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公開番号2025075287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186342
出願日2023-10-31
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20250508BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】排出される気流温度を抑制できる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器100は、加熱調理室50と、筐体10と、第1ヒータ部120と、冷却ファン200と、第2流路部720とを備える。加熱調理室50は、被加熱物を収容する。筐体10は、加熱調理室50を収容する。第1ヒータ部120は、被加熱物を加熱する。冷却ファン200は、第1ヒータ部120以外を流通する第1気流AFと、第1ヒータ部120を流通する第2気流BFとを発生させる。第2流路部720は、第1ヒータ部120を通過した後の第2気流BFのみを筐体10の外部と連通する排出部40の近傍まで導く。第2流路部720によって排出部40の近傍まで導かれた第2気流BFと、第1気流AFとを合流させて排出部40から排出する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
被加熱物を収容する加熱調理室と、
前記加熱調理室を収容する筐体と、
前記被加熱物を加熱する加熱部と、
前記加熱部以外を流通する第１気流と、前記加熱部を流通する第２気流とを発生させるファンと、
前記加熱部を通過した後の前記第２気流のみを前記筐体の外部と連通する排出部の近傍まで導く流路と
を備え、
前記流路によって前記排出部の近傍まで導かれた前記第２気流と、前記第１気流とを合流させて前記排出部から排出する、加熱調理器。
続きを表示（約 430 文字）【請求項２】
前記流路は、前記第２気流を前記第１気流に合流させる合流部を有し、
前記合流部は、前記第１気流の進行方向に対して交差する方向に延びるように配置され、
前記合流部は、複数の吹出口を有し、
前記複数の吹出口は、所定間隔離隔した状態で、前記第１気流の進行方向に対して交差する方向に並ぶ、請求項１に記載の加熱調理器。
【請求項３】
前記吹出口は、上流に配置される誘導部を有し、
前記誘導部の傾斜方向は、前記第１気流の進行方向に対して交差し、
前記傾斜方向は、前記第２気流の上流側から下流側に向かう方向を示す、請求項２に記載の加熱調理器。
【請求項４】
前記加熱部は、カーボンヒータと、熱反射板と、熱遮蔽板とを有し、
前記熱反射板は開口部を有し、
前記第２気流の少なくとも一部は、前記開口部を介し、前記カーボンヒータを直接冷却する、請求項１に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、加熱調理器が開示されている。特許文献１に開示の加熱調理器は、外気を吸引して冷却風を生成する送風手段と、加熱室の上方で各熱流を集合させる上部熱溜室と、排気口の上流側に配設され、上部熱溜室の熱流に冷却風を供給する混合手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－３３１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に開示の加熱調理器では、熱流の進行方向と平行な冷却風が熱流の外周部分から供給される。そのため、熱流と冷却風とが充分に混合されず、排出される気流温度の抑制に改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑み、排出される気流温度を抑制できる加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一局面によれば、加熱調理器は、加熱調理室と、筐体と、加熱部と、ファンと、流路とを備える。前記加熱調理室は、被加熱物を収容する。前記筐体は、前記加熱調理室を収容する。前記加熱部は、前記被加熱物を加熱する。前記ファンは、前記加熱部以外を流通する第１気流と、前記加熱部を流通する第２気流とを発生させる。前記流路は、前記加熱部を通過した後の前記第２気流のみを前記筐体の外部と連通する排出部の近傍まで導く。前記流路によって前記排出部の近傍まで導かれた前記第２気流と、前記第１気流とを合流させて前記排出部から排出する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の加熱調理器によれば、排出される気流温度を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す斜視図である。
本実施形態に係る筐体が取り除かれた状態の加熱調理器を示す斜視図である。
本実施形態に係る筐体が取り除かれた状態の加熱調理器を示す斜視図である。
本実施形態に係る扉を示す斜視図である。
本実施形態に係る加熱調理器の概略断面を示す図である。
本実施形態に係る送風部の概略断面を示す図である。
本実施形態に係る筐体が取り除かれた状態の加熱調理器を示す斜視図である。
本実施形態に係る筐体が取り除かれた状態の加熱調理器を示す斜視図である。
本実施形態に係る筐体が取り除かれた状態の加熱調理器を示す底面図である。
図９のＸ－Ｘ線断面図である。
気流の流れを示す図である。
本実施形態に係る加熱調理器の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して、本発明に係る加熱調理器の実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【００１０】
図１を参照して、本実施形態に係る加熱調理器１００について説明する。図１は、加熱調理器１００を示す斜視図である。また、図１は、加熱調理器１００を右斜め前の上方から観た外観を示す。図１に示すように、加熱調理器１００は、被加熱物を加熱調理する。被加熱物は、例えば、食品である。加熱調理器１００は、筐体１０と、扉２０と、操作パネル３０とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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