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公開番号
2025104801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222877
出願日
2023-12-28
発明の名称
ゴム組成物、ゴム製品、および空気入りタイヤ
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
9/00 20060101AFI20250703BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】転がり抵抗が低いゴム製品が得られるゴム状組成物、当該ゴム組成物から得られるゴム製品、および当該ゴム製品としての空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム(A)、シリカ(B)、カーボンブラック(C)、シランカップリング剤(D)、および(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)を含有するゴム組成物であって、前記(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)の一方の末端に、下記一般式(1)で表される基を有する、ゴム組成物を用いる。
【化1】
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特許請求の範囲
【請求項1】
ジエン系ゴム(A)、シリカ(B)、カーボンブラック(C)、シランカップリング剤(D)、および(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)を含有するゴム組成物であって、
前記(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)の一方の末端に、下記一般式(1)で表される基を有する、ゴム組成物。
TIFF
2025104801000005.tif
26
134
(式(1)中、R
1
およびR
2
は、同一または異なって、水素原子、または炭素数1~20のアルキル基、または炭素数6~20のアリール基を表す。ただしR
1
とR
2
が同時に水素原子であることはない。R
3
は、水素原子、またはメチル基を表す。ただし前記アルキル基またはアリール基には、酸素原子、ハロゲン原子、NHR
4
、およびNR
4
R
5
からなる群から選択される1種以上で部分的に置換されている基も含まれる。ここでR
4
およびR
5
は、同一または異なって、水素原子、または炭素数1~8のアルキル基、または炭素数6~11のアリール基を表す。Yは、炭素数1~18のアルキレン基、または単結合を表す。)
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
ジエン系ゴム(A)100重量部に対して、シリカ(B)5~200重量部、カーボンブラック(C)0.5~50重量部、シランカップリング剤(D)0.5~20重量部、および前記(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)1~20重量部を含有する、請求項1に記載のゴム組成物。
【請求項3】
前記ジエン系ゴム(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム、およびブタジエンゴムからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載のゴム組成物。
【請求項4】
請求項1または2に記載のゴム組成物から得られるゴム製品。
【請求項5】
請求項4に記載のゴム製品である、空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム組成物、ゴム製品、および空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車業界においては、自動車の低燃費化の要請があり、転がり抵抗が低いタイヤを提供可能なトレッド用ゴム組成物が求められている。
【0003】
タイヤの転がり抵抗を低くするゴム組成物としては、例えば、ジエン系ゴムを含むゴム組成物において、ジエン系ゴムの加硫時に反応可能なアクリロイル基を分子片末端に有する(メタ)アクリル系重合体が配合されたゴム組成物が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-084363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者が検討したところ、特許文献1に開示されたゴム組成物を用いた場合、タイヤの転がり抵抗が低くなるものの、さらなる改善が求められる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、転がり抵抗が低いゴム製品が得られるゴム状組成物、当該ゴム組成物から得られるゴム製品、および当該ゴム製品としての空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、特許文献1に開示されたアクリロイル基を分子片末端に有する(メタ)アクリル系重合体の代わりに、特定の置換基を一方の末端に有する(メタ)アクリル系重合体を配合することにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本開示の態様は、以下のゴム組成物、ゴム製品、および空気入りタイヤに関する。
【0009】
[1] ジエン系ゴム(A)、シリカ(B)、カーボンブラック(C)、シランカップリング剤(D)、および(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)を含有するゴム組成物であって、
前記(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)の一方の末端に、下記一般式(1)で表される基を有する、ゴム組成物。
TIFF
2025104801000001.tif
26
134
(式(1)中、R
1
およびR
2
は、同一または異なって、水素原子、または炭素数1~20のアルキル基、または炭素数6~20のアリール基を表す。ただしR
1
とR
2
が同時に水素原子であることはない。R
3
は、水素原子、またはメチル基を表す。ただし前記アルキル基またはアリール基には、酸素原子、ハロゲン原子、NHR
4
、およびNR
4
R
5
からなる群から選択される1種以上で部分的に置換されている基も含まれる。ここでR
4
およびR
5
は、同一または異なって、水素原子、または炭素数1~8のアルキル基、または炭素数6~11のアリール基を表す。Yは、炭素数1~18のアルキレン基、または単結合を表す。)
[2] ジエン系ゴム(A)100重量部に対して、シリカ(B)5~200重量部、カーボンブラック(C)0.5~50重量部、シランカップリング剤(D)0.5~20重量部、および前記(メタ)アクリル酸エステル系重合体(E)1~20重量部を含有する、[1]に記載のゴム組成物。
[3] 前記ジエン系ゴム(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム、およびブタジエンゴムからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]または[2]に記載のゴム組成物。
[4] [1]~[3]のいずれかに記載のゴム組成物から得られるゴム製品。
[5] [4]に記載のゴム製品である、空気入りタイヤ。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、転がり抵抗が低いゴム製品が得られるゴム状組成物、当該ゴム組成物から得られるゴム製品、および当該ゴム製品としての空気入りタイヤを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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