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公開番号
2025114440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024107221
出願日
2024-07-03
発明の名称
空気圧縮機構造
出願人
已久工業股ふん有限公司
代理人
個人
主分類
G01L
7/16 20060101AFI20250729BHJP(測定;試験)
要約
【目的】圧力計の構造を簡素化し、耐用性を兼ね備えた空気圧縮機構造を提供する。
【解決手段】空気圧縮機構造は、シリンダー、ピストン、シリンダーカバー、および圧力計を含む。ピストンは、シリンダー内に結合され、往復運動を行って圧縮空気を生成する。シリンダーカバーは、シリンダーに組み立てられ、圧縮空気を受け取る。圧力計は、推進筒、文字盤、指針、およびバネを含む。推進筒は、シリンダーカバー内に移動可能に設置され、推進筒は、ギアラックを有する。文字盤は、シリンダーカバーの表面に設置される。指針は、指針部および回転軸を有し、回転軸は、シリンダーカバーに設置され、回転軸は、ギアを有し、ギアラックに結合される。指針部は、回転軸から延伸し、文字盤上に位置する。バネは、シリンダーカバー内に設置され、推進筒に当接する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シリンダーと、
圧縮空気を生成するように往復運動を行って、前記シリンダー内に結合されるピストンと、
前記圧縮空気受け取るように前記シリンダーに組み立てられるシリンダーカバーと、
圧力計と、を含み、
前記圧力計が、
前記シリンダーカバー内に移動可能に設置され、ギアラックを有する推進筒と、
前記シリンダーカバーの表面に設置された文字盤と、
指針部および回転軸を有し、前記回転軸が、前記シリンダーカバーに設置され、前記回転軸が、ギアを有し、前記ギアラックに結合され、前記指針部が、前記回転軸から延伸し、前記文字盤上に位置する指針と、
前記シリンダーカバー内に設置され、前記推進筒に当接したバネと、を含み、
前記圧縮空気が、前記推進筒に駆動力を提供して、前記推進筒を前記シリンダーカバー内で移動させ、前記バネを変形させて弾力を生成し、移動中の前記推進筒が、前記ギアラックと前記ギアを組み合わせることによって、前記指針の前記指針部を前記文字盤上で動かし、前記駆動力と前記弾力の平衡が保たれたときに、前記推進筒が移動を停止して、前記圧縮空気の圧力値を反映する
空気圧縮機構造。
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【請求項2】
前記圧力計が、調整部材をさらに含み、
前記調整部材が、前記シリンダーカバーに移動可能に組み立てられた、前記バネが、前記調整部材と前記推進筒の間に当接した請求項1に記載の空気圧縮機構造。
【請求項3】
前記調整部材が、カバー本体およびシャフト本体を含み、前記カバー本体が、前記シリンダーカバーに移動可能にネジ留めされ、前記バネが、前記カバー本体と前記推進筒の間に当接し、前記シャフト本体が、前記カバー本体から延伸して前記シリンダーカバーの中まで伸び、前記バネが、前記シャフト本体にスリーブ接続された請求項2に記載の空気圧縮機構造。
【請求項4】
前記シャフト本体の外径が、前記推進筒の内径よりも小さいため、前記推進筒が前記圧縮空気により駆動されて移動するときに、前記シャフト本体にスリーブ接続することができる請求項3に記載の空気圧縮機構造。
【請求項5】
前記シリンダーカバーが、互いに連通した収容室と空気貯蔵室を有し、前記空気貯蔵室が、前記圧縮空気を受け取り、前記推進筒、前記指針の一部、前記バネ、および前記シャフト本体が、前記収容室に設置された請求項3に記載の空気圧縮機構造。
【請求項6】
前記推進筒が、ノッチを有し、前記ギアラックが、前記ノッチの一側に位置し、前記回転軸が、前記ノッチおよび前記推進筒を貫通する請求項1に記載の空気圧縮機構造。
【請求項7】
前記圧力計が、シールリングをさらに含み、
前記シールリングが、前記推進筒にスリーブ接続され、前記シリンダーカバーの内壁に当接し、
前記シールリングが、前記推進筒とともに前記シリンダーカバー内で移動する請求項1に記載の空気圧縮機構造。
【請求項8】
前記シリンダーカバーが、外部環境に連通する排圧口を有し、
前記排圧口が、前記シールリングの移動経路上に位置し、前記シールリングが前記排圧口に到達したとき、前記圧縮空気が、前記排圧口を介して前記空気圧縮機構造から排出される請求項7に記載の空気圧縮機構造。
【請求項9】
前記指針が、前記回転軸に駆動されて前記文字盤上で回転し、前記文字盤が、複数の異なる識別方向から1つを選択して前記シリンダーカバーの表面に配置された請求項1に記載の空気圧縮機構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気圧縮機構造に関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、車のタイヤやエアマットレスなどの物品に空気を充填するために使用される小型空気圧縮機には、機体の空気貯蔵ベースに2つの排気ダクト(duct)が設置されており、1つは、圧力計を取り付けるために使用され、もう1つは、空気ノズルを備えたホースを一端に接続するために使用される。この空気ノズルは、車のタイヤなどの膨らませたい物品に接続され、空気圧縮機の動作によって生成された圧縮空気を膨らませたい物品に運ぶことで、空気充填の目的を達成する。圧力計は、使用者が現在の圧力値を目視できるようにするためのものであり、空気充填動作の安全性を制御する基礎として使用される。
【0003】
上述した圧力計は、多くの場合、ブルドン管(Bourdon tube)の原理に基づいて製造される機械式指針タイプの圧力計であるが、この種の圧力計は、多くの精密部品を必要とし、また、精密部品は、損傷しやすく、計測時の精度を低下させるため、この種の圧力計は、使用効率が評価されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、圧力計の構造を簡素化し、耐用性を兼ね備えた空気圧縮機構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の空気圧縮機構造は、シリンダー、ピストン、シリンダーカバー、および圧力計を含む。ピストンは、シリンダ内に結合され、往復運動を行って圧縮空気を生成する。シリンダーカバーは、シリンダーに組み立てられ、圧縮空気を受け取る。圧力計は、推進筒、文字盤、指針、およびバネを含む。推進筒は、シリンダーカバー内に移動可能に配置され、推進筒は、ギアラックを有する。文字盤は、シリンダーカバーの表面に設置される。指針は、指針部および回転軸を有する。回転軸は、シリンダーカバーに設置され、回転軸は、ギアを有し、ギアラックに結合される。指針部は、回転軸から延伸し、文字盤上に位置する。バネは、シリンダーカバー内に設置され、推進筒に当接する。圧縮空気は、推進筒に駆動力を提供して、推進筒をシリンダーカバー内で移動させ、バネを変形させて弾力を生成する。移動中の推進筒は、ギアラックとギアを組み合わせることによって、指針の指針部を文字盤上で動かし、駆動力と弾力の平衡が保たれたときに、推進筒が移動を停止して、圧縮空気の圧力値を反映する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、空気圧縮機構造の圧力計をシリンダーカバーに設置するため、シリンダー内でピストンを往復運動させることによって生成された圧縮空気がシリンダーカバーに直接進入し、圧力計を介して圧縮空気の圧力値を迅速に反映させることができる。圧力計は、推進筒、文字盤、指針、およびバネを含み、圧縮空気が推進筒に駆動力を提供することにより、推進筒をシリンダーカバー内で移動させ、移動中の推進筒は、ギアラックと指針のギアを組み合わせることによって、推進筒の直線運動を指針の回転運動に変換することができる。同時に、推進筒の直線運動は、駆動力と弾力の平衡が保たれるまで、その上に当接したバネに変形を生じさせて弾力を生成し、弾力と駆動力の平衡が保たれたときに、推進筒が移動を停止し、この時の指針が文字盤を指して圧縮空気の圧力値を反映する。したがって、圧力計は、現有技術と比較して、明らかに構成要素を簡素化する効果を有し、構成要素間の連結連携は、直感的で複雑な設計を必要としないため、シンプルでコンパクトな構造を有効に兼ね備えた状況で、圧力感知の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の1つの実施形態に係る空気圧縮機構造の概略図である。
図1の空気圧縮機構造の分解図である。
シリンダーカバーの構成要素の分解図である。
シリンダーカバーの部分的断面図である。
シリンダーカバーと圧力計の部分的断面図である。
図5Aの圧力計の別の状態を示したものである。
文字盤を1つの識別方向においてシリンダーカバーに配置したときの概略図である。
文字盤を別の識別方向においてシリンダーカバーに配置したときの概略図である。
文字盤をさらに別の識別方向においてシリンダーカバーに配置したときの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明の1つの実施形態に係る空気圧縮機構造の概略図である。図2は、図1の空気圧縮機構造の分解図である。ここで、構成要素を描写しやすくするため、直角座標X-Y-Zを提供する。図1および図2を同時に参照すると、本実施形態において、空気圧縮機構造100は、シリンダー110、シリンダーカバー120、ピストン130、伝動機構140、モータ150、および圧力計160を含む。シリンダーカバー120は、シリンダー110に組み立てられる。伝動機構140は、モータ150とピストン130の下端部の間に接続され、ピストン130の上端部は、シリンダー110内に移動可能に結合されるため、モータ150は、伝動機構140(例えば、図中のギアセット)を介してシリンダー110内で往復運動するようにピストン130を駆動し、圧縮空気を生成することができる。ここで、ピストン130の上端部は、往復運動とともにシリンダーカバー120に近づくように、または離れるように移動し、ピストン130の行程が空気を圧縮したとき、その上端部もシリンダーカバー120に向かって移動して、圧縮空気をシリンダー110からシリンダーカバー120に向かって押し込む動作を同時に行う。ピストン130が元に戻りリセットされたとき、ピストン130の上端部がシリンダーカバー120から離れ、外部環境の空気がシリンダー110に流れ込む。シリンダーカバー120は、排気口123を有し、ピストン130がシリンダー110内で圧縮空気を生成した後、圧縮空気は、上述したように、ピストン130によってシリンダーカバー120に押し込まれ、その後、排気口123を介して空気圧縮機構造100から排出される。
【0009】
図2に示すように、シリンダーカバー120は、構造上、一体型の構造特徴を表し、カバー本体121、キャリア122、および上述した排気口123に分けられる。ここで、圧縮空気は、シリンダー110からシリンダーカバー120のカバー本体121に進入した後、キャリア122の空気貯蔵室122aに進入し、最終的に、排気口123を介してシリンダーカバー120から排出される。
【0010】
図3は、シリンダーカバーの構成要素の分解図である。図4は、シリンダーカバーの部分的断面図である。図5Aは、シリンダーカバーと圧力計の部分的断面図である。図3、図4、および図5Aを同時に参照すると、本実施形態において、排気口123は、空気貯蔵室122aに延伸して開口123aを形成するため、上述した圧縮空気は、カバー本体121を介してキャリア122の空気貯蔵室122aに進入した後、開口123aおよび排気口123を介してキャリア122から排出される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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