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公開番号
2025114033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008425
出願日
2024-01-24
発明の名称
音響装置及びサウンドマスキングシステム
出願人
コクヨ株式会社
,
タカノ株式会社
代理人
個人
主分類
H04R
1/20 20060101AFI20250729BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】床上空間に露出させて配置しても真下の音圧レベルと他の位置の音圧レベルとの間に大きな差異が生じるのを有効に抑制する音響装置及びその音響装置の特性を生かしたサウンドマスキングシステムを提供する。
【解決手段】音響装置1は、マスキング音を発生するスピーカー2と、このスピーカー2を覆うカバー部材3とを備え、屋内の空間Sに露出させた状態でその空間Sの天井部分Tに配設することができるものとし、カバー部材3を、スピーカー2からの音を外周囲に放出する形態をなし、下面に少なくとも吸音機能を有する底壁31を備える。カバー部材3は、底壁31に加え、天壁33を備えたものであってもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
音を発生するスピーカーと、このスピーカーを覆うカバー部材とを備え、屋内の空間に露出させた状態でその空間の天井部分に配設することが可能な音響装置であって、
前記カバー部材は、前記スピーカーからの音を外周囲に放出し得る形態をなし、下面に少なくとも吸音機能を有する底壁を備えたものである音響装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記カバー部材は、前記底壁と、この底壁の外周縁に連続する周壁とを少なくとも備えた平面視略円形状のものであり、その略中心位置に前記スピーカーが上向きに配されている請求項1記載の音響装置。
【請求項3】
前記カバー部材は、上面に音を反転させる機能を有する天壁を備えたものである請求項2記載の音響装置。
【請求項4】
前記底壁及び前記天壁が、吸音体を主体に構成されたものである請求項3記載の音響装置。
【請求項5】
前記吸音体が、吸音フェルトボードである請求項4記載の音響装置。
【請求項6】
前記周壁が、クロス生地を主体に構成されたものである請求項2記載の音響装置。
【請求項7】
前記カバー部材が、懸吊具を介して天井面よりも下方に懸吊支持されている請求項1記載の音響装置。
【請求項8】
請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の音響装置を複数台水平方向に間隔を空けて配置してなり、前記音響装置からサウンドマスキング音を放出するようにしたサウンドマスキングシステム。
【請求項9】
床上における特定の音響装置の真下位置にある音圧と、隣接する2台の音響装置から等距離位置にある音圧との差が、2dB以内になるように設定されている請求項8記載のサウンドマスキングシステム。
【請求項10】
前記各音響装置に、サウンドマスキング音を再生するための音源データ及びアンプがそれぞれ内蔵されており、
前記各音響装置から放出されるサウンドマスキング音の出力レベルを個別に調整することができるように構成されている請求項8記載のサウンドマスキングシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音響装置及びその音響装置を使用したサウンドマスキングシステムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
オフィスビル等においては、フロアを複数のエリアに区成して使用することが一般に行われている。その場合、隣接するエリア間で会話や物音等が聞こえ伝わるのを抑制したいという要望があり、それに応えるべく種々のサウンドマスキングシステムが開発されている。
【0003】
この種のサウンドマスキングシステムとしては、フロアに面する天井板と建築天井面との間に形成される天井裏の空間にマスキング音を出力する音響装置を配するものが普及している(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
なお、他の方式として、音響装置を床上空間に露出させて配置することも考えられるが、音響装置を天井裏に代えてフロアの上方に露出させて配置すると、音響装置の真下の音圧レベルと他の箇所の音圧レベルとの間に大きな相違が生じ易く、フロア上の各領域で音の強弱が発生し易くなること予想される。
【0005】
かかる強弱は、音響装置の吊り下げ高さを変化させたり、適切な箇所に反射壁を配置する等の工夫を凝らすことにより調整することができなくはないが、かかる設置時の調整をなるべく簡易に済ませることができる音響装置の出現が望まれている。
【0006】
以上は、サウンドマスキングシステムに使用される音響装置に特化して説明したが、通常のBGM用の音響装置等においても、それに準じた課題が指摘されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
“サウンドマスキングシステム”,コクヨ総合カタログ2008年版ファニチャー編,コクヨ株式会社,平成19年12月,p.223
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
請求項1~7に係る発明は、床上空間に露出させて配置しても真下の音圧レベルと他の位置の音圧レベルとの間に大きな差異が生じるのを有効に抑制することができる音響装置を提供することを主な目的としている。
【0009】
また、請求項8~10に係る発明は、請求項1~7記載の音響装置をサウンドマスキング音の音源として用いることによって、床上空間の各所でマスキング音の音圧レベルにむらが生じるのを抑制することができるサウンドマスキングシステムを提供することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1記載の発明に係る音響装置は、音を発生するスピーカーと、このスピーカーを覆うカバー部材とを備え、屋内の空間に露出させた状態でその空間の天井部分に配設することが可能な音響装置であって、前記カバー部材は、前記スピーカーからの音を外周囲に放出し得る形態をなし、下面に少なくとも吸音機能を有する底壁を備えたものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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