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公開番号
2025084399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198276
出願日
2023-11-22
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10D
89/00 20250101AFI20250527BHJP()
要約
【課題】メイントランジスタのメインゲート電極に対する素子分離領域の影響を低減すること。
【解決手段】半導体装置10は、メインゲート電極31を含むメイントランジスタ11と、ミラーゲート電極32を含むミラートランジスタ12とによってカレントミラー回路を構成する。半導体装置10は、枠状の素子分離領域24によって囲まれ、第1端部25Aおよび第2端部25Bを含む活性領域25と、複数のソース領域41およびドレイン領域42と、複数のゲート電極30と、を含む。メインゲート電極31は、第1端部25Aおよび第2端部25Bの双方に対して少なくとも1つのゲート電極30を挟むように配置される。複数のゲート電極30は、第1ダミーゲート電極33およびミラーゲート電極32を含む。第1ダミーゲート電極33は、メインゲート電極31と第1端部25Aとの間のうちドレイン領域42を挟んでメインゲート電極31と隣り合って配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
メインゲート電極を含むメイントランジスタと、ミラーゲート電極を含むミラートランジスタとによってカレントミラー回路を構成する半導体装置であって、
第1面を含む半導体層と、
前記半導体層の前記第1面に形成されたウエル領域と、
前記ウエル領域に形成された枠状の素子分離領域と、
前記素子分離領域によって囲まれ、前記第1面に垂直な方向から視て、第1方向における第1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部と、を含む活性領域と、
前記第1端部と前記第2端部との間に配置され、前記第1方向および前記第1面に垂直な方向の双方と直交する第2方向に前記活性領域を跨ぐように延びる複数のゲート電極と、
前記活性領域に設けられ、前記複数のゲート電極を挟み、前記第1方向に交互に配置された複数のソース領域および複数のドレイン領域と、
を含み、
前記複数のゲート電極は、
前記第1端部および前記第2端部の双方に対して少なくとも1つの前記ゲート電極を挟むように配置された前記メインゲート電極と、
前記第1方向において前記メインゲート電極と前記第1端部との間に配置され、かつ前記ドレイン領域を挟んで前記メインゲート電極と隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された第1ダミーゲート電極と、
前記メインゲート電極と電気的に接続された少なくとも1つの前記ミラーゲート電極と、
を含む
半導体装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記複数のゲート電極は、
前記第1方向において前記第1端部に隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された端部ダミーゲート電極を含み、
前記ミラーゲート電極は、前記端部ダミーゲート電極と前記第1ダミーゲート電極との前記第1方向の間に配置されている
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記複数のゲート電極は、
前記第1方向において前記第1端部または前記第2端部に隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された端部ダミーゲート電極を含み、
前記ミラーゲート電極は、前記端部ダミーゲート電極と前記メインゲート電極との前記第1方向の間に配置されている
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記複数のゲート電極は、
前記第1方向において前記第1端部に隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された第1端部ダミー電極と、
前記第1方向において前記第2端部に隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された第2端部ダミー電極と、
を含み、
前記ミラーゲート電極は、
前記第1端部ダミー電極と前記メインゲート電極と前記第1方向の間に配置された少なくとも1つの第1ミラーゲート電極と、
前記第2端部ダミー電極と前記メインゲート電極と前記第1方向の間に配置された少なくとも1つの第2ミラーゲート電極と、
を含む
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記メイントランジスタの前記ドレイン領域は、前記メインゲート電極、前記第1ミラーゲート電極、および前記第2ミラーゲート電極と電気的に接続されている
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1ダミーゲート電極は、前記メインゲート電極と前記第1ミラーゲート電極との前記第1方向の間に設けられ、
前記メインゲート電極および前記第2ミラーゲート電極は、前記第1方向において前記ソース領域を介して隣り合う位置に配置されている
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1端部ダミー電極と前記第1端部との前記第1方向の間には、前記ソース領域または前記ドレイン領域が設けられており、
前記第2端部ダミー電極と前記第2端部との前記第1方向の間には、前記ソース領域または前記ドレイン領域が設けられている
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1ミラーゲート電極は、前記第1方向において互いに離隔して配列された複数の第1ミラーゲート電極を含み、
前記第2ミラーゲート電極は、前記第1方向において互いに離隔して配列された複数の第2ミラーゲート電極を含む
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1ミラーゲート電極の数は、前記第2ミラーゲート電極の数とは異なる
請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1ミラーゲート電極の数は、前記第2ミラーゲート電極の数と等しい
請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カレントミラー回路を含む集積回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-29419号公報
【0004】
[概要]
カレントミラー回路において、メイントランジスタに流れる電流に対するミラートランジスタに流れる電流のカレントミラー倍率が、設計値からずれる場合がある。
【0005】
本開示の一態様の半導体装置は、メインゲート電極を含むメイントランジスタと、ミラーゲート電極を含むミラートランジスタとによってカレントミラー回路を構成する半導体装置であって、第1面を含む半導体層と、前記半導体層の前記第1面に形成されたウエル領域と、前記ウエル領域に形成された枠状の素子分離領域と、前記素子分離領域によって囲まれ、前記第1面に垂直な方向から視て、第1方向における第1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部と、を含む活性領域と、前記第1端部と前記第2端部との間に配置され、前記第1方向および前記第1面に垂直な方向の双方と直交する第2方向に前記活性領域を跨ぐように延びる複数のゲート電極と、前記活性領域に設けられ、前記複数のゲート電極を挟み、前記第1方向に交互に配置された複数のソース領域および複数のドレイン領域と、を含み、前記複数のゲート電極は、前記第1端部および前記第2端部の双方に対して少なくとも1つの前記ゲート電極を挟むように配置された前記メインゲート電極と、前記第1方向において前記メインゲート電極と前記第1端部との間に配置され、かつ前記ドレイン領域を挟んで前記メインゲート電極と隣り合って配置され、前記ソース領域と電気的に接続された第1ダミーゲート電極と、前記メインゲート電極と電気的に接続された少なくとも1つの前記ミラーゲート電極と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態の半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1のF2-F2線で半導体装置を切断した概略断面図である。
図3は、図1のF3-F3線で半導体装置を切断した概略断面図である。
図4は、図1の半導体装置のコンタクトおよび配線を模式的に示す概略平面図である。
図5は、第1実施形態の半導体装置の等価回路図である。
図6は、第1比較例の半導体装置の概略平面図である。
図7は、第2比較例の半導体装置の概略平面図である。
図8は、図7のF8-F8線で半導体装置を切断した概略断面図である。
図9は、ソース-ドレイン間電圧とドレイン電流との関係を示すグラフである。
図10は、第2実施形態の半導体装置の概略平面図である。
図11は、図10の半導体装置のコンタクトおよび配線を模式的に示す概略平面図である。
図12は、変更例の半導体装置の概略平面図である。
図13は、変更例の半導体装置の概略平面図である。
図14は、変更例の半導体装置の概略平面図である。
図15は、半導体装置のカスコード型カレントミラー回路の等価回路図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示における半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
本明細書において使用される「Aの寸法(深さ、幅、長さ)がBの寸法(深さ、幅、長さ)と等しい」または「Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)とが互いに等しい」とは、Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)との差が例えばAの寸法(深さ、幅、長さ)の10%以内の関係も含む。
(【0011】以降は省略されています)
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