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公開番号2025135519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033427
出願日2024-03-05
発明の名称自動電動車椅子
出願人個人,個人
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250910BHJP(信号)
要約【課題】障がい者も自動で目的地にたどり着くことができる、自動運転技術を応用した電動車椅子を提供する。
【解決手段】無線部から把握した現在地データと、目的地設定部で設定された目的地からルートを決定するルート処理部と、前記ルート処理部が決定したルートと前記無線部から把握した現在地データから、現在どちらに進むべきかを決定する方向指示部と、椅子と、前記椅子の両側に配置されており、モータで駆動される主輪と、方向を決定する補助輪と、前記補助輪を左右動させるアクチュエータ部を備え、前記方向指示部で決定した方向を前記アクチュエータ部に方向を伝え目的に自動的に向かうことを特徴とする自動電動車椅子によって、障がい者も自動で目的地にたどり着くことができる、自動運転技術を応用した電動車椅子を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地図データを記憶する記憶部と、
前記記憶部から地図データを取り出し、地図を表示する表示部と、
前記表示部に表示された地図から目的地を設定する目的地設定部と、
現在の位置を把握する無線部と、
前記無線部から把握した現在地データと、目的地設定部で設定された目的地からルートを決定するルート処理部と、
前記ルート処理部が決定したルートと前記無線部から把握した現在地データから、現在どちらに進むべきかを決定する方向指示部と、
椅子と、
前記椅子の両側に配置されており、モータで駆動される主輪と、
方向を決定する補助輪と、
前記補助輪を左右動させるアクチュエータ部と、
を備え、前記方向指示部で決定した方向を前記アクチュエータ部に方向を伝え目的に自動的に向かう、
ことを特徴とする自動電動車椅子。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
バッテリ部と、
前記バッテリ部内部にはバッテリを測定し容量を把握するバッテリ管理部と、
を備え、
前記ルート処理部は、前記バッテリ管理部によって測定されたバッテリ容量を基にルートを決定する、
ことを特徴とする請求項1の自動電動車椅子。
【請求項3】
バッテリ部と、
前記バッテリ部内部にはバッテリを測定し容量を把握するバッテリ管理部と、
を備え、
前記方向指示部は、前記バッテリ管理部によって測定されたバッテリ容量を基に方向を決定する、
ことを特徴とする請求項1の自動電動車椅子。
【請求項4】
前記ルート処理部は、実際に通ったルートを学習したAI処理部によって構成される、
ことを特徴とする請求項1の自動電動車椅子。
【請求項5】
前記AI処理部は、補助者帯同の有無の設定と共に実際に通ったルートを学習し、前記ルート処理部がルートを決定する際にサポート指示を行う、
ことを特徴とする請求項4の自動電動車椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動電動車椅子に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動運転技術は、さまざまなレベルでの進化と普及が見られている。
【0003】
自動運転車のレベルは、1から5まであり、レベル1と2は部分的な自動化を、レベル3は条件付きの自動化を、レベル4は高度な自動化を、そしてレベル5は完全な自動化を意味している。特に、レベル4の自動運転技術は、特定の条件下でドライバーの介入なしに完全自動運転を実現する段階であり、都市部の交通システムに革命をもたらす可能性があるとされている。
【0004】
世界の自動車産業は、自動運転技術の進化と普及に向けて積極的な取り組みを進めており、自動運転車の実現に向けて、先進のセンサ技術やAI、データ収集を通じた技術向上を目指し、レベル5の完全自動運転の実現にも意欲を見せている。また、日本企業も自動運転車の安全性の向上やスマートシティ構築への貢献にも取り組んでおり、その技術革新が自動運転車市場に大きな影響を与えはじめてきた。
【0005】
自動運転車の普及は、都市のエネルギー効率の改善、交通の流れの最適化、公共交通のアクセシビリティ向上など、都市交通の未来を大きく変える可能性を秘めており、この技術革新は、従来の自動車産業だけでなく、IT、通信、エンターテイメントなどの産業にも新たなビジネスチャンスをもたらしている。
【0006】
一方、バリアフリーな社会を目指す上で求められている車椅子については、特許文献1及び特許文献2に示すような電動車椅子が登場している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-037993号公報
特開2022-095277公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1の発明は、運搬が容易な電動車椅子であるが、携帯性や折りたたみ方法に特徴があるのみで、自立して運転する機能は搭載されていない。同様に特許文献2の発明も、階段を昇降する電動車椅子であるが、自動で運転する機能は備えていない。
【0009】
乗用車では自動運転技術が進む中、電動車椅子には当該技術は応用されておらず、車椅子ユーザは、電動車椅子を利用した際には、地図を確認しながら移動をせざるを得ないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、自動電動車椅子であって、地図データを記憶する記憶部と、前記記憶部から地図データを取り出し、地図を表示する表示部と、前記表示部に表示された地図から目的地を設定する目的地設定部と、現在の位置を把握する無線部と、前記無線部から把握した現在地データと、目的地設定部で設定された目的地からルートを決定するルート処理部と、前記ルート処理部が決定したルートと前記無線部から把握した現在地データから、現在どちらに進むべきかを決定する方向指示部と、椅子と、前記椅子の両側に配置されており、モータで駆動される主輪と、方向を決定する補助輪と、前記補助輪を左右動させるアクチュエータ部と、を備え、前記方向指示部で決定した方向を前記アクチュエータ部に方向を伝え目的に自動的に向かうことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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