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公開番号
2025110200
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004001
出願日
2024-01-15
発明の名称
飲料供給装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A47J
31/60 20060101AFI20250718BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】抽出機の洗浄を良好に行うこと。
【解決手段】粉砕された原料と湯とが投入される抽出機30に対し加圧空気を供給することにより原料と湯とを撹拌させつつ飲料を抽出させる制御部12を備え、抽出機30で抽出された飲料を、飲料供給ライン(48)を通じてノズル22aよりカップCに吐出して供給する飲料供給装置1であって、制御部12は、抽出機30に薬剤Yが投入されて所定の洗浄要件が具備することを条件として、抽出機30に湯を投入しつつ加圧空気を供給することにより薬剤Yと湯とを撹拌混合させる撹拌混合工程と、ノズル22aより薬剤Yと湯との混合液KLを吐出させる混合液吐出工程と、抽出機30に湯を投入しつつエアポンプ72を駆動させて撹拌用エアラインを通じて加圧空気を供給することにより湯をリンス湯RLとして撹拌させ、その後に飲料供給ラインを通じてノズル22aよりリンス湯RLを吐出させるリンス工程を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
粉砕された原料と湯とが投入される抽出機と、
前記抽出機に対し、エアポンプを駆動させて撹拌用エアラインを通じて加圧空気を供給することにより前記原料と前記湯とを撹拌させる一方、前記エアポンプを駆動させて抽出用エアラインを通じて加圧空気を供給することにより飲料を抽出させる制御部と
を備え、
前記抽出機で抽出された飲料を、飲料供給ラインを通じてノズルよりカップに吐出して供給する飲料供給装置であって、
前記制御部は、前記抽出機に薬剤が投入されて所定の洗浄要件が具備することを条件として、
前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記薬剤と前記湯とを撹拌混合させる撹拌混合工程と、
前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記薬剤と前記湯との混合液を吐出させる混合液吐出工程と、
前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記湯をリンス湯として撹拌させ、その後に前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記リンス湯を吐出させるリンス工程と
を行うことを特徴とする飲料供給装置。
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【請求項2】
前記混合液吐出工程は、前記制御部が、前記抽出用エアラインを通じて前記加圧空気を前記抽出機に供給することにより、前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記薬剤と前記湯との混合液を吐出させることを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
【請求項3】
前記リンス工程は、前記制御部が、前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記湯をリンス湯として撹拌させ、その後に前記抽出用エアラインを通じて前記加圧空気を前記抽出機に供給することにより、前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記リンス湯を吐出させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記撹拌混合工程の後に、前記エアポンプを駆動停止にさせて前記混合液を前記抽出機に静置させる混合液静置工程を行うことを特徴とする請求項3に記載の飲料供給装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記混合液静置工程の後に、前記エアポンプを所定時間だけ駆動させることにより、前記混合液を前記ノズルまで送出させて前記飲料供給ラインに充填させる充填工程を行うことを特徴とする請求項4に記載の飲料供給装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記リンス工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
【請求項7】
前記抽出機は、円筒状のシリンダと、前記シリンダの上面開口を閉塞するトップシール部と、前記シリンダの下面開口を開閉するフィルタブロックとを有するブリュアユニットを備え、
前記制御部は、薬剤が載置された前記フィルタブロックが前記シリンダの下面開口を閉塞し、かつ洗浄指令が与えられたことを前記洗浄要件とすることを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、装置本体の内部に設けられた抽出機により粉砕された原料と湯とから飲料を抽出し、抽出した飲料をノズルより吐出することにより、飲料供給部に載置された容器であるカップに供給する飲料供給装置が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1では特に言及されていないが、上記飲料供給装置では、所定のタイムスケジュールに従って抽出機等の洗浄を行われている。この抽出機の洗浄は、該抽出機に対して湯をリンス湯として供給し、該抽出機の洗浄に供されたリンス湯をノズルより吐出させるようにしている。
【0005】
しかしながら、上記飲料供給装置では、抽出機をリンス湯のみで洗浄しているために次のような問題があった。すなわち、原料がコーヒー豆等である場合には該抽出機の内壁に油分が付着することがあり、リンス湯のみで洗浄しても、結果的に洗浄が不十分なものとなるおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、抽出機の洗浄を良好に行うことができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、粉砕された原料と湯とが投入される抽出機と、前記抽出機に対し、エアポンプを駆動させて撹拌用エアラインを通じて加圧空気を供給することにより前記原料と前記湯とを撹拌させる一方、前記エアポンプを駆動させて抽出用エアラインを通じて加圧空気を供給することにより飲料を抽出させる制御部とを備え、前記抽出機で抽出された飲料を、飲料供給ラインを通じてノズルよりカップに吐出して供給する飲料供給装置であって、前記制御部は、前記抽出機に薬剤が投入されて所定の洗浄要件が具備することを条件として、前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記薬剤と前記湯とを撹拌混合させる撹拌混合工程と、前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記薬剤と前記湯との混合液を吐出させる混合液吐出工程と、前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記湯をリンス湯として撹拌させ、その後に前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記リンス湯を吐出させるリンス工程とを行うことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記混合液吐出工程は、前記制御部が、前記抽出用エアラインを通じて前記加圧空気を前記抽出機に供給することにより、前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記薬剤と前記湯との混合液を吐出させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記リンス工程は、前記制御部が、前記抽出機に湯を投入しつつ前記エアポンプを駆動させて前記撹拌用エアラインを通じて前記加圧空気を供給することにより前記湯をリンス湯として撹拌させ、その後に前記抽出用エアラインを通じて前記加圧空気を前記抽出機に供給することにより、前記飲料供給ラインを通じて前記ノズルより前記リンス湯を吐出させることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記制御部は、前記撹拌混合工程の後に、前記エアポンプを駆動停止にさせて前記混合液を前記抽出機に静置させる混合液静置工程を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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