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公開番号2025113540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007746
出願日2024-01-23
発明の名称空気質改善装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類F24F 11/72 20180101AFI20250728BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】利用者の状態に応じて排出する空気の酸素濃度及び二酸化炭素濃度の少なくとも一方を調整することが可能な技術を提供する。
【解決手段】空気質改善装置10は、窒素及び二酸化炭素の少なくとも一方である吸着対象を吸着する吸着部12,13と、吸着部12,13が設けられる加圧対象流路11Cに空気を供給して加圧する加圧部14と、加圧部14を制御する制御部27と、空気質改善装置10を利用する利用者41の生体情報を測定する生体センサ24を備える。制御部27は、空気質改善動作において、生体センサ24によって測定された生体情報に基づいて目標圧力を設定し、加圧対象流路11C内の圧力が目標圧力となるように加圧部14を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
窒素及び二酸化炭素の少なくとも一方である吸着対象を吸着する吸着部と、
前記吸着部が設けられる加圧対象流路に空気を供給して加圧する加圧部と、
前記加圧部を制御する制御部と、を備え、
入口から取り込んだ空気の前記吸着対象を前記吸着部によって吸着し、前記吸着対象が前記吸着部によって吸着された後の空気を出口から排出する空気質改善動作を行う空気質改善装置であって、
更に、前記空気質改善装置を利用する利用者の生体情報を測定する生体センサを備え、
前記制御部は、前記空気質改善動作において、前記生体センサによって測定された前記生体情報に基づいて目標圧力を設定し、前記加圧対象流路内の圧力が前記目標圧力となるように前記加圧部を制御する
空気質改善装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記空気質改善動作が開始された後の所定のタイミングにおいて、前記生体センサによって測定された前記生体情報が正常であるか否かを判定し、前記生体情報が正常でないと判定した場合に、前記吸着部が劣化していると判定する
請求項1に記載の空気質改善装置。
【請求項3】
前記吸着部によって前記吸着対象が吸着された後の空気の酸素濃度を測定する酸素濃度測定部を備え、
前記吸着部は、窒素を吸着する第1吸着剤と、二酸化炭素を吸着する第2吸着剤とを含み、
前記制御部は、前記所定のタイミングにおいて、前記生体情報が正常でないと判定し、且つ前記酸素濃度測定部によって測定された前記酸素濃度が基準値以上であると判定した場合に、前記第2吸着剤が劣化したと判定する
請求項2に記載の空気質改善装置。
【請求項4】
前記吸着部によって前記吸着対象が吸着された後の空気の酸素濃度を測定する酸素濃度測定部を備え、
前記吸着部は、窒素を吸着する第1吸着剤と、二酸化炭素を吸着する第2吸着剤とを含み、
前記制御部は、前記所定のタイミングにおいて、前記生体情報が正常でないと判定し、且つ前記酸素濃度測定部によって測定された前記酸素濃度が基準値未満であると判定した場合に、前記第1吸着剤及び前記第2吸着剤のうち少なくとも前記第1吸着剤が劣化したと判定する
請求項2に記載の空気質改善装置。
【請求項5】
前記吸着部によって前記吸着対象が吸着された後の空気の酸素濃度を測定する酸素濃度測定部を備え、
前記吸着部は、窒素を吸着する第1吸着剤と、二酸化炭素を吸着する第2吸着剤とを含み、
前記制御部は、前記所定のタイミングにおいて、前記生体情報が正常であると判定し、且つ前記酸素濃度測定部によって測定された前記酸素濃度が基準値以上であると判定した場合に、前記空気質改善動作を停止させる
請求項2に記載の空気質改善装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気質改善装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車載用エアコンの空調制御装置が開示されている。この空調制御装置は、車内に放出される空気中の酸素濃度を、風量調節機構によって変えることができる。更に、この空調制御装置は、二酸化炭素を削減する二酸化炭素削減モジュールを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-315543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者の状態を改善させるために必要な酸素濃度は、利用者によって個人差がある。しかし、特許文献1では、この点が考慮されていない。また、利用者の状態を改善するという観点からすると、調整する対象は、酸素濃度でなく、二酸化炭素濃度であってもよい。
【0005】
本開示は、利用者の状態に応じて排出する空気の酸素濃度及び二酸化炭素濃度の少なくとも一方を調整することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の空気質改善装置は、
窒素及び二酸化炭素の少なくとも一方である吸着対象を吸着する吸着部と、
前記吸着部が設けられる加圧対象流路に空気を供給して加圧する加圧部と、
前記加圧部を制御する制御部と、を備え、
入口から取り込んだ空気の前記吸着対象を前記吸着部によって吸着し、前記吸着対象が前記吸着部によって吸着された後の空気を出口から排出する空気質改善動作を行う空気質改善装置であって、
更に、前記空気質改善装置を利用する利用者の生体情報を測定する生体センサを備え、
前記制御部は、前記空気質改善動作において、前記生体センサによって測定された前記生体情報に基づいて目標圧力を設定し、前記加圧対象流路内の圧力が前記目標圧力となるように前記加圧部を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、利用者の状態に応じて排出する空気の酸素濃度及び二酸化炭素濃度の少なくとも一方を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の空気質改善装置の構成図である。
図2は、第1実施形態の空気質改善装置の制御部が行う処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。
【0010】
〔1〕窒素及び二酸化炭素の少なくとも一方である吸着対象を吸着する吸着部と、
前記吸着部が設けられる加圧対象流路に空気を供給して加圧する加圧部と、
前記加圧部を制御する制御部と、を備え、
入口から取り込んだ空気の前記吸着対象を前記吸着部によって吸着し、前記吸着対象が前記吸着部によって吸着された後の空気を出口から排出する空気質改善動作を行う空気質改善装置であって、
更に、前記空気質改善装置を利用する利用者の生体情報を測定する生体センサを備え、
前記制御部は、前記空気質改善動作において、前記生体センサによって測定された前記生体情報に基づいて目標圧力を設定し、前記加圧対象流路内の圧力が前記目標圧力となるように前記加圧部を制御する
空気質改善装置。
(【0011】以降は省略されています)

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