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公開番号
2025080600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193857
出願日
2023-11-14
発明の名称
駐車場管理装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/14 20060101AFI20250519BHJP(信号)
要約
【課題】契約車両が駐車できない状況を防止し、契約者及び駐車場の管理者の負担を軽減しうる技術を提供する。
【解決手段】駐車場管理装置は、記憶部、第1判断部、第2判断部、及び駐車制御部を備える。記憶部(102)は、契約車両用の第1駐車スペース及び非契約車両用の第2駐車スペースが併設された駐車場のうち、第1駐車スペースを契約している契約者の契約車両を識別する契約車両識別情報を含む契約情報を記憶する。第1判断部(100,30~32)は、第1駐車スペース内の車両を識別する車両識別情報を取得し、取得した車両識別情報と契約車両識別情報とに基づいて、第1駐車スペース内の非契約車両の有無を判断する。第2判断部(100,30~32)は、空いている第2駐車スペースの有無を判断する。駐車制御部(100,30~32)は、契約情報と、第1判断部及び第2判断部の判断結果とに基づいて、駐車場の駐車制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
契約車両用の第1駐車スペース及び非契約車両用の第2駐車スペースが併設された駐車場のうち、前記第1駐車スペースを契約している契約者の契約車両を識別する契約車両識別情報を含む契約情報を記憶する記憶部と、
前記第1駐車スペース内の車両を識別する車両識別情報を取得し、取得した前記車両識別情報と前記契約車両識別情報とに基づいて、前記第1駐車スペース内の前記非契約車両の有無を判断する第1判断部と、
空いている前記第2駐車スペースの有無を判断する第2判断部と、
前記契約情報と、前記第1判断部及び前記第2判断部の判断結果とに基づいて、前記駐車場の駐車制御を行う駐車制御部とを備える駐車場管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記駐車場内の車両の前記車両識別情報を取得し、取得した前記車両識別情報と前記契約車両識別情報とに基づいて、前記駐車場に駐車中の前記非契約車両を計数する計数部をさらに備え、
前記駐車制御は、
前記計数部の計数値が前記第2駐車スペースの総数未満、且つ前記第2判断部で前記空いている第2駐車スペースがあると判断した場合に新たな前記非契約車両の入場を許可する第1処理と、
前記計数部の計数値が前記第2駐車スペースの総数と一致する場合、前記新たな非契約車両の入場を制限する第2処理と、
前記第1判断部で前記第1駐車スペース内に前記非契約車両があると判断された場合、当該第1駐車スペースの契約車両を空いている前記第2駐車スペースに駐車させる第3処理とを含む、請求項1に記載の駐車場管理装置。
【請求項3】
報知部をさらに備え、
前記駐車制御部は、前記第1判断部で前記第1駐車スペースに前記非契約車両が駐車していると判断された場合、第4処理として、前記第2駐車スペースへの移動を促す報知を前記報知部に行わせる、請求項2に記載の駐車場管理装置。
【請求項4】
前記駐車場は前記駐車制御部と通信接続された入場ゲートが設けられており、
前記駐車制御部は、前記第2処理において、前記新たな非契約車両の前記駐車場への入場を禁止する報知を前記報知部に行わせる報知制御、及び前記新たな非契約車両に対して前記入場ゲートを封鎖するゲート制御の少なくとも一方を行う、請求項3に記載の駐車場管理装置。
【請求項5】
前記駐車制御部は、前記第3処理において、前記非契約車両が駐車している前記第1駐車スペースの契約車両に対し、前記空いている第2駐車スペースへの案内を前記報知部に報知させる、請求項3又は4に記載の駐車場管理装置。
【請求項6】
ユーザ操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記車両識別情報は、予め定められた車両ナンバーを含み、
前記契約情報は、前記契約車両識別情報としての前記契約車両の予め定められた車両ナンバーと、前記契約者に関する契約者情報とを含み、
前記第1判断部は、前記取得した車両識別情報が示す車両ナンバーが前記契約車両の車両ナンバーと一致しない場合、前記操作部において、前記ユーザ操作として、前記契約車両の車両ナンバー及び前記契約者情報の少なくとも一方の入力が受け付けられたとき、前記車両を前記契約車両の代替車両とみなす、請求項3に記載の駐車場管理装置。
【請求項7】
前記契約情報は、一時的に前記第1駐車スペースに駐車させる、前記契約車両と異なる代替車両に関する代替車両情報を含み、
前記第1判断部は、前記第1駐車スペースに駐車された車両の車両ナンバーが前記契約車両の車両ナンバーと一致しない場合、前記代替車両情報に基づいて、前記車両が代替車両か否か判断する、請求項3に記載の駐車場管理装置。
【請求項8】
前記駐車制御部は、前記第1判断部において前記車両が前記代替車両とみなされなかった場合に前記第4処理を行う、請求項6又は7に記載の駐車場管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車場管理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、駐車場に入場した車両を空いている駐車スペースに誘導する技術が開示されている。例えば、下記特許文献1に記載の駐車場誘導システムは、駐車場に入場した車両の大きさに応じた空いている駐車場所に自動車を誘導したり、駐車禁止区域や指定と異なる駐車エリアへ自動車が進入した場合に警告を行ったりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-91591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、駐車場の中には月極駐車スペースと時間貸し駐車スペースとが併設されている場合がある。月極駐車スペースは予め契約した契約者の車両(以下、契約車両と称する)が常時駐車可能な駐車スペースである。時間貸し駐車スペースは、契約されていない車両(以下、非契約車両と称する)が一時的に駐車可能な駐車スペースである。このような駐車場において、非契約車両が月極駐車スペースに駐車してしまった場合、この月極駐車スペースの契約車両が駐車できない事態が生じる。この場合、この契約車両の契約者は駐車場の管理者に電話等で問い合わせる等して管理者の対応を待つしかない。また、管理者は、このような問い合わせがある度に現地に出向いて対応しなければならない。
【0005】
本開示は、契約車両が駐車できない状況を防止し、契約者及び駐車場の管理者の負担を軽減しうる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る駐車場管理装置は、記憶部、第1判断部、第2判断部、及び駐車制御部を備える。記憶部は、契約車両用の第1駐車スペース及び非契約車両用の第2駐車スペースが併設された駐車場のうち、第1駐車スペースを契約している契約者の契約車両を識別する契約車両識別情報を含む契約情報を記憶する。第1判断部は、第1駐車スペース内の車両を識別する車両識別情報を取得し、取得した車両識別情報と契約車両識別情報とに基づいて、第1駐車スペース内の非契約車両の有無を判断する。第2判断部は、空いている第2駐車スペースの有無を判断する。駐車制御部は、契約情報と、第1判断部及び第2判断部の判断結果とに基づいて、駐車場の駐車制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、契約車両が駐車できない状況を防止し、契約者及び駐車場の管理者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、駐車場の概略構成を示す模式図である。
図2は、精算機及び駐車場管理装置の概略構成を示すブロック図である。
図3は、契約情報の一例を示す図である。
図4は、第1実施形態における駐車場管理装置の動作フロー図である。
図5Aは、第1処理の実行によって非契約車両の入場が許可される駐車例を示す図である。
図5Bは、第4処理が実行される場合の駐車例を示す図である。
図5Cは、第3処理が実行される場合の駐車例を示す図である。
図5Dは、第2処理の実行によって非契約車両の入場が制限される場合の駐車例を示す図である。
図5Eは、第1処理の実行によって非契約車両の入場が制限される駐車例を示す図である。
図5Fは、第1処理の実行によって非契約車両の入場が許可される駐車例を示す図である。
図6は、第2実施形態における駐車場管理装置の動作フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態における駐車場Pの概略構成を示す模式図である。図1に示すように、駐車場Pは、敷地内に併設された月極駐車スペースPA(PA1~PA5)と、時間貸し駐車スペースPB(PB1~PB3)とを有する。以下、月極駐車スペースPA1~PA5を区別しない場合は月極駐車スペースPAと記載し、時間貸し駐車スペースPB1~PB3を区別しない場合は時間貸し駐車スペースPBと記載する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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