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公開番号
2025081002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194461
出願日
2023-11-15
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H10B
43/30 20230101AFI20250520BHJP()
要約
【課題】隣り合う記録セル間でのディスターブを抑制しつつ、チップ面積を縮小可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、導体基板と、複数の第1ゲートと、複数の第2ゲートと、複数の第1ゲート絶縁膜と、複数の第2ゲート絶縁膜と、複数の第1電荷蓄積膜と、複数の第2電荷蓄積膜とを備える。半導体基板は、主面を有する。主面には、第1ウェル領域、複数の第1不純物拡散領域と、第2ウェル領域と、複数の第2不純物拡散領域とが形成されている。第1ウェル領域及び第2ウェル領域は、平面視において、第1方向に沿って延在しており、かつ第1方向に垂直な第2方向に沿って間隔を空けて並んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
複数の第1ゲートと、
複数の第2ゲートと、
複数の第1ゲート絶縁膜と、
複数の第2ゲート絶縁膜と、
複数の第1電荷蓄積膜と、
複数の第2電荷蓄積膜とを備え、
前記半導体基板は、主面を有し、
前記主面には、第1ウェル領域、複数の第1不純物拡散領域と、第2ウェル領域と、複数の第2不純物拡散領域とが形成されており、
前記第1ウェル領域及び前記第2ウェル領域は、平面視において、第1方向に沿って延在しており、かつ前記第1方向に垂直な第2方向に沿って間隔を空けて並んでおり、
前記複数の第1不純物拡散領域は、前記第1ウェル領域において、前記第1方向に沿って間隔を空けて並ぶように前記主面に形成されており、
前記複数の第2不純物拡散領域は、前記第2ウェル領域において、前記第1方向に沿って間隔を空けて並ぶように前記主面に形成されており、
前記複数の第1ゲートの各々は、前記複数の第1不純物拡散領域のうちの隣り合う2つの間において前記複数の第1ゲート絶縁膜の各々を介在させて前記主面と対向しながら前記第2方向に沿って延在しており、
前記複数の第2ゲートの各々は、前記複数の第2不純物拡散領域のうちの隣り合う2つの間において前記複数の第2ゲート絶縁膜の各々を介在させて前記主面と対向しながら前記第2方向に沿って延在しており、
前記複数の第1電荷蓄積膜の各々は、前記複数の第1不純物拡散領域の各々と前記複数の第1ゲートの各々との間において前記主面上に配置されており、
前記複数の第2電荷蓄積膜の各々は、前記複数の第2不純物拡散領域の各々と前記複数の第2ゲートの各々との間において前記主面上に配置されており、
前記複数の第1ゲートのうちの1つは、前記複数の第2ゲートのうちの1つと接続されており、前記複数の第2ゲートのうちの前記1つと前記第1方向においてずれた位置にある、半導体装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記第1ウェル領域及び前記第2ウェル領域は、前記第1方向において互いにずれた位置にある、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1ウェル領域及び前記第2ウェル領域は、前記第1方向における位置が揃っている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記複数の第1ゲートのうちの前記1つは、接続部により前記複数の第2ゲートのうちの前記1つに接続されており、
前記接続部は、前記第1方向に沿って延在している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記複数の第1ゲートのうちの前記1つは、接続部により前記複数の第2ゲートのうちの前記1つに接続されており、
前記接続部は、平面視において前記第1方向に対して傾斜している方向に沿って延在している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1ウェル領域と前記第2ウェル領域との間の前記第2方向における間隔は、前記第1ウェル領域の前記第2方向における幅及び前記第2ウェル領域の前記第2方向における幅の0.9倍以下である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記複数の第1ゲートのうちの前記1つと前記複数の第2ゲートのうちの前記1つの間の最短距離は、前記第1ウェル領域の前記第2方向における幅及び前記第2ウェル領域の前記第2方向における幅よりも大きい、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記複数の第1ゲートのうちの前記1つと前記複数の第2ゲートのうちの前記1つとの間の前記第1方向における距離は、前記複数の第1ゲートのうちの隣り合う2つの間の前記第1方向における間隔及び前記複数の第2ゲートのうちの隣り合う2つの間の前記第1方向における間隔の0.5倍よりも大きい、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記複数の第1電荷蓄積膜の各々及び前記複数の第2電荷蓄積膜の各々は、第1膜と、前記第1膜上に配置されている第2膜とを有し、
前記第1膜の構成材料は、シリコン酸化物であり、
前記第2膜の構成材料は、シリコン窒化物である、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特開2021-190464号公報(特許文献1)には、半導体装置が記載されている。特許文献1に記載の半導体装置は、半導体層と、ゲート絶縁膜と、ゲートと、電荷蓄積膜とを有している。
【0003】
半導体層は、主面を有している。半導体層は、ウェル領域と、ソース領域と、ドレイン領域とを有している。ウェル領域は、主面に形成されている。ソース領域及びドレイン領域は、ウェル領域において、主面に形成されている。ソース領域及びドレイン領域は、互いに離間するように配置されている。
【0004】
ゲートは、ソース領域とドレイン領域との間において、ゲート絶縁膜を介在させて主面上に配置されている。電荷蓄積膜は、ソース領域とゲートとの間及びドレイン領域とゲートとの間において主面上に配置されている。電荷蓄積膜は、ゲート絶縁膜及びゲートの側面上にも配置されている。
【0005】
特許文献1に記載の半導体装置では、ゲート及びソースに対してドレインよりも高い電圧を印加することにより、ソースからドレインに向かって半導体層中において電流が流れる。この電流が流れるに伴って、電荷蓄積膜中にホットエレクトロンが注入される。このホットエレクトロンの注入によりゲートの閾値電圧が変化し、データの書き込みが行われることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-190464号公報 [概要] 特許文献1に記載の半導体装置において上記のようなメモリ構造を複数形成しようとする場合、隣り合うメモリ構造のゲートが互いに接続されることになる。この場合、1つのメモリ構造に対してデータの書き込む際、当該1つのメモリ構造を流れる電流が当該1つのメモリ構造と隣り合う他の1つのメモリ構造へと回り込むことがあり、当該他の1つのメモリ構造にもデータの書き込みが浅く行われてしまう(ディスターブが生じる)ことがある。
【0007】
本開示の半導体装置は、導体基板と、複数の第1ゲートと、複数の第2ゲートと、複数の第1ゲート絶縁膜と、複数の第2ゲート絶縁膜と、複数の第1電荷蓄積膜と、複数の第2電荷蓄積膜とを備える。半導体基板は、主面を有する。主面には、第1ウェル領域、複数の第1不純物拡散領域と、第2ウェル領域と、複数の第2不純物拡散領域とが形成されている。第1ウェル領域及び第2ウェル領域は、平面視において、第1方向に沿って延在しており、かつ第1方向に垂直な第2方向に沿って間隔を空けて並んでいる。複数の第1不純物拡散領域は、第1ウェル領域において、第1方向に沿って間隔を空けて並ぶように主面に形成されている。複数の第2不純物拡散領域は、第2ウェル領域において、第1方向に沿って間隔を空けて並ぶように主面に形成されている。複数の第1ゲートの各々は、複数の第1不純物拡散領域のうちの隣り合う2つの間において第1ゲート絶縁膜の各々を介在させて主面と対向しながら第2方向に沿って延在している。複数の第2ゲートの各々は、複数の第2不純物拡散領域のうちの隣り合う2つの間において第2ゲート絶縁膜の各々を介在させて主面と対向しながら第2方向に沿って延在している。複数の第1電荷蓄積膜の各々は、複数の第1不純物拡散領域の各々と複数の第1ゲートの各々との間において主面上に配置されている。複数の第2電荷蓄積膜の各々は、複数の第2不純物拡散領域の各々と複数の第2ゲートの各々との間において主面上に配置されている。複数の第1ゲートのうちの1つは、複数の第2ゲートのうちの1つと接続されており、複数の第2ゲートのうちの1つと第1方向においてずれた位置にある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
半導体装置100の平面図である。
図1中のII-IIにおける断面図である。
図1中のIII-IIIにおける断面図である。
半導体装置100の製造方法を示す製造工程図である。
素子分離膜形成工程S2を説明する断面図である。
ゲート絶縁膜形成工程S3を説明する断面図である。
第1イオン注入工程S4を説明する断面図である。
ゲート形成工程S5を説明する断面図である。
電荷蓄積膜形成工程S6を説明する断面図である。
第2イオン注入工程S7を説明する断面図である。
絶縁膜形成工程S8を説明する断面図である。
シリサイド工程S9を説明する断面図である。
層間絶縁膜形成工程S10を説明する断面図である。
コンタクトプラグ形成工程S11を説明する断面図である。
半導体装置200の平面図である。
図15中のXVI-XVIにおける断面図である。
半導体装置100Aの平面図である。
【0009】
[詳細な説明]
本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置を説明する。第1実施形態に係る半導体装置を、半導体装置100とする。
(【0011】以降は省略されています)
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