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公開番号
2025098963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2024213751
出願日
2024-12-06
発明の名称
植毛装置
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
A41G
3/00 20060101AFI20250625BHJP(衣類)
要約
【課題】従来に比べて植毛ネットに対して毛髪材を安定的に植毛できる植毛装置を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の貫通孔が幅方向に直線状に並んだ貫通孔群を有する植毛ネットを搬送するネット搬送部と、毛髪材を植毛ネット側に向かって毛髪材の中間部から供給する毛髪材供給部と、毛髪材供給部から供給された毛髪材の中間部の一部を植毛ネットに対して取り付けて植毛する植毛針部と、貫通孔群の中心軸を結んだ直線の角度が、植毛ネットの搬送方向に対して88度以上92度以下の範囲になるように、少なくとも植毛ネットを搬送方向の上流側又は下流側に引き込む引込手段と、を備える構成とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の貫通孔が幅方向に直線状に並んだ貫通孔群を有する植毛ネットを搬送するネット搬送部と、
毛髪材を前記植毛ネット側に向かって前記毛髪材の中間部から供給する毛髪材供給部と、
前記毛髪材供給部から供給された前記毛髪材の中間部の一部を前記植毛ネットに対して取り付けて植毛する植毛針部と、
前記貫通孔群の中心軸を結んだ直線の角度が、前記植毛ネットの搬送方向に対して88度以上92度以下の範囲になるように、少なくとも前記植毛ネットを搬送方向の上流側又は下流側に引き込む引込手段と、を備える植毛装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記引込手段は、前記植毛ネット及び前記植毛針部によって植毛された毛髪材を搬送方向の下流側に引き込む、請求項1に記載の植毛装置。
【請求項3】
前記植毛針部によって植毛された毛髪材を搬送方向の下流側に送り出す送出手段を有する、請求項2に記載の植毛装置。
【請求項4】
前記送出手段は、前記植毛針部によって植毛された毛髪材を非接触で下流側に送り出すことが可能である、請求項3に記載の植毛装置。
【請求項5】
前記引込手段は、第1挟持ロールと、第2挟持ロールと、前記第1挟持ロールを前記第2挟持ロールに対して相対的に移動させる移動手段を有し、
前記引込手段は、前記第1挟持ロールを前記第2挟持ロールに近接させて少なくとも前記植毛ネットを挟持し、前記第1挟持ロール及び/又は前記第2挟持ロールを回転させることで、前記植毛ネットを搬送方向の上流側又は下流側に引き込む、請求項1又は2に記載の植毛装置。
【請求項6】
第1回転ロールと第2回転ロールを有し、
前記第1挟持ロールは、前記第1回転ロールと前記第2回転ロールのそれぞれの回転力が伝達されて回転するものであり、
前記第1挟持ロールは、前記第1挟持ロールの軸方向において、第1端部側に前記第1回転ロールが接触して回転力が伝達され、第2端部側に前記第2回転ロールが接触して回転力が伝達される、請求項5に記載の植毛装置。
【請求項7】
第1回転ロールと第2回転ロールを有し、
前記第1挟持ロールは、前記第1回転ロールと前記第2回転ロールのそれぞれの回転力が伝達されて回転するものであり、
前記第1回転ロールと前記第2回転ロールは、前記第1挟持ロールの軸方向において、植毛ネットの外側で第1挟持ロールに接する、請求項5に記載の植毛装置。
【請求項8】
前記第1挟持ロールは、前記第1挟持ロールの軸方向に対する交差方向であって、かつ前記第2挟持ロールに向かう方向に調整軸を有し、
前記第1挟持ロールは、前記調整軸を中心に回転可能である、請求項5に記載の植毛装置。
【請求項9】
前記調整軸は、前記第1挟持ロールの軸方向において、前記植毛ネットの外側にある、請求項8に記載の植毛装置。
【請求項10】
本体部で前記植毛ネットを支持する支持ロールを有し、
前記支持ロールは、回転軸に対して前記本体部の軸が偏心しており、
前記植毛針部は、前記支持ロールの回転を用いて前記毛髪材を前記植毛ネットに対して植毛する、請求項1~4のいずれか1項に記載の植毛装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植毛ネットに対して毛髪材を植毛する植毛装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、植毛ネットに対して植毛用の毛髪材を結びつける植毛装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の植毛装置では、エキセンに支持された植毛ネットの緯糸に対して第1鉤針を引っ掛け、引っ掛け部分を植毛ネットの緯糸を挟んで隣接する穴の間を挿通させてループ部を形成する。そして、特許文献1の植毛装置では、第1鉤針を基準として、第1鉤針を毛髪材の遠位側の糸に引っ掛けたのち、ストッカーから毛髪材が自由に移動できる状態で、引っ掛けた遠位側の糸をループ部に通過させて引き抜くことで、植毛ネットに対して植毛することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-125569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の植毛装置において連続的に毛髪材を植毛ネットに植毛するためには、第1動作の開始時において、第1鉤針を挿入する挿入予定位置が植毛ネットの穴と重なっている必要がある。
特許文献1の植毛装置では、第5動作におけるエキセンの1/4回転動作によって形成される植毛ネットの撓みを第17動作におけるエキセンの旋回によって吸収している。
【0005】
しかしながら、植毛ネットが伸縮性を有する場合、第17動作におけるエキセンの旋回では撓みが吸収できなかったり、毛髪材の自重により植毛ネットが変形して植毛ネットが傾いてしまったりし、挿入予定位置が植毛ネットの穴と重ならない場合がある。このような場合、続く植毛動作において第1鉤針が植毛ネットの緯糸に接触し、毛髪材を植毛ネットに植毛できない可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、従来に比べて植毛ネットに対して毛髪材を安定的に植毛できる植毛装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、複数の貫通孔が幅方向に直線状に並んだ貫通孔群を有する植毛ネットを搬送するネット搬送部と、毛髪材を前記植毛ネット側に向かって前記毛髪材の中間部から供給する毛髪材供給部と、前記毛髪材供給部から供給された前記毛髪材の中間部の一部を前記植毛ネットに対して取り付けて植毛する植毛針部と、前記貫通孔群の中心軸を結んだ直線の角度が、前記植毛ネットの搬送方向に対して88度以上92度以下の範囲になるように、少なくとも前記植毛ネットを搬送方向の上流側又は下流側に引き込む引込手段と、を備える植毛装置である。
【0008】
本様相によれば、引込手段によって植毛ネットが実質的に傾かない状態となるように少なくとも植毛ネットを引き込むため、植毛ネットが撓まず、続けて植毛針部を穴に通しやすく、従来に比べて植毛ネットに対して毛髪材を安定的に植毛できる。
【0009】
ところで、特許文献1の植毛装置では、植毛ネットに毛髪材を植毛した後、糸落としバーによって毛髪材を下方に落とし込んで整髪させているが、整髪させた後の毛髪材が自由に動ける状態となっており、整髪させた後の毛髪材が、例えば、静電気等によって糸落としバーの上昇に伴い、毛髪材の一部が糸落としバーに追随するなどの要因によって、上流側の植毛部分に毛髪材が重なる場合がある。植毛部分に毛髪材が重なると、植毛駒針の移動を毛髪材が妨げ、続けて植毛できない場合もあり得る。
【0010】
そこで、好ましい様相は、前記引込手段は、前記植毛ネット及び前記植毛針部によって植毛された毛髪材を搬送方向の下流側に引き込む。
(【0011】以降は省略されています)
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