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公開番号2025145093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045102
出願日2024-03-21
発明の名称携帯型電灯
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類F21L 4/00 20060101AFI20250926BHJP(照明)
要約【課題】火災発生時、避難方向を照らすのに好適に使用可能な携帯型電灯を提供する。
【解決手段】携帯型電灯(1)であって、発光部(2)が設けられる電灯本体(3)を備えると共に、前記電灯本体(3)に、外部に突出するものとして設けられて、前記発光部(2)の光の照射方向(A1)に向けて送風可能なファン(6)を備えることを特徴とする。また、火災発生時に使用された際、使用空間中に、前記光の照射方向(A1)に沿う煙の流れを含む煙の対流を形成することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光部が設けられる電灯本体を備えると共に、
前記電灯本体に、外部に突出して設けられるものとして、前記発光部の光の照射方向に向けて送風可能なファンを備えることを特徴とする携帯型電灯。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
火災発生時に使用された際、使用空間中に、前記光の照射方向に沿う煙の流れを含む煙の対流を形成することを特徴とする請求項1に記載の携帯型電灯。
【請求項3】
前記ファンは、吸込み側にフィルタが設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯型電灯。
【請求項4】
動作モードの選択が可能であり、その選択可能な動作モードとして、
前記ファンの風量が多い一方、前記発光部の光度が弱い状態で動作する第1の動作モードと、
前記ファンの風量が少ない一方、前記発光部の光度が強い状態で動作する第2の動作モードと、を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯型電灯。
【請求項5】
前記ファンの風量と前記発光部の光度の調節が可能であり、
前記ファンの風量を多くする操作を行うと、前記発光部の光度が自動的に弱くなり、前記ファンの風量を少なくする操作を行うと、前記発光部の光度が自動的に強くなることを特徴とする請求項1に記載の携帯型電灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、携帯型電灯に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
携帯型電灯は、携帯して使用可能な照明器具であり、懐中電灯などとも称される(懐中に入らないサイズのものも含む)。
【0003】
この種の携帯型電灯は、平常時だけでなく、非常時にも使用される。そのため、非常時に有用な機能を付加的に有するものが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実願昭54-056077号(実開昭55-156301号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
携帯型電灯は、例えば、火災発生時、停電した状況で避難する際に、避難方向を照らすのに使用されることがあり得る。
【0006】
しかしながら、火災が進行し、煙が充満する状態になった場合には、避難方向を携帯型電灯で照らしても、煙で遮られてしまい、視界を良くすることができない。
【0007】
この発明は、上記の事情に鑑み、火災発生時、避難方向を照らすのに好適に使用可能な携帯型電灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、発光部が設けられる電灯本体を備えると共に、前記電灯本体に、外部に突出するものとして設けられて、前記発光部の光の照射方向に向けて送風可能なファンを備えることを特徴とする携帯型電灯、である。
【0009】
この発明において、前記ファンは、火災発生時使用された際に、使用空間中に、前記光の照射方向に沿う煙の流れを含む煙の対流を形成するものとすることができる。また、前記ファンは、起伏可能に設けられるものとすることができる。また、前記ファンは、送風方向可変に設けられるものとすることができる。また、前記ファンは、吸込み側にフィルタが設けられるものとすることができる。また、動作モードの選択が可能であり、その動作モードとして、前記ファンの風量が多い一方、前記発光部の光度が弱い状態で動作する第1の動作モードと、前記ファンの風量が少ない一方、前記発光部の光度が強い状態で動作する第2の動作モードと、を有するものとすることができる。また、前記動作モードとして、前記ファンの風量が多く、かつ、前記発光部の光度が強い状態で動作する第3の動作モードをさらに有するものとすることができる。また、前記電灯本体には、前記動作モードの選択操作部が設けられると共に、煙が多い場合には、前記第1の動作モードが選択される一方、煙が少ない場合には、前記第2の動作モードが選択されるようにガイドする案内表示部が設けられるものとすることができる。また、前記ファンの風量と前記発光部の光度の調節が可能であり、前記ファンの風量を多くする操作を行うと、前記発光部の光度が自動的に弱くなり、前記ファンの風量を少なくする操作を行うと、前記発光部の光度が自動的に強くなるものとすることができる。
【発明の効果】
【0010】
この発明においては、ファンによって、発光部の光の照射方向に向けて送風することができる。そのため、火災発生時、停電した状況で避難方向を照らすのに使用された際に、煙が存在していたとしても、その煙を前方に移動させて排除しながら、光を照射することができる。すなわち、煙が存在していたとしても、避難方向の視界を良くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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