第2電極と、を含み、
第1電極と第2電極との間の容量を検出するMEMS温度センサであって、
第1電極は、第1電極とは異なる熱膨張係数を有する応力膜をさらに備えるMEMS温度センサ。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
応力膜は、第1電極の上面から見た場合に、第1電極の長手方向の中心線に対して非対称な領域に埋め込まれる埋込膜である請求項1に記載のMEMS温度センサ。
【請求項3】
第1電極は、周囲の温度に依存して先端部が水平方向に変位する請求項2に記載のMEMS温度センサ。
【請求項4】
応力膜は、第1電極の上面に設けられた薄膜である請求項1に記載のMEMS温度センサ。
【請求項5】
第1電極は、周囲の温度に依存して先端部が垂直方向に変位する請求項4に記載のMEMS温度センサ。
【請求項6】
第1電極および第2電極はシリコンからなり、応力膜は酸化シリコンからなる請求項1~5のいずれかに記載のMEMS温度センサ。
【請求項7】
請求項1~5のいずれかに記載のMEMS温度センサと、
MEMSデバイスと、が同一基板上に形成され、
MEMS温度センサの検出結果によりMEMSデバイスが補正される装置。
【請求項8】
MEMSデバイスは、加速度センサ、圧力センサ、または共振器である請求項7に記載の装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はMEMS温度センサに関し、特にMEMSチップに形成されたMEMS温度センサに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
シリコンのMEMS共振器では、周囲の温度により共振周波数が影響を受け、高精度の共振周波数が得られないという問題があった。これに対して、MEMS共振器と同じパッケージ内に設けられた制御IC上に温度センサを配置し、この温度センサでパッケージ内の温度を測定し、MEMS共振器の温度補正が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-191486号公報
【概要】
【0004】
しかしながら、制御IC上の温度センサで測定するパッケージ内の温度は、MEMS共振器の温度と異なる場合もあり、MEMS共振器に対して高精度で温度補正ができないという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、MEMS共振器等に対して高精度で温度補正が可能なMEMS温度センサの提供を目的とする。
【0006】
本開示は、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空に支持され、互いに対向配置された第1電極および第2電極と、を含み、
第1電極と第2電極との間の容量を検出するMEMS温度センサであって、
第1電極は、第1電極とは異なる熱膨張係数を有する応力膜をさらに備えるMEMS温度センサである。
【0007】
また、本開示は、上述のMEMS温度センサと、
MEMSデバイスと、が同一基板上に形成され、
MEMS温度センサの検出結果によりMEMSデバイスが補正される装置でもある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態1にかかるMEMS温度センサの上面図である。
図1をII-II方向に見た場合の断面図である。
温度測定時のMEMS温度センサの一例である。
本発明の実施の形態1にかかるMEMS温度センサとMEMS共振器とを備えたMEMSチップの上面図である。
本発明の実施の形態2にかかるMEMS温度センサの上面図である。
図5をVI-VI方向に見た場合の断面図である。
温度測定時のMEMS温度センサの一例である。
本発明の実施の形態2にかかるMEMS温度センサとMEMS共振器とを備えたMEMSチップの上面図である。
【詳細な説明】
【0009】
<実施の形態1>
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態1にかかるMEMS温度センサの上面図であり、図2は、図1をII-II方向に見た場合の断面図である。
【0010】
図1、2に示すように、MEMS温度センサ100は、例えばシリコンからなる基板10と、基板10の内部に設けられた凹部20を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
集積回路の製造方法
1か月前
株式会社クラベ
感圧導電体
4日前
学校法人東北学院
半導体装置
17日前
個人
高性能逆導通半導体装置
25日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
サンケン電気株式会社
半導体装置
25日前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
富士電機株式会社
半導体装置
25日前
富士電機株式会社
半導体装置
26日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
6日前
三菱電機株式会社
半導体装置
今日
株式会社村田製作所
半導体装置
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
3日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
3日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
25日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
10日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
今日
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
今日
三安ジャパンテクノロジー株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
半導体装置
今日
ローム株式会社
MEMS温度センサ
今日
古河電気工業株式会社
熱電変換モジュール
28日前
ローム株式会社
半導体装置
17日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
17日前
ローム株式会社
半導体装置
25日前
株式会社カネカ
ペロブスカイト薄膜太陽電池の製造方法
4日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
3日前
三菱電機株式会社
半導体装置
6日前
日亜化学工業株式会社
窒化物半導体発光素子
7日前
国立大学法人北海道大学
薄膜トランジスタ
5日前
豊田合成株式会社
発光装置
17日前
株式会社デンソー
半導体装置
今日
シチズン電子株式会社
発光装置
6日前
旭化成株式会社
深紫外線照射装置及びその製造方法
4日前
続きを見る
他の特許を見る