TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025148900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049242
出願日2024-03-26
発明の名称照射装置
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20251001BHJP(信号)
要約【課題】監視対象エリアに設置された、感知器の監視範囲および放水ヘッドの放水範囲を容易に確認することができる照射装置を得る。
【解決手段】火災監視エリアに設置された放水ヘッドによる放水範囲、または火災監視エリアに設置された感知器の監視範囲、を対象範囲として、光線で照射することで対象範囲を目視で特定可能とする照射装置であって、対象範囲を照射する光線を発する発光部と、照射指令を受け付けた場合に、あらかじめ決められた照射パターンによって対象範囲を目視で特定可能に照射させるように発光部の照射制御を実行する制御部とを備え、発光部および制御部は、可搬性を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
火災監視エリアに設置された放水ヘッドによる放水範囲、または前記火災監視エリアに設置された感知器の監視範囲、を対象範囲として、光線で照射することで前記対象範囲を目視で特定可能とする照射装置であって、
前記対象範囲を照射する光線を発する発光部と、
照射指令を受け付けた場合に、あらかじめ決められた照射パターンによって前記対象範囲を目視で特定可能に照射させるように前記発光部の照射制御を実行する制御部と
を備え、
前記発光部および前記制御部は、可搬性を有する
照射装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御部は、複数の照射指令のそれぞれに対応した前記照射パターンを個別に記憶しており、受け付けた前記照射指令に対応する照射パターンによって前記対象範囲を照射させるように前記発光部を制御する
請求項1に記載の照射装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載された照射装置と、
前記照射装置が搭載され、飛行指令に従って目的地に飛行可能な飛行体と、
前記飛行体に対して所望の飛行指令を送信可能な機能、および前記照射装置が備える前記制御部に対して所望の照射指令を送信可能な機能を有し、前記飛行体の飛行制御および前記発光部の照射制御を遠隔から実行可能とするリモートコントローラと
を備える照射システム。
【請求項4】
前記リモートコントローラは、
前記対象範囲を目視で特定可能とするために、前記飛行体を適切な飛行経路で前記目的地に飛行させ、前記目的地で適切な発光パターンによる照射を行うように、前記所望の飛行指令および前記所望の照射指令があらかじめプログラミングされた制御パターンを記憶しており、
操作者の操作入力に基づいて前記制御パターンが選択されることで前記飛行制御および前記照射制御を実行可能とする
請求項3に記載の照射システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、火災監視エリアに設置された感知器の監視範囲、あるいは火災監視エリアに設置された放水ヘッドによる放水範囲、を対象範囲として、光線を照射することで対象範囲を目視で特定可能とする照射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
炎から放射される赤外線の光を感知する炎感知器は、火災監視エリア内の天井、壁などに取り付けられて、所定の領域を監視する。搭載されている点状照射のレーザーポインタを、回転機構を利用して手動で回し、円形に監視範囲を描くことで、炎感知器の監視領域の位置を確認する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-133554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炎感知器は、火災監視エリアにおいて、天井、壁などの高所に設置される場合が多い。従って、このような設置環境では、足場の無い状態、または足場の悪い状態での作業が必要となる。しかしながら、特許文献1に開示された従来技術を用いる場合には、このような設置環境において回転機構を手動で回す必要があり、作業負荷および作業時間が増大する一因となっていた。
【0005】
換言すると、火災監視エリアに設置された炎感知器を含む感知器の監視範囲を対象範囲とした際に、対象範囲を容易に確認できることが望まれる。また、感知器以外として、火災監視エリアに設置された放水ヘッドによる放水範囲を対象範囲とした際にも、対象範囲を容易に確認できることが望まれる。
【0006】
設計時には、火災監視エリアとなる建物の形状に対し、感知障害および放水障害が発生しないように、感知器および放水ヘッドを配置している。しかしながら、建物の竣工後には、装飾物、設置物などが障害物となる場合がある。
【0007】
また、実運用が始まった後の点検時には、現状の設置環境における感知器の監視範囲および放水ヘッドの放水範囲を正確に把握することは難しい。さらに、後から設置された装飾物、設置物などが障害物となっているかを正確に把握することも難しい。
【0008】
特に、感知器あるいは放水ヘッドが高所に設置されている場合には、対象範囲を容易に確認できることが、より強く望まれる。
【0009】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、監視対象エリアに設置された、感知器の監視範囲および放水ヘッドの放水範囲を容易に確認することができる照射装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る照射装置は、火災監視エリアに設置された放水ヘッドによる放水範囲、または火災監視エリアに設置された感知器の監視範囲、を対象範囲として、光線で照射することで対象範囲を目視で特定可能とする照射装置であって、対象範囲を照射する光線を発する発光部と、照射指令を受け付けた場合に、あらかじめ決められた照射パターンによって対象範囲を目視で特定可能に照射させるように発光部の照射制御を実行する制御部とを備え、発光部および制御部は、可搬性を有するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

能美防災株式会社
表示灯
28日前
能美防災株式会社
消火設備
7日前
能美防災株式会社
照射装置
今日
能美防災株式会社
炎検知器
1か月前
能美防災株式会社
携帯型電灯
5日前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1日前
能美防災株式会社
現地操作盤
1か月前
能美防災株式会社
火災感知器
1か月前
能美防災株式会社
非常伝達装置
1か月前
能美防災株式会社
防災システム
27日前
能美防災株式会社
防災システム
7日前
能美防災株式会社
水噴霧ヘッド
5日前
能美防災株式会社
感知器ベース
9日前
能美防災株式会社
避難システム
1か月前
能美防災株式会社
ガス検出装置
1か月前
能美防災株式会社
避難システム
1か月前
能美防災株式会社
感知システム
今日
能美防災株式会社
感知システム
今日
能美防災株式会社
車両システム
今日
能美防災株式会社
車両システム
今日
能美防災株式会社
災害通報システム
1か月前
能美防災株式会社
延焼防止システム
1か月前
能美防災株式会社
火災監視システム
29日前
能美防災株式会社
防災管理システム
1か月前
能美防災株式会社
異常検出システム
今日
能美防災株式会社
画像表示システム
1日前
能美防災株式会社
火災監視システム
1か月前
能美防災株式会社
スプリンクラ消火設備
6日前
能美防災株式会社
中継器の配線接続構造
21日前
能美防災株式会社
ガス警報器用の試験器
1か月前
能美防災株式会社
煙感知器用の加煙試験器
1か月前
能美防災株式会社
エアーコンディショナー
今日
能美防災株式会社
信号検出装置および警報器
今日
能美防災株式会社
泡消火方法及び泡消火設備
28日前
能美防災株式会社
塵芥車の火災検知システム
7日前
続きを見る