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公開番号
2025104235
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024166296
出願日
2024-09-25
発明の名称
スパークプラグ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
H01T
13/54 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃焼安定性を向上できるスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、先端が開口し軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、自身を貫通する1つ以上の噴口を含み、主体金具の先端を塞ぐカバーと、を備え、噴口の少なくとも1つは、噴口の中心線を含み軸線に平行な断面におけるカバーの外面と噴口とが交わる2つの交点のうち先端側の第1の交点と、カバーの先端と、の間の軸線方向の距離が1mm以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
先端が開口し軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、
自身を貫通する1つ以上の噴口を含み、前記主体金具の前記先端を塞ぐカバーと、を備えるスパークプラグであって、
前記噴口の少なくとも1つは、前記噴口の中心線を含み前記軸線に平行な断面における前記カバーの外面と前記噴口とが交わる2つの交点のうち先端側の第1の交点と、前記カバーの先端と、の間の軸線方向の距離が1mm以上であるスパークプラグ。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記距離は5mm以下である請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記断面において、前記第1の交点を含む前記噴口と前記カバーの前記外面とのなす角は57°以上123°以下である請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項4】
前記カバーの前記先端は前記断面上に存在し、
前記断面において、前記第1の交点と前記カバーの前記先端とを結ぶ線分のうち最も短い線分の長さは、前記カバーの前記外面のうち前記第1の交点と前記カバーの前記先端とをつなぐ線の曲率半径の最大値(無限大は除く)よりも長い請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項5】
前記カバーの前記先端は前記断面上に存在し、
前記断面において、前記カバーの前記外面のうち前記第1の交点と前記カバーの前記先端とをつなぐ線は、前記第1の交点を始点とする線分を含む請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項6】
前記カバーの前記外面のうち少なくとも前記噴口よりも先端側は、前記カバーの前記先端に向かうにつれて直径が小さくなる円錐面を含む請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は主体金具の先端の開口を塞ぐカバーを備えるスパークプラグに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
先端が開口する筒状の主体金具と、主体金具の先端の開口を塞ぐカバーと、を備え、カバーを貫通する噴口をカバーに設けたスパークプラグは知られている(特許文献1)。この種のスパークプラグは、噴口を通ってカバーの中に入った燃料ガスに点火し、生成された火炎を含むガス流を噴口から燃焼室に噴射し、燃焼室内の燃料ガスを燃焼させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-159355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
噴口を通ってカバーの中へ入る燃料ガスの量が少ないと、燃焼済みのガスがカバーの中に多く留まることになり燃料ガスの濃度が高くならないため、燃料ガスに点火できなかったり火炎が生成されなかったりする。そうすると噴口から燃料室にガス流が噴射されなかったりガス流の勢いが弱くなったりするため、燃焼室内の燃料ガスの燃焼が不安定になる。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、燃焼安定性を向上できるスパークプラグの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための第1の態様はスパークプラグであって、先端が開口し軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、自身を貫通する1つ以上の噴口を含み、主体金具の先端を塞ぐカバーと、を備え、噴口の少なくとも1つは、噴口の中心線を含み軸線に平行な断面におけるカバーの外面と噴口とが交わる2つの交点のうち先端側の第1の交点と、カバーの先端と、の間の軸線方向の距離が1mm以上である。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、距離は5mm以下である。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、該断面において、第1の交点を含む噴口とカバーの外面とのなす角は57°以上123°以下である。
【0009】
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、カバーの先端は断面上に存在し、該断面において、第1の交点とカバーの先端とを結ぶ線分のうち最も短い線分の長さは、カバーの外面のうち第1の交点とカバーの先端とをつなぐ線の曲率半径の最大値(無限大は除く)よりも長い。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、カバーの先端は断面上に存在し、該断面において、カバーの外面のうち第1の交点とカバーの先端とをつなぐ線は、第1の交点を始点とする線分を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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