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公開番号
2025127563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024327
出願日
2024-02-21
発明の名称
非常伝達装置
出願人
能美防災株式会社
代理人
彩雲弁理士法人
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20250826BHJP(信号)
要約
【課題】乳幼児や侵入者を刺激しづらい非常伝達手段を提供する。
【解決手段】複数種類の非常事態に対応可能に設けられた非常伝達装置1において、表示手段2と、通知手段3と、を備えるものとし、表示手段2が、点灯手段4と、音響手段5と、を有するものとし、点灯手段4を、各非常事態に対応させた色の光を点灯又は点滅可能に設け、音響手段5を、各非常事態に対応させた報知音Mを鳴動可能に設け、通知手段3を、表示手段2とは別体として設け、各非常事態に対応した複数の操作手段7を有するものとし、操作手段7が操作されることによって、操作された操作手段7が対応する非常事態に対応する該色の光が点灯又は点滅すると共に操作された操作手段7が対応する非常事態に対応する報知音Mが鳴動するものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の非常事態に対応可能に設けられた非常伝達装置であって、
表示手段と、通知手段と、を備え、
該表示手段は、点灯手段と、音響手段と、を有し、該点灯手段は、各非常事態に対応させた色の光を点灯又は点滅可能に設けられ、該音響手段は、各非常事態に対応させた報知音を鳴動可能に設けられており、
該通知手段は、該表示手段とは別体として設けられ、各非常事態に対応した複数の操作手段を有しており、
該操作手段が操作されることによって、操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該色の光が点灯又は点滅すると共に操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該報知音が鳴動することを特徴とする非常伝達装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記複数の操作手段は、携帯型操作手段と、据置型操作手段と、を含んでおり、
該携帯型操作手段と該据置型操作手段とで対応する非常事態が異なることを特徴とする請求項1に記載の非常伝達装置。
【請求項3】
前記複数の操作手段は、携帯型操作手段を含んでおり、
該携帯型操作手段は、光源部及び/又は振動部を有し、
該光源部は、点灯又は点滅した前記点灯手段に対応した色の光を点灯又は点滅することを特徴とする請求項1に記載の非常伝達装置。
【請求項4】
前記色は、日本色研配色体系でライト(lt)又はブライト(b)に属する色であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の非常伝達装置。
【請求項5】
前記報知音は、音量の最大値が65乃至70 dBとなっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の非常伝達装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、非常伝達装置に関し、より詳細には、複数種類の非常事態に対応可能に設けられた非常伝達装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、非常放送設備がある。非常放送設備は、施設等において、火災や侵入等の非常事態が発生した際に、非常放送を行い、非常事態が発生したことを、音声により周囲に報知し、情報を共有するために用いられる(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-26342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乳幼児、特に0歳乃至3歳の乳幼児のいる幼稚園や保育園に代表される幼児保育施設等において、非常事態が起こった場合において、その情報を共有するために非常放送を行った場合、非常放送は、教諭や保育士といった大人のみならず、そこにいる乳幼児にも聞こえることになるため、普段聞きなじみのない該非常放送が施設にいる乳幼児を刺激し、それにより乳幼児等がパニック等を起こし、その後の避難等に支障をきたす可能性がある。
【0005】
又、施設等に不審者が侵入した場合に、その情報を共有するために非常放送を行うと、該非常放送は、侵入者にも聞こえることになるため、却って、侵入者を刺激してしまい事態が悪い方向に進んでしまう可能性もある。
【0006】
このように、非常事態が起こったとしても、非常放送をしづらい状況が存在する。そのため、施設に非常放送設備があっても、実際には、非常事態時に使用されないことがあった。そこで、本発明は、乳幼児や侵入者を刺激しづらい非常伝達手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、複数種類の非常事態に対応可能に設けられた非常伝達装置であって、表示手段と、通知手段と、を備え、該表示手段は、点灯手段と、音響手段と、を有し、該点灯手段は、各非常事態に対応させた色の光を点灯又は点滅可能に設けられ、該音響手段は、各非常事態に対応させた報知音を鳴動可能に設けられており、該通知手段は、該表示手段とは別体として設けられ、各非常事態に対応した複数の操作手段を有しており、該操作手段が操作されることによって、操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該色の光が点灯又は点滅すると共に操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該報知音が鳴動することを特徴とする非常伝達装置である。
【0008】
尚、本発明は、前記複数の操作手段を、携帯型操作手段と、据置型操作手段と、を含んでおり、該携帯型操作手段と該据置型操作手段とで対応する非常事態が異なるものとすることが可能である。又、本発明は、前記複数の操作手段を、携帯型操作手段を含んでおり、該携帯型操作手段は、光源部及び/又は振動部を有し、該光源部が、点灯又は点滅した前記点灯手段に対応した色の光を点灯又は点滅するものとすることが可能である。又、本発明は、前記色を、日本色研配色体系でライト(lt)又はブライト(b)に属する色とすることが可能である。又、本発明は、前記報知音を、音量の最大値が65乃至70 dBとすることが可能である。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、非常伝達装置において、各非常事態に対応した複数の操作手段が操作されることによって、操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該色の光が点灯又は点滅すると共に操作された該操作手段が対応する非常事態に対応する該報知音が鳴動する様にしたため、乳幼児や侵入者を刺激しづらい非常伝達手段を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態の略図である。
本発明の実施形態における表示手段の正面図である。
本発明の実施形態における通知手段の操作手段の斜視図であり、(a)が携帯型操作手段であり、(b)が据置型操作手段である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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