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公開番号2025101505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218401
出願日2023-12-25
発明の名称計器
出願人株式会社東光高岳
代理人個人
主分類G01R 19/00 20060101AFI20250630BHJP(測定;試験)
要約【課題】接地線に漏れ電流が流れることなく、低圧配電線LLの電力線の対地電圧を測定すること。
【解決手段】本発明の一実施形態は、交流の対地電圧を測定する計器である。計器は、低圧配電線の2本の接地されない電力線である第1電力線及び第2電力線から電力を供給される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
交流の対地電圧を測定する計器であって、
低圧配電線の2本の接地されない電力線である第1電力線及び第2電力線から電力を供給される、計器。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
交流電圧に関する演算を行う演算部を備え、
前記演算部は、前記第1電力線及び前記第2電力線から電力を供給される、請求項1に記載の計器。
【請求項3】
前記第1電力線に接続される第1端子と、
前記第2電力線に接続される第2端子と、
前記演算部は、前記第1端子と前記第2端子とに接続される電気回路に設けられる、請求項2に記載の計器。
【請求項4】
低圧配電線の電力線の対地電圧を測定する測定部を備え、
前記演算部の電気抵抗は、前記測定部よりも小さい、請求項3に記載の計器。
【請求項5】
接地線に接続される第3端子を備え、
前記測定部は、前記第1端子又は前記第2端子と前記第3端子とに接続される電気回路に設けられる、請求項4に記載の計器。
【請求項6】
前記測定部は、
前記第1電力線の対地電圧を測定する第1測定部と、
前記第2電力線の対地電圧を測定する第2測定部と、を備え、
前記第1測定部は、前記第1端子と前記第3端子とに接続される電気回路に設けられ、
前記第2測定部は、前記第2端子と前記第3端子とに接続される電気回路に設けられる、請求項5に記載の計器。
【請求項7】
前記演算部は、前記測定部によって測定された対地電圧を用いて演算を行う、請求項4に記載の計器。
【請求項8】
前記演算部は、前記測定部によって測定された対地電圧を用いて過電圧を検知する、請求項4に記載の計器。
【請求項9】
前記演算部は、過電圧が発生したことを検出したことを以て、高圧配電線における事故を検出する、請求項8に記載の計器。
【請求項10】
前記演算部は、過電圧を検出したことを以て、高圧配電線から低圧配電線に交流電力を供給する変圧器における事故を検出する、請求項8に記載の計器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は計器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電圧コイルやコンデンサなどの電子回路素子を用いて交流電圧を測定する計器は、低圧配電線の2本の電力線から電力を供給されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-197339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、配電線における電圧の状況は、電力線の対地電圧を測定することによって、より高精度に把握できる。電力線の対地電圧を測定する場合、計器は、接地線が接続されている必要がある。特許文献1に記載されているタイプの計器は、接地線に接続されていると、接地線に漏れ電流が流れ、漏電遮断器が動作してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態は、交流の対地電圧を測定する計器である。計器は、低圧配電線の2本の接地されない電力線である第1電力線及び第2電力線から電力を供給される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
計器100の一例を概略的に示す図である。
計器100の他の例を概略的に示す図である。
計器100の他の例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は、特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせは、全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、計器100の一例を概略的に示す図である。計器100は、交流の対地電圧を測定する装置である。
【0009】
計器100は、低圧配電線LLに対して設けられる。図1に示す低圧配電線LLは、単相三線式である。単相三線式は、低圧配電線LLで変圧器T1の二次側の中性点N1を接地し、そこからの中性線LL3と2本の接地されない電力線である第1電力線LL1及び第2電力線LL2との併せて3本で電力を供給する配電線路である。この場合の接地は、充電部に施す接地であり、高低圧の電路が混触した場合に、低圧側の電路の絶縁破壊による災害を防止する。中性点N1は、中性点接地方式によって接地される。中性点接地方式は、中性点N1を直接又は高抵抗やリアクトルを通じて接地する方式である。図1に示す中性点N1は、第1接地線EC1によって接地されている。第1接地線EC1は、接地工事の種類に応じた太さの軟銅線又はこれと同等以上の強さ及び太さの、容易に腐食しない金属線で、地絡電流を安全に通ずることができる電線である。変圧器T1は、鉄心と二つ又は三つの巻線をもち、かつそれらが相互に位置を変えない装置である。変圧器T1は、高圧配電線HLから交流電力を受け、電磁誘導作用により電圧及び電流を変成して、低圧配電線LLに同一周波数の交流電力を供給する。高圧配電線HLは、電圧が交流で600ボルトを超え7000ボルト以下の配電線路である。
【0010】
計器100は、第1端子110、第2端子120、第3端子130、マイクロコントローラ140及び測定部150を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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