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公開番号
2025113095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024020767
出願日
2024-02-15
発明の名称
検査カートリッジの判定方法及び装置
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
G01N
35/00 20060101AFI20250725BHJP(測定;試験)
要約
【課題】
本発明は、検査カートリッジが開封済か未開封かを、自動で判断する判定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する方法であって、
前記検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する工程と、
撮影された画像を白黒画像に変換する工程と、
前記白黒画像を画像解析する工程と、
前記封止シールの有無を確認する工程と、
を有する前記判定方法。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する方法であって、
前記検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する工程と、
撮影された画像を白黒画像に変換する工程と、
前記白黒画像を画像解析する工程と、
前記封止シールの有無を確認する工程と、
を有する前記判定方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する方法であって、
検査カートリッジ天面の開封済状態の白黒画像及び未開封状態の白黒画像の少なくともいずれかを記憶部に記憶する工程と、
装置に格納された検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する工程と、
撮影された画像を白黒画像に変換する工程と、
記憶された白黒画像と撮影後変換された白黒画像とを比較する画像解析工程と、
を有する前記判定方法。
【請求項3】
前記封止シールは透過性の無い、薄色であり、
前記検査カートリッジに濃色チップが封入されており、
前記封止シールは白色に変換され、
前記濃色チップは黒色に変換されることを特徴とする、
請求項1または2に記載の判別方法。
【請求項4】
使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する装置であって、
前記検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する撮影部と、
撮影された画像を白黒画像に変換する変換部と、前記白黒画像を画像解析する画像解析部を有する制御部とを備える、装置。
【請求項5】
使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する装置であって、
検査カートリッジ天面の開封済状態の白黒画像及び未開封状態の白黒画像の少なくともいずれかを記憶する記憶部と、
装置に格納された検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する撮影部と、
撮影された画像を白黒画像に変換する変換部と、
記憶された白黒画像と撮影後変換された白黒画像とを比較する画像解析部を有する制御部とを備える、装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査カートリッジの判定方法及び装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、臨床検査において、簡易的かつ迅速に測定を行うために、POCT検査装置が普及しつつある。POCT検査装置では、簡易的に検査を行うために、あらかじめ試薬などが格納された検査カートリッジを使用するものが多い。
【0003】
このような装置では、測定の度、カートリッジを装置の格納部に固定し、一連の工程を経て、吸光度等を測定する(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、装置の格納部に固定する前に行う、検査カートリッジの操作が装置毎に異なるため、使用者が意図せず、誤った操作を行う可能性がある。例えば、検査カートリッジに試薬を封止するための封止シールを剥がすか否かである。検査カートリッジ天面の封止シールを剥がして使用する装置で、剥がさずに測定を開始してしまった場合、装置や測定結果に悪影響を与えてしまう可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-349896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、検査カートリッジが開封済か未開封かを、自動で判断する判定方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明者は鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達した。
【0008】
すなわち、本発明は以下のとおりである。
(1)使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する方法であって、
前記検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する工程と、
撮影された画像を白黒画像に変換する工程と、
前記白黒画像を画像解析する工程と、
前記封止シールの有無を確認する工程と、
を有する前記判定方法。
(2)使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する方法であって、
検査カートリッジ天面の開封済状態の白黒画像及び未開封状態の白黒画像の少なくともいずれかを記憶部に記憶する工程と、
装置に格納された検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する工程と、
撮影された画像を白黒画像に変換する工程と、
記憶された白黒画像と撮影後変換された白黒画像とを比較する画像解析工程と、
を有する前記判定方法。
(3)前記封止シールは透過性の無い、薄色であり、
前記検査カートリッジに濃色チップが封入されており、
前記封止シールは白色に変換され、
前記濃色チップは黒色に変換されることを特徴とする、(1)または(2)に記載の判別方法。
(4)使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する装置であって、
前記検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する撮影部と、
撮影された画像を白黒画像に変換する変換部と、
前記白黒画像を画像解析する画像解析部を有する制御部とを備える、装置。
(5)使用前は天面に封止シールがされている検査カートリッジが装置格納時に前記封止シールが、使用者によって剥がされている(開封済)か、剥がされていない(未開封)か、を判定する装置であって、
検査カートリッジ天面の開封済状態の白黒画像及び未開封状態の白黒画像の少なくともいずれかを記憶する記憶部と、
装置に格納された検査カートリッジの天面を撮影カメラにて画像を撮影する撮影部と、
撮影された画像を白黒画像に変換する変換部と、
記憶された白黒画像と撮影後変換された白黒画像とを比較する画像解析部を有する制御部とを備える、装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、検査カートリッジが開封済か、未開封かを自動で判定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明を実施するための装置の一例を示す図である。
本発明の判定方法の内容の一例を示すフローチャートである。
本発明の検査カートリッジの一様態を示す側面図である。
本発明の検査カートリッジの未開封状態を示す図である。
本発明の検査カートリッジの開封状態を示す図である。
本発明の検査カートリッジが未開封状態である場合の白黒画像を示す図である。
本発明の検査カートリッジが開封状態である場合の白黒画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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