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公開番号
2025102364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219766
出願日
2023-12-26
発明の名称
警報装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250701BHJP(信号)
要約
【課題】より適切なタイミングで運転者に警報可能な警報装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る警報装置100は、先行車両との車間距離を測定し、前記先行車両に接近すると警報を行う警報装置であって、前記先行車両との車間距離を検出する車間距離検出部20と、運転者の状況を検出する運転者状況検出部30と、運転者が運転する車両の車両状況を検出する車両状況検出部40と、検出した運転者状況と、検出した車両状況と、に基づいて、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であるかを予測する予測部60と、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であると予測される場合に、差が生じやすい状況ではないと予測される場合よりも早いタイミングで警報を行う警報部80と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
先行車両との車間距離を測定し、前記先行車両に接近すると警報を行う警報装置であって、
前記先行車両との車間距離を検出する車間距離検出部と、
運転者の状況を検出する運転者状況検出部と、
前記運転者が運転する車両の車両状況を検出する車両状況検出部と、
検出した運転者状況と、検出した車両状況と、に基づいて、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であるかを予測する予測部と、
前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であると予測される場合に、差が生じやすい状況ではないと予測される場合よりも早いタイミングで警報を行う警報部と、を備える、
警報装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記運転者状況検出部は、前記運転者の状況として、少なくとも前記運転者のアイポイントを検出し、
前記予測部は、検出されたアイポイントが所定範囲外である場合に、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であると予測する、
請求項1に記載の警報装置。
【請求項3】
前記先行車両の車両状況を検出する車両状況検出部と、
前記運転者が運転する車両の周辺の状況を検出する周辺状況検出部と、をさらに備え、
前記予測部は、検出した車両状況及び検出した周辺状況の少なくとも一方と、検出した運転者状況と、に基づいて、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であるかを予測する、
請求項1又は2に記載の警報装置。
【請求項4】
運転傾向データを運転者ごとに生成する運転傾向データ生成部をさらに備え、
前記警報部は、前記運転傾向データを加味して警報内容を変更する、
請求項1又は2に記載の警報装置。
【請求項5】
前記警報部は、警報後における前記運転者が運転する車両の車両状況の変化に基づいて、次なる警報内容を変更する、
請求項1又は2に記載の警報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、警報装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両運転時における衝突事故を予防するための技術の開発が求められている。
例えば特許文献1では、先行車両との車間距離を測定し、先行車両に接近すると警報する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-003710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転席に座った運転者の視線の高さすなわちアイポイントが異なると、運転者は、先行車両との車間距離の感じ方が異なることが知られている。運転者が感じている車間距離と実際の車間距離とに差が生じやすい状況においては、通常よりも早いタイミングで警報を行うことが好ましい。そのため、適切なタイミングで運転者に警報するために改善の余地があった。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みなされたものであり、より適切なタイミングで運転者に警報可能な警報装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る警報装置は、
先行車両との車間距離を測定し、前記先行車両に接近すると警報を行う警報装置であって、
前記先行車両との車間距離を検出する車間距離検出部と、
運転者の状況を検出する運転者状況検出部と、
前記運転者が運転する車両の車両状況を検出する車両状況検出部と、
検出した運転者状況と、検出した車両状況と、に基づいて、前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であるかを予測する予測部と、
前記運転者が感覚的に認識する車間距離と、検出した車間距離と、に差が生じやすい状況であると予測される場合に、差が生じやすい状況ではないと予測される場合よりも早いタイミングで警報を行う警報部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、より適切なタイミングで運転者に警報可能な警報装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る警報装置の構成を示すブロック図である。
アイポイントの説明をするための模式図である。
実施形態1に係る警報方法の流れを示すフローチャートである。
実施形態2に係る警報装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態1>
図1を参照して実施形態1に係る警報装置100の構成を説明する。警報装置100は、先行車両との車間距離を測定し、先行車両に接近すると運転者に警報を行う装置であり、車載装置であってもよい。図1に示すように、警報装置100は、車間距離検出部20、運転者状況検出部30、予測部60、及び警報部80を備える。
【0010】
車間距離検出部20は、先行車両と運転者が運転する車両との車間距離を測定する測定装置である。車間距離の測定方法は特に限定されず、公知の方法によって測定されてよい。運転者状況検出部30は、運転者の状況を検出する検出装置である。運転者の状況とは、運転時における運転者に関する情報であり、具体的には例えば、運転者のアイポイント、又は運転者の挙動等である。図2は、アイポイントを説明するための模式図である。図2に示すように、車両400の運転席に座った運転者500のアイポイントAは、車両400が接している地面600の高さを基準とした運転者500の目の高さである。運転者の挙動は、運転者の属性、技能、及び運転者の発話、動作、表情等を示す音声、画像を解析して推測される運転者の意識等を含んでもよい。運転者状況の検出方法は特に限定されず、公知の方法によって検出されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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