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公開番号2025085037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-04
出願番号2022072934
出願日2022-04-27
発明の名称UE(User Equipment)
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 80/10 20090101AFI20250528BHJP(電気通信技術)
要約【課題】5GSにおいて、ネットワークスライスが輻輳している場合や、ネットワークスラ
イスのネットワークパフォーマンスがSLAを満たさない場合などにおいて、ネットワークスライスにおけるPDUセッションのサービスを継続するための通信手段を提供する。
【解決手段】UEは、登録手続きで、S-NSSAI又はネットワークスライスの変更を伴なうア
ンカーリロケーションをUEがサポートすることを示すUE能力情報を含む登録要求メッセージを送信し、第1のPDUセッションを確立し、第1のS-NSSAI及び第1のPDUセッションIDを含むPDUセッション解放コマンドメッセージを受信し、第1のPDUセッションを解放し、第1のS-NSSAIと、第2のPDUセッションIDを含むPDUセッション確立要求メッセージとを送信して、第2のPDUセッションを確立する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
UE(User Equipment)であって、
送受信部と制御部とを備え、
前記送受信部は、
登録手続きにおいて、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)又はネットワークスライスの変更を伴なうアンカーリロケーションをUEがサポートすることを示すUE能力情報を含む登録要求メッセージを送信し、
前記制御部は、
PDUセッション確立手続きを開始することにより、第1のPDUセッションIDによって識別される第1のPDUセッションを確立し、
前記第1のPDUセッションにはSSC mode 2が設定されており、
前記送受信部は、
PDUセッション解放手続きにおいて、第1のS-NSSAI及び前記第1のPDUセッションIDを含むPDUセッション解放コマンドメッセージを受信し、
前記制御部は、前記第1のPDUセッションIDに対応する前記第1のPDUセッションを解放し、
前記送受信部は、前記第1のS-NSSAIと、第2のPDUセッションIDを含むPDUセッション確立要求メッセージとを送信し、
前記制御部は、前記第1のS-NSSAIを用いた、前記第2のPDUセッションIDに対応する第2のPDUセッションを確立する、
ことを特徴とするUE。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
UE(User Equipment)であって、
送受信部と制御部とを備え、
前記送受信部は、
登録手続きにおいて、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)又はネットワークスライスの変更を伴なうアンカーリロケーションをUEがサポートすることを示す情報を含む登録要求メッセージを送信し、
前記制御部は、
PDUセッション確立手続きを開始することにより、第1のPDUセッションIDによって識別される第1のPDUセッションを確立し、
前記第1のPDUセッションにはSSC mode 3が設定されており、
前記送受信部は、
PDUセッション変更手続きにおいて、第1のS-NSSAI及び前記第1のPDUセッションIDを含むPDUセッション変更コマンドメッセージを受信し、
前記送受信部は、前記第1のS-NSSAIと、第2のPDUセッションIDを含むPDUセッション確立要求メッセージとを送信し、
前記制御部は、前記第1のS-NSSAIを用いた、前記第2のPDUセッションIDに対応する第2のPDUセッションを確立し、
前記制御部は、前記第2のPDUセッションを確立した後、前記第1のPDUセッションIDに対応する第1のPDUセッションを解放する、
ことを特徴とするUE。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Evolution)の検討を行っている。
【0003】
また、近年3GPPでは、次世代移動通信システムである5G (5th Generation) 移動通信システムの次世代通信技術やシステムアーキテクチャの検討も行っており、特に、5G移動通信システムを実現するシステムとして、5GS(5G System)の仕様化を行っている(非特許文献1~3参照)。5GSでは、多種多様な端末をセルラーネットワークに接続する為の技術課題を抽出し、解決策を仕様化している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 23.501 V17.4.0 (2022-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 17)
3GPP TS 23.502 V17.4.0 (2022-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 17)
3GPP TS 24.501 V17.6.1 (2022-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17)
3GPP TR 23.700-41 V0.2.0 (2022-04); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on enhancement of network slicing; Phase 3 (Release 18)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。
【0006】
さらに、5Gでは、特定のサービスタイプや、特定のグループの為に、特定のネットワーク機能や特定のネットワーク特性を提供する、論理ネットワークであるネットワークスライスが規定された。例えば、ネットワークスライスは、低遅延機能を備える端末の為に提供される論理ネットワークであってもよいし、IoT(Internet of Things)に用いられるセンサー端末の為に提供される論理ネットワークであってもよい。
【0007】
更に、3GPPでは、ネットワークスライスに関連する更なる機能を検討するために、eNS(Enhancement of Network Slicing)の検討が行われている。3GPPでは、eNSのフェーズ3の検討として、モビリティを伴わない場合における、ネットワークスライスが輻輳している場合や、モビリティを伴わない場合における、ネットワークスライスのネットワークパフォーマンスがサービスレベルアグリーメント(SLAとも称する)を満たさない場合や、モビリティを伴う場合における、ネットワークスライスが輻輳している場合などにおいて、ネットワークスライスにおけるPDUセッションのサービスを継続するための技術について検討されている(非特許文献4参照)。
【0008】
しかし、上記要求を満たすための現実方法が明確になっていない。
【0009】
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、5GSにおけるNS及び/又はSNPNのための機能の実現方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態のUEは、送受信部と制御部とを備えるUE(User Equipment)であって、前記送受信部は、登録手続きにおいて、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)又はネットワークスライスの変更を伴なうアンカーリロケーションをUEがサポートすることを示すUE能力情報を含む登録要求メッセージを送信し、前記制御部は、PDUセッション確立手続きを開始することにより、第1のPDUセッションIDによって識別される第1のPDUセッションを確立し、前記第1のPDUセッションにはSSC mode 2が設定されており、前記送受信部は、PDUセッション解放手続きにおいて、第1のS-NSSAI及び前記第1のPDUセッションIDを含むPDUセッション解放コマンドメッセージを受信し、前記制御部は、前記第1のPDUセッションIDに対応する前記第1のPDUセッションを解放し、前記送受信部は、前記第1のS-NSSAIと、第2のPDUセッションIDを含むPDUセッション確立要求メッセージとを送信し、前記制御部は、前記第1のS-NSSAIを用いた、前記第2のPDUセッションIDに対応する第2のPDUセッションを確立する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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