TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025064204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173781
出願日2023-10-05
発明の名称発光装置
出願人シチズン電子株式会社
代理人個人
主分類H01S 5/0233 20210101AFI20250410BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 電気抵抗が抑制された発光装置を提供する。
【解決手段】 発光装置1は、基板10と、第1サブ基板20と、第1光源31と、第2光源32と、第2サブ基板40と、ワイヤ50とを有する。また、基板10の表面に第1電極11及び第2電極12と、第2サブ基板40の表面に第1配線41及び第2配線42とを更に有する。第1光源31は、ワイヤ50及び第1配線41を介して第1電極11に接続され、第2光源32は、ワイヤ50及び第2配線42を介して第2電極12に接続されることにより、電気抵抗が抑制される。
【選択図】 図2

特許請求の範囲【請求項1】
表面に複数の電極を有する基板と、
前記基板に配置される導電性の第1サブ基板と、
前記第1サブ基板に配置される複数の光源と、
前記第1サブ基板に配置され、表面に配線を備える絶縁性の第2サブ基板と、
前記複数の電極の少なくとも一つと、前記複数の光源の少なくとも一つとを、前記配線を介して電気的に接続するワイヤと、を有し、
前記複数の光源は、電流を流すことにより光を発生させる活性層を下面に有し、
前記複数の光源の下面は、前記第1サブ基板に接するように配置される、ことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第1サブ基板に支持される光学素子を有し、
前記複数の光源は、一端に光を出射する出射口を備え、
前記光学素子は、前記複数の光源の一端に対向して配置され、
前記第2サブ基板は、前記複数の光源の他端に対向して配置される請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の光源は、前記活性層の下面に光源電極を有し、
前記光源電極は、前記第1サブ基板に導電性の材料を介して接続される請求項1又は2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第2サブ基板は、複数の配線を有し、
前記複数の配線の少なくとも一つは、前記複数の光源の少なくとも一つと、前記複数の電極の少なくとも一つとを結ぶ線上に配置される請求項1又は2に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数の光源は、それぞれの長さが異なる3以上の数で構成され、
前記配線から前記複数の光源のそれぞれに電気的に接続される前記ワイヤの長さは、同一である請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2サブ基板は、それぞれの長さが異なる3以上の数で構成され、
前記第2サブ基板のそれぞれの一端は、前記第1サブ基板の一つの辺に近接するように配置され、
前記第2サブ基板のそれぞれの他端は、前記複数の光源のそれぞれに近接するように配置される請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の光源と、前記第2サブ基板は、同数であり、
前記複数の光源のそれぞれ長さは、前記第2サブ基板のそれぞれ長さに反比例している請求項6に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
青色、赤外、赤色などの光を出射するレーザダイオード(LD)等の複数の発光素子を、ステム上にマウントした多波長レーザ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載される発光装置では、青色と赤外と赤色のLDが、銅を主成分とする金属の支持基体にマウントされ、LDからの発熱を効率的に放熱させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-22717号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発光装置では、それぞれのLDに電力を供給するピンがワイヤによって接続されている。ピンは、ステムとの絶縁性を確保するため、ピンとピンの間隔を広くする必要がある。一方、複数のLDは、レンズなどへの集光性を高めるため、近接して配置される。結果的に、ピンがLDから離間して配置されることになり、LDとピンを接続するワイヤの長さが長くなる。ワイヤが長くなると、接触などの外力による断線、ワイヤの変形又はワイヤのインダクタンスの上昇によるパルス駆動時の周波数の低下などの恐れがある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するものであり、導電性の第1サブ基板によって、光源の発光に伴う発熱を効率よく放熱すると共に、第2サブ基板の表面に配置された配線によって、基板と光源との間のワイヤの長さを抑制することができる発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る発光装置は、表面に複数の電極を有する基板と、基板に配置される導電性の第1サブ基板と、第1サブ基板に配置される複数の光源と、第1サブ基板に配置され、表面に配線を備える絶縁性の第2サブ基板と、複数の電極の少なくとも一つと複数の光源の少なくとも一つを配線を介して電気的に接続するワイヤと、を有し、複数の光源は、電流を流すことにより光を発生させる活性層を下面に有し、複数の光源の下面は、第1サブ基板に接するように配置される。
【0007】
更に、本発明に係る発光装置において、第1サブ基板に支持される光学素子を有し、複数の光源は、一端に光を出射する出射口を備え、光学素子は、複数の光源の一端に対向して配置され、第2サブ基板は、前記複数の光源の他端に対向して配置されることが好ましい。
【0008】
更に、本発明に係る発光装置において、複数の光源は活性層の下面に光源電極を有し、光源電極は第1サブ基板に導電性の材料を介して接続されることが好ましい。
【0009】
更に、本発明に係る発光装置において、第2サブ基板は複数の配線を有し、複数の配線の少なくとも一つは、複数の光源の少なくとも一つと、複数の電極の少なくとも一つとを結ぶ線上に配置されることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る発光装置は、基板に導電性の第1サブ基板を配置したので、光源の発光に伴う発熱を効率よく放熱することができると共に、第2サブ基板の表面に配置された配線を介して電極と光源とをワイヤによって電気的に接続したので、電気抵抗の小さい電気経路を有する高い発光効率の発光装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

シチズン電子株式会社
発光装置
2日前
個人
超音波接合
3日前
日星電気株式会社
平型電線
12日前
株式会社FLOSFIA
半導体装置
9日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
11日前
株式会社村田製作所
電池
9日前
株式会社村田製作所
電池
9日前
株式会社村田製作所
電池
10日前
株式会社村田製作所
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
2日前
日星電気株式会社
ケーブルの接続構造
9日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
4日前
シチズン電子株式会社
発光装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
11日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
住友電装株式会社
コネクタ
9日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
株式会社アイシン
電池
2日前
株式会社村田製作所
二次電池
10日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
10日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
10日前
KDDI株式会社
伸展マスト
11日前
オムロン株式会社
スイッチング素子
10日前
日東電工株式会社
スイッチ装置
10日前
ローム株式会社
半導体発光装置
15日前
ローム株式会社
半導体発光装置
15日前
TDK株式会社
電子部品
9日前
TDK株式会社
電子部品
4日前
三桜工業株式会社
冷却器
9日前
株式会社SUBARU
電池モジュール
11日前
日東電工株式会社
スイッチ装置
10日前
日本圧着端子製造株式会社
電気コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
雌型端子
3日前
株式会社デンソー
電池装置
3日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池セル
10日前
続きを見る