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公開番号2025127122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023655
出願日2024-02-20
発明の名称スパークプラグ
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類H01T 13/20 20060101AFI20250825BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】界面の隙間の発生を低減できるスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、母材と、溶融部を介して母材に接合されるチップと、を含む第1電極と、チップの放電面と軸線の方向に対向する第2電極と、を備え、軸線に平行でチップ、溶融部および母材を含む断面に、軸線に平行な直線をひいたときに、母材と溶融部との間の第1の境界と直線との交点が3つ以上の第1の凹凸部が存在し、又は、チップと溶融部との間の第2の境界と直線との交点が3つ以上の第2の凹凸部が存在する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
母材と、溶融部を介して前記母材に接合されるチップと、を含む第1電極と、
前記チップの放電面と軸線の方向に対向する第2電極と、を備えるスパークプラグであって、
前記軸線に平行で前記チップ、前記溶融部および前記母材を含む断面に、前記軸線に平行な直線をひいたときに、
前記母材と前記溶融部との間の第1の境界と前記直線との交点が3つ以上の第1の凹凸部が存在し、又は、前記チップと前記溶融部との間の第2の境界と前記直線との交点が3つ以上の第2の凹凸部が存在するスパークプラグ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記断面に前記第1の凹凸部および前記第2の凹凸部が存在する請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記断面において前記軸線は前記放電面の重心を含み、
前記軸線を境にして隣接する前記断面の2つの領域に、前記第1の凹凸部がそれぞれ存在し、又は、前記第2の凹凸部がそれぞれ存在する請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項4】
前記2つの領域に前記第1の凹凸部および前記第2の凹凸部がそれぞれ存在する請求項3記載のスパークプラグ。
【請求項5】
前記断面において前記溶融部は前記チップの端から端まで前記軸線を横切って連続している請求項1から4のいずれかに記載のスパークプラグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はチップを含む電極を有するスパークプラグに関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
スパークプラグの電極は、特許文献1に開示されるように、溶融部を介して母材にチップが接合されるものがある。溶融部は電極の熱応力を緩衝する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-119818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
母材と溶融部との間の界面や溶融部とチップとの間の界面は密着しているべきであるため、熱応力によって界面に亀裂が入り隙間ができると不具合が生じることがある。従って界面の隙間の発生を低減する技術が求められている。
【0005】
本発明はこの要求に応えるためになされたものであり、界面の隙間の発生を低減できるスパークプラグの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための本発明の第1の態様は、母材と、溶融部を介して母材に接合されるチップと、を含む第1電極と、チップの放電面と軸線の方向に対向する第2電極と、を備え、軸線に平行でチップ、溶融部および母材を含む断面に、軸線に平行な直線をひいたときに、母材と溶融部との間の第1の境界と直線との交点が3つ以上の第1の凹凸部が存在し、又は、チップと溶融部との間の第2の境界と直線との交点が3つ以上の第2の凹凸部が存在する。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、断面に第1の凹凸部および第2の凹凸部が存在する。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、断面において軸線は放電面の重心を含み、軸線を境にして隣接する断面の2つの領域に、第1の凹凸部がそれぞれ存在し、又は、第2の凹凸部がそれぞれ存在する。
【0009】
第4の態様は、第3の態様において、2つの領域に第1の凹凸部および第2の凹凸部がそれぞれ存在する。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、断面において溶融部はチップの端から端まで軸線を横切って連続している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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