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公開番号
2025151406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052810
出願日
2024-03-28
発明の名称
事故情報収集装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20251002BHJP(信号)
要約
【課題】車両の損傷を伴う事故を検知したときに、事故に関連する車両を特定するための事故情報を自車両および周辺車両から収集する。
【解決手段】事故情報収集装置1は、車両損傷を伴う事故の発生をセンサにより検知する事故検知部111と、事故の発生検知時の自車両10の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部112と、自車両10に関する登録情報を含む自車両情報を記憶する記憶部121と、自車両10の周辺車両20に自車両情報を送信するとともに、周辺車両20から周辺車両情報を受信する通信部200と、事故検知部111と、位置情報取得部112と、通信部200との処理を制御する制御部113と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両損傷を伴う事故の発生をセンサにより検知する事故検知部と、
前記事故の発生検知時の自車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、
前記自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶する記憶部と、
前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信し、前記周辺車両から周辺車両情報を受信する通信部と、
前記事故検知部と、前記位置情報取得部と、前記通信部と、の処理を制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記事故検知部において、前記車両損傷を伴う事故の発生が検知されると、前記通信部を介して、前記周辺車両に前記自車両情報を送信させるとともに、前記周辺車両から前記周辺車両情報を受信させ、
前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記事故検知部は、撮像装置が撮像した前記自車両の外部画像情報に基づいて、車両損傷を伴う事故の発生を検知し、
前記自車両情報は、前記自車両の外部画像情報を含み、
前記周辺車両情報は、前記周辺車両の外部画像情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両事故情報収集装置。
【請求項3】
撮像装置が撮像した自車両の外部画像情報に基づいて、車両損傷を伴う事故の発生を検知する事故検知部と、
前記事故の発生検知時の前記自車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、
前記自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶する記憶部と、
前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信し、前記周辺車両から周辺車両情報を受信する通信部と、
前記事故検知部において、前記車両損傷を伴う事故の発生が検知されたときに、前記自車両が加害車両または被害車両のいずれかであるかを判定する判定部と、
前記事故検知部と、前記位置情報取得部と、前記通信部と、前記判定部と、の処理を制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記事故検知部において、前記事故の発生を検知すると、前記判定部において、前記自車両が前記加害車両であると判定された場合には、前記通信部を介して、前記周辺車両に前記自車両情報を送信させ、
前記判定部において、前記自車両が前記被害車両であると判定された場合には、前記通信部を介して、前記周辺車両から前記周辺車両情報を受信させ、
前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記判定部の判定結果に関する情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置。
【請求項4】
前記自車両情報あるいは前記周辺車両情報は、前記自車両もしくは前記周辺車両のキーの位置情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の車両用事故情報収集装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記事故検知部において、前記車両損傷を伴う事故の発生が検知され、且つ前記キーの位置情報に基づいて、前記自車両のキーが前記自車両の周辺にないと判定する場合には、事故が発生した旨の情報を前記自車両の運転者に提供することを特徴とする請求項4に記載の車両用事故情報収集装置。
【請求項6】
コントローラと、通信部と、センサと、
を備え、
前記コントローラは、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリとを含み、
前記1つまたは複数のメモリは、
自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶するストレージを含み、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
車両損傷を伴う事故の発生を前記センサにより検知した場合には、前記通信部を介して、前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信させるとともに、前記周辺車両から周辺車両情報を受信させ、
前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、事故情報収集装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両の損傷を伴う事故の発生を検知し、事故の発生をサーバ等に通知する機能を備えた装置が実用化されている。
【0003】
例えば、この種の技術として、所定の閾値よりも強い衝撃が検知された場合に、衝撃情報を所定の外部サーバに送信する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-111560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、車両の運転中に発生した衝突事故等であれば、多くの場合において、事故を起こした相手車両を特定することができる。
しかしながら、例えば、駐車スペースに車両を駐車させた運転者が、車両から降車するときに、運転者不在の隣の車両にドアを衝突させて場合には、例えば、隣の車両の運転者は、事故の発生を認知できないため、事故の相手車両を特定できない虞がある。
また、自車両に運転者が搭乗していた場合であっても、軽微な接触の場合には、接触事故の発生を運転者が認知できない時があるため、事故の相手車両を特定できない虞がある。
そのため、車両の損傷を受けた車両の運転者は、結果として不利益を被る虞がある。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、車両の損傷を伴う事故を検知したときに、事故に関連する車両を特定するための事故情報を自車両および周辺車両から収集する事故情報収集装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両損傷を伴う事故の発生をセンサにより検知する事故検知部と、前記事故の発生検知時の自車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、前記自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶する記憶部と、前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信し、前記周辺車両から周辺車両情報を受信する通信部と、前記事故検知部と、前記位置情報取得部と、前記通信部と、の処理を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記事故検知部において、前記車両損傷を伴う事故の発生が検知されると、前記通信部を介して、前記周辺車両に前記自車両情報を送信させるとともに、前記周辺車両から前記周辺車両情報を受信させ、前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置を提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、撮像装置が撮像した自車両の外部画像情報に基づいて、車両損傷を伴う事故の発生を検知する事故検知部と、前記事故の発生検知時の前記自車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、前記自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶する記憶部と、前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信し、前記周辺車両から周辺車両情報を受信する通信部と、前記事故検知部において、前記車両損傷を伴う事故の発生が検知されたときに、前記自車両が加害車両または被害車両のいずれかであるかを判定する判定部と、前記事故検知部と、前記位置情報取得部と、前記通信部と、前記判定部と、の処理を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記事故検知部において、前記事故の発生を検知すると、前記判定部において、前記自車両が前記加害車両であると判定された場合には、前記通信部を介して、前記周辺車両に前記自車両情報を送信させ、前記判定部において、前記自車両が前記被害車両であると判定された場合には、前記通信部を介して、前記周辺車両から前記周辺車両情報を受信させ、前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記判定部の判定結果に関する情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置を提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、コントローラと、通信部と、センサと、を備え、前記コントローラは、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリとを含み、前記1つまたは複数のメモリは、自車両に関する登録情報を含む自車両情報を記憶するストレージを含み、前記1つまたは複数のプロセッサは、車両損傷を伴う事故の発生を前記センサにより検知した場合には、前記通信部を介して、前記自車両の周辺車両に前記自車両情報を送信させるとともに、前記周辺車両から周辺車両情報を受信させ、前記事故の発生情報と、前記自車両の位置情報と、前記自車両情報と、前記周辺車両情報とを紐づけた事故情報を生成し、前記通信部を介して、前記事故情報をサーバ装置に提供することを特徴とする車両事故情報収集装置を提案している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、車両の損傷を伴う事故を検知したときに、事故に関連する車両を特定するための事故情報を自車両および周辺車両から収集することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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