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公開番号
2025092406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024163221
出願日
2024-09-20
発明の名称
ガスセンサ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
27/407 20060101AFI20250612BHJP(測定;試験)
要約
【課題】セパレータの後端側での端子金具の破断を抑制したガスセンサを提供する。
【解決手段】軸線O方向に延び、後端側の主面20m1、20mに電極パッド21a、21bを有する板状のセンサ素子20と、軸線方向に延び、電極パッドに電気的に接続される端子金具71と、軸線方向に貫通してセンサ素子の後端側および端子金具を収容する収容部50hを有し、端子金具を保持するセパレータ50と、を備えたガスセンサ10であって、収容部は、セパレータの後端向き面に向かうにつれて主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面50sを有し、端子金具は、テーパ面に向けて突出する突部75を有し、突部がテーパ面に当接する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線方向に延び、後端側の主面に電極パッドを有する板状のセンサ素子と、
前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、
前記軸線方向に貫通して前記センサ素子の後端側および前記端子金具を収容する収容部を有し、前記端子金具を保持するセパレータと、
を備えたガスセンサであって、
前記収容部は、前記セパレータの後端向き面に向かうにつれて前記主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面を有し、
前記端子金具は、前記テーパ面に向けて突出する突部を有し、
前記突部が前記テーパ面に当接することを特徴とするガスセンサ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記突部は、前記軸線方向の先端側に延びる舌片部であることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
【請求項3】
前記端子金具は板状をなし、前記テーパ面に板面が臨み、
前記突部は、前記端子金具の少なくとも一方の側面から前記テーパ面に向かって折り返された板片部であることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
【請求項4】
前記突部は、前記端子金具を前記テーパ面に向かって突出するように折り曲げた折り曲げ部であることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
【請求項5】
前記突部は、前記端子金具の前記テーパ面に臨む部位に、別部材を固定してなることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば燃焼器や内燃機関等の燃焼ガスや排気ガス中に含まれる特定ガスのガス濃度を検出するのに好適に用いられるガスセンサに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の排気ガス中の酸素やNO
x
の濃度を検出するガスセンサとして、固体電解質を用いた板状のセンサ素子を有するものが知られている。
この種のガスセンサとして、板状のセンサ素子の対向する主面の後端側に複数の電極パッドを設け、この電極パッドのそれぞれに端子金具を電気的に接触させてセンサ素子からのセンサ出力信号を外部に取り出すものが用いられている(特許文献1)。
【0003】
また、特許文献1のガスセンサでは、各端子金具は、2分割式の絶縁性コネクタ(セパレータ)に保持されている。このコネクタはそれぞれ同一形状の箱型のハウジング内に各端子金具を収容し、各ハウジングを合わせて金属製のクランプで固定する。そして、コネクタの挿通孔にセンサ素子の後端側を挿入すると、コネクタ内部の端子金具が電極パッドと電気的に接触するようになっている。
一方、コネクタの後端側では、挿通孔は後端向き面に向かい、かつセンサ素子の主面に垂直な方向にて径方向外側に拡径している。これにより、コネクタの後端側に引き出される端子金具がコネクタの内面と干渉することが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-209104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コネクタの後端側が拡径していると、端子金具とコネクタとの間隔が大きくなり、ガスセンサの使用時の振動等によってコネクタ内で端子金具が振れて破断し易くなることが判明した。
そこで、本発明は、セパレータの後端側での端子金具の破断を抑制したガスセンサの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、後端側の主面に電極パッドを有する板状のセンサ素子と、前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、前記軸線方向に貫通して前記センサ素子の後端側および前記端子金具を収容する収容部を有し、前記端子金具を保持するセパレータと、を備えたガスセンサであって、前記収容部は、前記セパレータの後端向き面に向かうにつれて前記主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面を有し、前記端子金具は、前記テーパ面に向けて突出する突部を有し、前記突部が前記テーパ面に当接することを特徴とする。
【0007】
端子金具は板状であって、板面がセンサ素子の主面に向いている。従って、ガスセンサの使用時等の振動により、板状の端子金具は主面に垂直な方向に振れて破断し易くなる。
そこで、端子金具にセパレータのテーパ面に向けて突出する突部を設け、突部をテーパ面に当接させる。これにより、テーパ面を介してセパレータに端子金具が固定されるため、端子金具の振動が抑制されて端子金具の破断を抑制できる。
【0008】
本発明のガスセンサにおいて、前記突部は、前記軸線方向の先端側に延びる舌片部であってもよい。
このように、突部が軸線方向の先端側に延びる舌片部になっていると、突部の尖端(自由端)がテーパ面と角度をなして当接しやすくなるとともに、突部の尖端が平らになってテーパ面に係止しやすくなる。その結果、テーパ面を介してセパレータに端子金具がより確実に固定される。
【0009】
本発明のガスセンサにおいて、前記端子金具は板状をなし、前記テーパ面に板面が臨み、前記突部は、前記端子金具の少なくとも一方の側面から前記テーパ面に向かって折り返された板片部であってもよい。
このガスセンサによれば、板状の端子金具の側面を折り返すだけで、突部を容易に形成できる。
【0010】
本発明のガスセンサにおいて、前記突部は、前記端子金具を前記テーパ面に向かって突出するように折り曲げた折り曲げ部であってもよい。
このガスセンサによれば、端子金具をテーパ面に向かって折り曲げるだけで、突部を容易に形成できる。
(【0011】以降は省略されています)
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