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公開番号
2025085997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199741
出願日
2023-11-27
発明の名称
太陽電池モジュール
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
H10F
19/80 20250101AFI20250530BHJP()
要約
【課題】ブチルゴム部材と保護部材との間の気泡の発生を抑制し、光の有効利用を高めた太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール100は、透明基材12と、透明基材12上に形成された薄膜系太陽電池セル20とを有する複数の薄膜系太陽電池サブモジュール10と、受光側保護部材3と、裏側保護部材4と、受光側封止材5aと、裏側封止材5bと、サブモジュール10の透明基材12から裏側保護部材4までの間において、サブモジュール10の周囲および裏側封止材5bの周囲を封止するブチルゴム部材8と、サブモジュール10の透明基材12側において、サブモジュール10の周囲に、ブチルゴム部材8と重なるように配置された金属薄膜9とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
透明基材と、前記透明基材上に形成された薄膜系太陽電池セルとをそれぞれ有する複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材側に配置された受光側保護部材と、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと前記受光側保護部材との間に配置された受光側封止材と、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材と反対側に配置された裏側保護部材と、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと前記裏側保護部材との間に配置された裏側封止材と、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材から前記裏側保護部材までの間において、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの周囲および前記裏側封止材の周囲を封止するブチルゴム部材と、
前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材側において、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの周囲に、前記ブチルゴム部材と重なるように配置された金属薄膜と、
を備える、太陽電池モジュール。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記金属薄膜は、更に、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材側において、複数の薄膜系太陽電池サブモジュール同士の間に、前記透明基材を跨ぐように配置されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記金属薄膜の表面は、凹凸構造を有する、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ペロブスカイト系(薄膜系)の太陽電池サブモジュールを備える太陽電池モジュールが開示されている。太陽電池サブモジュールは、透明基材上に形成されたペロブスカイト系(薄膜系)の太陽電池セルを備える。
【0003】
このような太陽電池モジュールでは、太陽電池サブモジュールを、例えば受光側ガラス板(保護部材)および裏側ガラス板(保護部材)、並びに封止材で封止する。更に、このような太陽電池モジュールでは、ペロブスカイト系(薄膜系)の太陽電池サブモジュールが湿度に弱いため、周囲の端部をブチルゴム部材で封止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/208854号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
太陽電池サブモジュールにおいて透明基材として例えばガラス板を用いると、太陽電池モジュールにおいてガラス板3枚構成となる。このようにガラス板3枚構成では、内部の太陽電池サブモジュールの透明基材が存在する箇所と存在しない箇所との凹凸(段差)が大きい。その結果、太陽電池モジュールの熱圧縮封止の際に、封止材やブチルゴムの流動による凹凸形状への順応が不十分となり、ブチルゴム部材とガラス板(特に、受光側ガラス板)との間に気泡が生じやすく、太陽電池モジュールの外観不良、劣化に繋がる。
【0006】
また、ブチルゴムが黒いため、ブチルゴムに入射する光を有効に使えない。
【0007】
本発明は、ブチルゴム部材と保護部材(特に、受光側保護部材)との間の気泡の発生を抑制し、光の有効利用を高めた太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る太陽電池モジュールは、透明基材と、前記透明基材上に形成された薄膜系太陽電池セルとをそれぞれ有する複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材側に配置された受光側保護部材と、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと前記受光側保護部材との間に配置された受光側封止材と、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材と反対側に配置された裏側保護部材と、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールと前記裏側保護部材との間に配置された裏側封止材と、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材から前記裏側保護部材までの間において、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの周囲および前記裏側封止材の周囲を封止するブチルゴム部材と、前記複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの前記透明基材側において、複数の薄膜系太陽電池サブモジュールの周囲に、前記ブチルゴム部材と重なるように配置された金属薄膜とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、太陽電池モジュールにおいて、ブチルゴム部材と保護部材(特に、受光側保護部材)との間の気泡の発生を抑制することができ、光の有効利用を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る太陽電池モジュールの概略断面図である。
本実施形態に係る太陽電池モジュールを受光面側から示す概略平面図である。
本実施形態に係る太陽電池モジュールを裏面側から示す概略平面図である。
図1~図3に示す太陽電池モジュールにおける太陽電池サブモジュールの概略断面図である。
第1比較例に係る太陽電池モジュールの概略断面図である。
第2比較例に係る太陽電池モジュールの概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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