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公開番号
2025148902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049244
出願日
2024-03-26
発明の名称
感知システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20251001BHJP(信号)
要約
【課題】監視エリアでの環境変化に応じた煙の感知を行うことができる感知システムを得ることができる。
【解決手段】感知システム(100)は、監視エリア(200)で発生した煙を感知する煙感知部(2)と、監視エリア(200)で発生した音を、エリア内発生音として収音する収音部(1)と、収音部(1)によって収音されたエリア内発生音に基づいて、煙感知部(2)による煙感知感度を可変制御する制御部(3)と、を備え、制御部(3)は、エリア内発生音に、あらかじめ決められた特定音が含まれている場合、煙感知感度を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
監視エリアで発生した煙を感知する煙感知部と、
前記監視エリアで発生した音を、エリア内発生音として収音する収音部と、
前記収音部によって収音された前記エリア内発生音に基づいて、前記煙感知部による煙感知感度を可変制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記エリア内発生音に、あらかじめ決められた特定音が含まれている場合、前記煙感知感度を変更する、
感知システム。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記エリア内発生音に、前記特定音として、火災を引き起こす要因としてあらかじめ決められた音である第1特定音が含まれている場合、前記煙感知感度を上げる、
請求項1に記載の感知システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記エリア内発生音に、前記特定音として、煙の誤検出要因としてあらかじめ決められた音である第2特定音が含まれている場合、前記煙感知感度を下げる、
請求項1または2に記載の感知システム。
【請求項4】
前記収音部によって収音された前記エリア内発生音を取得して解析処理を行う解析部をさらに備え、
前記制御部は、前記解析部によって解析された解析結果に基づいて、前記可変制御を行う、
請求項1または2に記載の感知システム。
【請求項5】
前記解析部は、前記特定音が含まれている音響データを教師データとして訓練した学習モデルである音検出用学習モデルを用いて、前記解析処理を行い、
前記制御部は、前記音検出用学習モデルを用いた解析結果に基づいて、前記可変制御を行う、
請求項4に記載の感知システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記エリア内発生音に、前記第2特定音として、人がタバコを吸うときの喫煙音、及び、食材を焼く燃焼音のうちの少なくともいずれか一方が含まれている場合、前記煙感知感度を下げる、
請求項3に記載の感知システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記エリア内発生音に、前記第1特定音として、木材の燃焼音、火災発生時の轟音、液体が撒かれる音、及び、ガス漏れの音のうちの少なくともいずれか1つまたは複数の音が含まれている場合、前記煙感知感度を上げる、
請求項2に記載の感知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、監視エリアの環境変化に応じて煙感知器の煙感知感度を変更することができる感知システムに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
煙感知器は、監視エリア内の煙の濃度が閾値に達した場合、火災が発生したものとして発報する。
【0003】
また、従来の火災検知装置に関して、以下のものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る火災検知装置は、監視エリアで発生する音を音響データとして収音し、当該音響データを解析することにより、監視エリアで炎が発生したことを検知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7376660号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、着火性の高いガソリン、灯油などが飛散していたり、ガスコンロからガスが漏れていたりするなど、火災を引き起こす要因が生じているときに火を用いると、これらに着火して多大な被害となるおそれがある。
【0006】
一方、煙を感知しても、その煙が調理中や喫煙中の煙などの非火災性のものである場合、煙の誤検出を抑える必要がある。
【0007】
このように、火災による被害を低減させたり、煙の誤検出を抑えたりするには、監視エリア内での環境変化に応じて、誤検出の抑制と迅速な火災感知との両立を図ることが重要となる。
【0008】
特許文献1に係る火災検知装置は、監視エリアで生じた炎自体の音を高感度に検出することを目的としている。このため、上記のような監視エリア内での環境変化を検出の対象とするものではない。
【0009】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、監視エリアでの環境変化に応じた煙の感知を行うことができる感知システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る感知システムは、監視エリアで発生した煙を感知する煙感知部と、監視エリアで発生した音を、エリア内発生音として収音する収音部と、収音部によって収音されたエリア内発生音に基づいて、煙感知部による煙感知感度を可変制御する制御部と、を備え、制御部は、エリア内発生音に、あらかじめ決められた特定音が含まれている場合、煙感知感度を変更する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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