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公開番号
2025145651
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045944
出願日
2024-03-22
発明の名称
スプリンクラヘッド用シーリング部材
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
主分類
A62C
35/68 20060101AFI20250926BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】天井面等から大きく突出するように設けられたスプリンクラヘッドにも、天井面との間に隙間を生じさせることなく取り付けることができ、かつ、製品管理も容易なスプリンクラヘッド用シーリング部材を提供する。
【解決手段】本発明に係るスプリンクラヘッド用シーリング部材1は、天井面3に形成された取付孔7から先端部が床側へ突出したスプリンクラヘッド5に取り付けられて、取付孔7とスプリンクラヘッド5の隙間を覆い隠すものであって、スプリンクラヘッド5の外周面に固定される筒状の固定部13と、固定部13の下端から外方に張り出す円板状のプレート部15と、を有するシーリングプレート9と、プレート部15と天井面3の間に配置されるスペーサ11と、を備えたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
天井面に形成された取付孔から先端部が床側へ突出したスプリンクラヘッドに取り付けられて、前記取付孔とスプリンクラヘッドの隙間を覆い隠すスプリンクラヘッド用シーリング部材であって、
前記スプリンクラヘッドの外周面に固定される筒状の固定部と、該固定部の下端から外方に張り出す円板状のプレート部と、を有するシーリングプレートと、
前記プレート部と前記天井面の間に配置されるスペーサと、を備えたことを特徴とするスプリンクラヘッド用シーリング部材。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記スペーサは、上下方向に積層される複数からなることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラヘッド用シーリング部材。
【請求項3】
前記スペーサは、下面に形成された下面側係合部と、上面に形成された上面側係合部と、を有し、
前記下面側係合部は、前記シーリングプレートの上面、又は他のスペーサの前記上面側係合部と互いに係合し、
前記上面側係合部は、他のスペーサの前記下面側係合部と互いに係合可能であることを特徴とする請求項2に記載のスプリンクラヘッド用シーリング部材。
【請求項4】
前記スペーサは、円環状の部材からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスプリンクラヘッド用シーリング部材。
【請求項5】
前記円環状の部材の内面に、径方向内側に張り出すように設けられて、前記固定部の外周面に当接又は係合して、前記スペーサの径方向の位置決めをする位置決め部を有することを特徴とする請求項4に記載のスプリンクラヘッド用シーリング部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井面等に設置されるスプリンクラヘッドに取り付けられるスプリンクラヘッド用シーリング部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、室内の天井面等に設置されるスプリンクラヘッドには、一般的にシーリングプレートが取り付けられている。
【0003】
例えば、特許文献1の図4に示されるように、天井13に設けられた貫通穴14にスプリンクラヘッド10が設置されると、スプリンクラヘッド10の外周面と貫通穴14の内周面との間に、隙間が生じる。この隙間を覆い隠すため、スプリンクラヘッド10には、シーリングプレート15が取り付けられている。
【0004】
シーリングプレート15は、筒部16と筒部16の下端に形成されたプレート部17を有している。筒部16の内周面には突起16Aが設けられており、突起16Aをスプリンクラヘッド10の外周面に設けられた係合溝18に係合させることにより、シーリングプレート15がスプリンクラヘッド10に取り付けられている。
【0005】
上記シーリングプレート15をスプリンクラヘッド10に取り付けることで、スプリンクラヘッド10と貫通穴14の間に生じる隙間が、プレート部17によって覆い隠される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-161395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように、シーリングプレートは、取付孔とスプリンクラヘッドの隙間を覆い隠すためのものであるため、プレート部が天井の表面に接するようにスプリンクラヘッドに取り付ける必要がある。
しかし、スプリンクラヘッドが室内側に大きく突出して設置されている場合、シーリングプレートのプレート部が天井面に接触しない場合がある。
【0008】
例えば特許文献1の図4の場合、スプリンクラヘッド10の上部に設けられたノズル12が天井裏の配管Pに接続されており、下部に設けられた感熱分解部11が室内側に突出している。
したがって、この配管Pが、天井13により近い位置に設置されると、スプリンクラヘッド10の下部が室内側にさらに突出することとなり、プレート部17と天井13の表面との間に隙間が生ずる。
【0009】
スプリンクラヘッドを新設する場合であれば、天井面にシーリングプレートを接触可能なように配管の配置を設定することができる。しかし、既設の旧型スプリンクラヘッドを新型スプリンクラヘッドに交換する場合などには、旧型スプリンクラヘッドに合わせて配設された配管に新型スプリンクラヘッドを取り付けるので、シーリングプレートが天井面に接触しない場合があった。
【0010】
そこで、従来では、上記のような問題に対応するための特別対応用のシーリングプレートが用いられていた。
特別対応用のシーリングプレートは、プレート部の外周縁部が立ち上がるように形成されている。そのため、標準のシーリングプレートでは天井面との間に隙間が生じるような場合でも、特別対応用のシーリングプレートを用いることで、立ち上がり部分の上端が天井面に接触するようにシーリングプレートを取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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