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公開番号
2025104232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024163222
出願日
2024-09-20
発明の名称
ガスセンサ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
27/407 20060101AFI20250702BHJP(測定;試験)
要約
【課題】セパレータの後端側での端子金具の破断を抑制したガスセンサを提供する。
【解決手段】軸線O方向に延び、後端側の主面20m1、20mに電極パッド21a、21bを有する板状のセンサ素子20と、電極パッドに電気的に接続される端子金具71と、センサ素子の後端側および端子金具を収容する収容部50hを有し、端子金具を保持するセパレータ50と、セパレータよりも後端側にされるグロメット47と、を備えたガスセンサ10であって、収容部は、セパレータの後端向き面に向かうにつれて主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面50sを有し、グロメットは先端側に突出部47pを有し、軸線方向に沿って、突出部の先端はテーパ面の先端よりも後端側に嵌入され、端子金具は突出部に当接する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線方向に延び、後端側の主面に電極パッドを有する板状のセンサ素子と、
前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、
前記軸線方向に貫通して前記センサ素子の後端側および前記端子金具を収容する収容部を有し、前記端子金具を保持するセパレータと、
前記セパレータよりも後端側に配置されるグロメットと、
を備えたガスセンサであって、
前記収容部は、前記セパレータの後端向き面に向かうにつれて前記主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面を有し、
前記グロメットは先端側に突出部を有し、前記軸線方向に沿って、前記突出部の先端は前記テーパ面の先端よりも後端側に嵌入され、
前記端子金具は前記突出部に当接することを特徴とするガスセンサ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記突出部の先端は、前記テーパ面の前記軸線方向の長さLの1/2よりも先端側まで前記セパレータの内部に嵌入されていることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
【請求項3】
前記突出部は、前記端子金具が挿入されるグロメット孔を有し、
前記端子金具は、前記グロメット孔の内部において前記突出部と当接することを特徴とする請求項1又は2に記載のガスセンサ。
【請求項4】
前記突出部の側面は、前記テーパ面に沿うように先端側に向かって窄まり、
前記端子金具は、前記突出部の前記側面と、前記テーパ面との間に挟持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスセンサ。
【請求項5】
前記突出部は、前記端子金具よりも内側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスセンサ。
【請求項6】
前記突出部は、前記端子金具と前記テーパ面との間に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスセンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば燃焼器や内燃機関等の燃焼ガスや排気ガス中に含まれる特定ガスのガス濃度を検出するのに好適に用いられるガスセンサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の排気ガス中の酸素やNO
x
の濃度を検出するガスセンサとして、固体電解質を用いた板状のセンサ素子を有するものが知られている。
この種のガスセンサとして、板状のセンサ素子の対向する主面の後端側に複数の電極パッドを設け、この電極パッドのそれぞれに端子金具を電気的に接触させてセンサ素子からのセンサ出力信号を外部に取り出すものが用いられている(特許文献1)。
【0003】
また、特許文献1のガスセンサでは、各端子金具は、2分割式の絶縁性コネクタ(セパレータ)に保持されている。このコネクタはそれぞれ同一形状の箱型のハウジング内に各端子金具を収容し、各ハウジングを合わせて金属製のクランプで固定する。そして、コネクタの挿通孔にセンサ素子の後端側を挿入すると、コネクタ内部の端子金具が電極パッドと電気的に接触するようになっている。
一方、コネクタの後端側では、挿通孔は後端向き面に向かい、かつセンサ素子の主面に垂直な方向にて径方向外側に拡径している。これにより、コネクタの後端側に引き出される端子金具がコネクタの内面と干渉することが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-209104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コネクタの後端側が拡径していると、端子金具とコネクタとの間隔が大きくなり、ガスセンサの使用時の振動等によってコネクタ内で端子金具が振れて破断し易くなることが判明した。
そこで、本発明は、セパレータの後端側での端子金具の破断を抑制したガスセンサの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、後端側の主面に電極パッドを有する板状のセンサ素子と、前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、前記軸線方向に貫通して前記センサ素子の後端側および前記端子金具を収容する収容部を有し、前記端子金具を保持するセパレータと、前記セパレータよりも後端側に配置されるグロメットと、を備えたガスセンサであって、前記収容部は、前記セパレータの後端向き面に向かうにつれて前記主面に垂直な方向に向かって拡径するテーパ面を有し、前記グロメットは先端側に突出部を有し、前記軸線方向に沿って、前記突出部の先端は前記テーパ面の先端よりも後端側に嵌入され、前記端子金具は前記突出部に当接することを特徴とする。
【0007】
このガスセンサによれば、グロメットの先端側に設けた突出部がセパレータの内部に嵌入することで、端子金具を突出部に当接させる。
これにより、突出部に端子金具が保持されるため、端子金具の振動が抑制されて端子金具の破断を抑制できる。
【0008】
本発明のガスセンサにおいて、前記突出部の先端は、前記テーパ面の前記軸線方向の長さLの1/2よりも先端側まで前記セパレータの内部に嵌入されていてもよい。
このガスセンサによれば、突出部を端子金具にさらに当接させることができる。
【0009】
本発明のガスセンサにおいて、前記突出部は、前記端子金具が挿入されるグロメット孔を有し、前記端子金具は、前記グロメット孔の内部において前記突出部と当接してもよい。
【0010】
本発明のガスセンサにおいて、前記突出部の側面は、前記テーパ面に沿うように先端側に向かって窄まり、前記端子金具は、前記突出部の前記側面と、前記テーパ面との間に挟持されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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