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公開番号2025160705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063434
出願日2024-04-10
発明の名称表示装置
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20251016BHJP(信号)
要約【課題】防災関連機器の設置場所に行かなくてもその防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報を取得できるようにする。
【解決手段】表示装置11の制御部111は、1以上の防災関連機器10から当該防災関連機器10のメモリカード100に記憶されている履歴情報をネットワーク経由で取得する取得部1111と、取得された履歴情報を表示部115によって表示する表示制御部1112と、或る防災関連機器から取得された履歴情報と、別の防災関連機器から取得された履歴情報とを比較する比較部1113と、メモリカード100に記憶された時点における履歴情報の表現を、閲覧者がその第1の表現よりも理解しやすい表現に変換する変換部1114とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1以上の防災関連機器から当該防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報をネットワーク経由で取得する取得部と、
取得された前記履歴情報を表示する表示制御部と
を備える表示装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、取得された複数の前記履歴情報を決められた順序で表示領域に並べて表示する
請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
第1の防災関連機器から取得された第1の履歴情報と、第2の防災関連機器から取得された第2の履歴情報とを比較する比較部を備え、
前記表示制御部は、前記第1の履歴情報及び前記第2の履歴情報の比較結果を表示する
請求項1記載の表示装置。
【請求項4】
前記外部記憶媒体に記憶された時点における前記履歴情報の表現である第1の表現を、閲覧者が当該第1の表現よりも理解しやすい表現である第2の表現に変換する変換部を備え、
前記表示制御部は、前記第2の表現に変換された後の前記履歴情報を表示する
請求項1記載の表示装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記防災関連機器の外部記憶媒体の空き容量が閾値未満になった場合に、当該外部記憶媒体に記憶されている履歴情報を取得する
請求項1記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報を表示するための技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
火災受信機は火災事象の発生や自動試験に関する履歴情報を記憶している(例えば特許文献1参照)。これらの履歴情報は、そのデータサイズが比較的大きいので、火災受信機に装着された外部記憶媒体であるメモリカードに記憶されることが一般的である。また、火災受信機以外の防災関連機器(例えば防災LANに含まれる主中継器)においても、通信処理に関する履歴情報を自機の外部記憶媒体に記憶している。
【0003】
これらの防災関連機器の状態は一つの自動火災報知設備として共有される必要があり、例えば、火災感知器から発報信号を受信した主中継器が火災発報の状態となったときに、防災LANを介して火災受信機も火災発報の状態となる必要がある。ディスプレイを有する表示装置も同様である。
【0004】
このような防災関連機器を含む防災LANの不具合を検証するときに、作業者が各機器の設置場所に行ってその機器の履歴情報をそれぞれPC等に取り込んで検証する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-135686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
防災関連機器の種類や、防災関連機器が設置されている施設の構造又は性質によっては、作業者が防災関連機器の設置場所に立入りにくいケースがあったり、また、立入り禁止のエリアに防災関連機器が設置されていたりすることがある。例えば、研究所のような施設の場合、事務棟や研究棟等の複数の建物があり、火災受信機は事務棟の防災センタに設置されていて作業者が簡単に入ることができても、分散配置される主中継器がセキュリティレベルの高い建物にあって立入禁止となっていると、その主中継器の設置場所には作業者がなかなか立入れない。
【0007】
そこで、本開示は、防災関連機器の設置場所に行かなくてもその防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報を取得できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本開示の第1の態様に係る表示装置は、1以上の防災関連機器から当該防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報をネットワーク経由で取得する取得部と、取得された前記履歴情報を表示する表示制御部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、防災関連機器の設置場所に行かなくてもその防災関連機器の外部記憶媒体に記憶されている履歴情報を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態による防災システム1の構成例を示す図である。
表示装置11の構成例を示す図である。
表示装置11の制御部111が制御プログラムに従って実行する表示方法における処理の流れを示すフローチャートである。
表示装置11の表示例を示す図である。
表示装置11の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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