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公開番号
2025171838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077554
出願日
2024-05-10
発明の名称
車両用シート
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B60N
2/64 20060101AFI20251113BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員が安全に休息をとる体勢になれるとともに、衝突が発生したときの乗員への負担を軽減させる。
【解決手段】着座した乗員Pの骨盤部から大腿部を支えるシートクッション部100と、乗員Pの背部を支えるシートバック部200と、が設けられた車両用シート10であって、シートバック部200には、車両下側にプレート回転軸PAを有し、車両前後方向に向かって回転可能な平板状に形成されたサポートプレート部220と、サポートプレート部220の車両前側にU字状に形成され車幅方向両側に設けられている一対のサポートレール部230と、車両前側に向かって突出し車両後側において車幅方向および車両上下方向に広がりを有し、サポートレール部230に摺動可能に係合している一対の背部サポート部240と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
着座した乗員の骨盤部から大腿部を支えるシートクッション部と、前記乗員の背部を支えるシートバック部と、が設けられた車両用シートであって、
前記シートバック部には、
車両下側に回転軸を有し、車両前後方向に向かって回転可能な平板状に形成されたサポートプレート部と、
前記サポートプレート部の車両前側にU字状に形成され車幅方向両側に設けられている一対のサポートレール部と、
車両前側に向かって突出し車両後側において車幅方向および車両上下方向に広がりを有し、前記サポートレール部に摺動可能に係合している一対の背部サポート部と、
を備えていることを特徴とする車両用シート。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記シートバック部には、前記サポートプレート部の傾きおよび位置と前記背部サポート部の位置とを変更する駆動部と、
前記駆動部を制御する判断部をさらに備え、
前記判断部は、乗員の体格および車両の走行状態および衝突の有無および前記シートバック部の状態に関する情報を取得し、取得した情報に応じて前記駆動部を介して前記サポートプレート部の傾きおよび位置と前記背部サポート部の位置とを制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記判断部は、前記シートバック部が所定の位置よりも後傾されているときには、前記背部サポート部を頸部サポート位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の車両においては、運転者の運転操作の負担を軽減するとともに、安全性の向上を実現することを目的として、運転者の運転操作を必要とせずに車両を自動走行させる自動運転制御技術の開発が進められている。
【0003】
この種の自動運転制御技術が搭載された車両においては、助手席側に限らず運転席側においても、運転者が着座シートを車両後側にスライドさせ、シートバック部を車両後方側に後傾させる安楽姿勢を取ることを想定する必要がある。
【0004】
上記に示す安楽姿勢が可能なシートとして、車両用シートにおいて、着座位置の高さを調整可能にするリフター機構が配備されているものがある。このようなリフター機構として設けられているフレーム部材は、起倒回動可能にする必用があるため、各フレーム部材の支持強度が低下してしまう場合がある。
【0005】
上記に示す課題を解決する手段として、各フレーム部材の支持強度を確保しつつロッドによる連結を行うために、シートクッションを支持する骨格部材として互いに幅方向に離間して配置されたリンク部材同士をロッドによって連結させる技術が開示されている。
具体的には、例えば、各リンク部材は、互いの離間寸法を変化させる段差形状に形成されており、その段差形状によって、ロッドの端部面に面当接する端部当接面と、ロッドの外周面に面当接する外周当接面とが形成されている。これらリンク部材は、その端部当接面及び外周当接面をロッドRの端部面及び外周面にそれぞれ面当接させた状態としてロッドに接合されて連結させている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4978282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に示す技術は、リフター機構におけるシートクッションを昇降移動可能にリンク連結するリンク部材において、各フレーム部材の支持強度を確保しつつロッドによる連結を行えるようにする技術である。
【0008】
しかしながら、特許文献1に示す技術においては、バックシートを後傾させた安楽姿勢における乗員の姿勢および車両に衝突が発生したときの乗員への負担に関して考慮されていない虞があるという課題があった。
【0009】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、乗員が安全に休息をとる体勢になれるとともに、車両に衝突が発生したときの乗員への負担を軽減させる車両用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1またはそれ以上の実施形態は、着座した乗員の骨盤部から大腿部を支えるシートクッション部と、前記乗員の背部を支えるシートバック部と、が設けられた車両用シートであって、前記シートバック部には、車両下側に回転軸を有し、車両前後方向に向かって回転可能な平板状に形成されたサポートプレート部と、前記サポートプレート部の車両前側にU字状に形成され車幅方向両側に設けられている一対のサポートレール部と、車両前側に向かって突出し車両後側において車幅方向および車両上下方向に広がりを有し、前記サポートレール部に摺動可能に係合している一対の背部サポート部と、を備えている車両用シートを提案している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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