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公開番号
2025091432
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206538
出願日
2023-12-07
発明の名称
漏出検出装置
出願人
旭光電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01M
3/16 20060101AFI20250612BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 線状の検出位置において、容易に検出対象の漏出を検出できる漏液検出装置の提供。
【解決手段】 漏出検出装置100は、第1のフランジF1と第2のフランジF2とによって形成される側面Sに沿って、漏出検知部101を配置することによって、第1のフランジF1と第2のフランジF2との線状の接合面から漏出する液体を検出する。漏液検出装置100の漏出検出部101を第1のフランジF1、及び、第2のフランジF2の側面Sに沿って、円周状に配置し、また、漏出検出部101を配置した第1のフランジF1、及び、第2のフランジF2の側面Sに沿って、補助固定部103を、円周状に配置し、さらに、円周状に配置した補助固定部103の周りに、固定部105のバンド部105aを配置する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性を有し、及び、検出対象の漏出を検出する位置である漏出検出位置に沿って配置される線状の漏出検出部、
前記漏出検出部を被覆するように配置され、及び、前記漏出検出部を漏出を検出する位置に固定する固定部、
前記漏出検出部が前記検出対象の漏出を検出すると、所定の通信装置に、前記検出対象の漏出が発生したことを示す漏出情報を提供する制御部、
を有する漏出検出装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
請求項1に係る漏出検出装置において、さらに、
弾力性を有し、及び、前記漏出検出部と前記固定部と間に配置される補助固定部、
を有する漏出検出装置。
【請求項3】
請求項1に係る漏液検出装置において、
前記制御部は、
前記漏出検出部における前記漏出検出位置とは異なる位置に配置されること、
を特徴とする漏出検出装置。
【請求項4】
請求項1に係る漏液検出装置において、
前記漏出検出部は、
異なる前記検出対象を検知できること、
を特徴とする漏出検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、漏出検出装置に関し、特に、簡単に設置できるものに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の漏出検出装置について、図10に示す液漏れ検出センサ10を用いて説明する。図10Aに示す液漏れ検出センサ10は、上面の開口11から含液材(フィルタ部材)12が挿入されているセンサヘッド部13と、ケーブルLによってセンサヘッド部13が接続されているセンサ本体14とからなり、センサヘッド部13の中央には、センサヘッド部13を配管の継ぎ目等に固定するための取り付け金具15が外嵌されている。
【0003】
取り付け金具15は、センサヘッド部13の円筒状をしたケース16の胴に外嵌されている固定リング15aと、固定リング15aの上端において両側方に突設されている一対の翼板15bとからなる。固定リング15aは、ケース16の胴に沿って曲成され、その両端部が折曲されて対面されており、対面する両端部を貫通するボルト17及びナット18を締めることによって、取り付け金具15をケース16に固定するとともにケース16を締めつけて含液材12がケース16から抜けないようにする構成になっている。さらに、両翼板15bの先端にはそれぞれ、針金を巻きつけるための孔15cが穿接されている。また、取り付け金具15は弾性を有する材料によって構成されており、翼板15bの各孔15cに、配管の継ぎ目等に巻回された針金の両端を通し、針金を締めつけたときに、翼板15bの弾性力で配管の継ぎ目と含液材12が圧接されるようになっている。
【0004】
図10Bは同上の液漏れ検出センサ10の使用状態説明図である。センサヘッド部13は、平らな含液材12の上面を配管40のフランジ41間に挟まれたリング41aの曲面に押しあて、フランジ41に巻回した針金42の両端を翼板15bの孔15cに縛りつけ、リング41aの外周の突出部分に設けられたネジ孔に螺合する巻取ネジ43で針金42を巻き取ることによって、継ぎ目41aに固定されている。なお、上記のように、含液材12及び取り付け金具15は弾力性を有しているので、センサヘッド部13は配管40の継ぎ目に弾性的に圧着するようになっており、これによって、締め付け力が向上し、液漏れ検出センサ10の取り付けが緩むことがなくなる。また、含液材12は弾性変形して配管40の継ぎ目に密着するので、液漏れした継ぎ目にもぴったりと密着し、確実に液漏れを検出する。
【0005】
しかして、センサヘッド部13の開口11から突出する含液材12の上面を、配管40の継ぎ目となっているリング41aを覆うようにその曲面に押しあて、リング41aに巻回した針金42の両端を翼板15bの孔15cに縛りつけ、リング41aに設けられた巻取ネジ43を締め、針金42を巻き取り、配管40の継ぎ目に固定する。このとき、含液材12及び取り付け金具15は弾力性を有しているので、含液材12の上面が配管40の継ぎ目部分の曲面形状に合わせて弾性変形し、含液材12の上面が配管40の継ぎ目に密着する。このように、センサヘッド部13の開口6が含液材12によって塞がれているので、液体以外の塵やホコリが、ケース16内に侵入して内部の検出電極板20や接地電極板21aに付着することはない。また、液体以外の物体が検出電極板20と接地電極板21aの近傍の検知領域に接近することができない。これによって、液漏れ検出センサ10の検出精度が低下したり誤検出したりすることを防止している。
【0006】
その後、計測を開始して、配管40の継ぎ目から液漏れが発生して含液材12に液体が滲み込むと、検出電極板20と接地電極板21aの間に発生する容量C1と接地電極板21bと遮蔽電極筒22間に発生する容量C2の容量差(C1?C2)が変化する。この変化によって発振回路31に生じる発振の振幅がしきい値を越えると、処理回路33が液漏れと判断し、出力回路34が液漏れを知らせる出力信号を出力する。なお、含液材12が濡れたり、破損、汚れ等が生じた場合には、取り付け金具15の締め付けをゆるめることによって容易にケース16から取り外して交換することができる(以上、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平10-112249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述の液漏れ検出センサ10には、以下に示すような改善すべき点がある。前述の液漏れ検出センサ10では、円筒状のケース16を有するセンサヘッド部13を用いて液漏れを検出するため、所定の1点でのみしか液漏れを検出できない。円形状のフランジの接合場所において液漏れを検出する場合、フランジの外周に沿った線状の接合場所において液漏れが発生する可能性があるにもかかわらず、所定の1点でしか液漏れを検出できない、という改善すべき点がある。
【0009】
また、センサヘッド部13が、外部に露出しているため、雨水等、液漏れを検出する対象とは異なる液体を誤検知してしまう可能性がある、という改善すべき点がある。
【0010】
さらに、前述の液漏れ検出センサ10では、
巻回した針金42を、巻取ネジ43を締めることによって、センサヘッド部13を検出位置に密着させるため、設置が煩雑となる、という改善すべき点がある。
(【0011】以降は省略されています)
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