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公開番号
2025105229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223645
出願日
2023-12-28
発明の名称
試料分析装置
出願人
タカノ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
33/53 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定レンジが大きく異なる複数種類の反応物質との反応を用いる検査において、測定時間の短縮及び効率化を実現できる試料分析装置を提供する。
【解決手段】試料分析装置1は、検体に含まれる成分に対して反応する複数種類の反応物質からなる第1反応物質群と、検体に含まれる成分に対して反応する、第1反応物質群に含まれる反応物質とは異なる種類の第2反応物質と、のそれぞれの反応に基づく受光情報を含む画像を撮像する撮像装置としての測定ユニット23と、画像中の受光情報に対し、第1物質群に対応する第1判定値に基づいて受光情報を解析するとともに、第2物質に対応する第2判定値に基づいて受光情報を解析する制御装置としての制御ユニット50と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
検体に含まれる成分に対して反応する複数種類の反応物質からなる第1反応物質群と、前記検体に含まれる成分に対して反応する、前記第1反応物質群に含まれる前記反応物質とは異なる種類の第2反応物質と、のそれぞれの前記反応に基づく受光情報を含む画像を撮像する撮像装置と、
前記画像中の前記受光情報に対し、前記第1反応物質群に対応する第1判定値に基づいて前記受光情報を解析するとともに、前記第2反応物質に対応する第2判定値に基づいて前記受光情報を解析する制御装置と、
を備える試料分析装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記第1反応物質群に含まれる各反応物質及び、前記第2反応物質のそれぞれに対して設定される補正値と、前記画像中の受光量と、に基づいて前記受光情報を解析する、
請求項1に記載の試料分析装置。
【請求項3】
前記制御装置の解析結果を表示する表示装置を更に備え、
前記制御装置は、
前記第1反応物質群に対する解析結果と、前記第2反応物質に対する解析結果と、を前記表示装置に出力する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項4】
前記第1反応物質群に含まれる複数種類の前記反応物質は、それぞれが検体に含まれる成分に対して特異的に反応し、
前記第2反応物質は、前記検体に含まれる成分に対して非特異的に反応する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項5】
前記撮像装置は、
露光時間を複数に分けて複数の前記画像を取得し、
前記制御装置は、
前記複数の画像を積算し、前記受光情報を解析する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、試料分析装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
検体に含まれる成分に対して反応する反応物質を利用して、検体を分析する技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして例えば特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-185147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、被検者がアレルギー体質であるかを検査するため、特異的IgE検査や非特異的IgE検査を実施する場合がある。複数種類の反応物質(抗原)に対してそれぞれ特異的に反応するIgEの濃度を測定する特異的IgE検査に比べて、IgE自体の濃度を測定する非特異的IgE検査は、測定レンジが大きく異なる。そのため、特異的IgE検査と非特異的IgE検査の測定は、撮像条件を変える等、別々に測定されている。測定レンジが大きく異なる複数種類の反応物質との反応を用いて検査する技術には、測定時間の短縮や効率化という観点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、測定レンジが大きく異なる複数種類の反応物質との反応を用いる検査において、測定時間の短縮及び効率化を実現できる試料分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、検体に含まれる成分に対して反応する複数種類の反応物質からなる第1反応物質群と、前記検体に含まれる成分に対して反応する、前記第1反応物質群に含まれる前記反応物質とは異なる種類の第2反応物質と、のそれぞれの前記反応に基づく受光情報を含む画像を撮像する撮像装置と、前記画像中の前記受光情報に対し、前記第1反応物質群に対応する第1判定値に基づいて前記受光情報を解析するとともに、前記第2反応物質に対応する第2判定値に基づいて前記受光情報を解析する制御装置と、を備える試料分析装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、測定レンジが大きく異なる複数種類の反応物質との反応を用いる検査において、測定時間の短縮及び効率化を実現できる試料分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る試料分析装置の斜視図である。
本実施形態の試料分析装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態の検査キットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニット及びカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態の分析チップの分解斜視図である。
本実施形態の分析チップの断面図である。
本実施形態の分析チップの底面図である。
本実施形態のカートリッジの背面図である。
本実施形態の試料分析装置によるアレルギー測定の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態の試料分析装置による解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御ユニットの判定基準である特異的IgEに対する第1判定値の一例を示す表である。
制御ユニットの判定基準である非特異的IgEに対する第2判定値の一例を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の試料分析装置としての試料分析装置1の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る試料分析装置1の斜視図である。図2は、本実施形態の試料分析装置1の機能的構成を示すブロック図である。図3は本実施形態の検査キット2の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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