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公開番号
2025153147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024055464
出願日
2024-03-29
発明の名称
車体前部構造
出願人
株式会社SUBARU
代理人
インフォート弁理士法人
,
弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】フロントトランクに内容物が収納されている状態であっても、前面衝突時の衝撃荷重を効率良く吸収させることができるようにする。
【解決手段】車体前部構造は、車体前部の車幅方向左右に設けられた一対のフロントサイドフレームと、車体前部の前側に設けられた剛性を有する構造体と、車体前部の後側に設けた高電圧部品と、構造体と高電圧部品との間に形成されたフロントスペースに取付けられるフロントトランクとを有し、車幅方向左右に延在し、上面がフロントトランクの下面に当接するクロスメンバの両端部が一対のフロントサイドフレームに固定されており、フロントトランクの下面に、車体の前部から後部方向へ上方に傾斜するトランク側斜面が形成され、クロスメンバの上面に、トランク側斜面に当接してフロントトランクを支持する支持斜面が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体前部の車幅方向左右に設けられた一対のフロントサイドフレームと、
前記車体前部の前側に設けられた剛性を有する構造体と、
前記車体前部の後側に設けた高電圧部品と、
前記構造体と前記高電圧部品との間に形成されたフロントスペースに取付けられるフロントトランクと
を有する車体前部構造において、
車幅方向左右に延在し、上面が前記フロントトランクの下面に当接するクロスメンバの両端部が一対の前記フロントサイドフレームに固定されており、
前記フロントトランクの下面に、車体の前部から後部方向へ上方に傾斜するトランク側斜面が形成され、
前記クロスメンバの前記上面に、前記トランク側斜面に当接して前記フロントトランクを支持する支持斜面が形成されている
ことを特徴とする車体前部構造。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記フロントトランクの前記下面の前部に平坦面が形成され、
前記平坦面が当接する支持フレームが前記構造体から延在されており、
前記支持フレームに、前記平坦面に形成されている係合孔に係合して該フロントトランクを抜け止めする係止部材が固設されている
ことを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
【請求項3】
前記係止部材は、頭部と該頭部よりも直径の小さい胴部とを有する段付き部材であり、前記支持フレーム上に前記胴部が係止され、
前記係合孔は、前記胴部が係入して前記頭部にて抜け止めされる長孔部と、該長孔部に連続して該長孔部の後部に形成されて前記頭部の直径よりも大きな直径の大径部と
を有することを特徴とする請求項2記載の車体前部構造。
【請求項4】
前記車体前部の上部を開閉するフロントフードを有し、
前記フロントトランクの上面の少なくとも後部側にフランジが形成され、
前記フロントフードの下面に、前記車体前部が障害物に衝突した際に、前記フランジの下面に入り込む爪部を有するフランジ受け部が車幅方向に沿って設けられ、
前記爪部は、前記車体前部が障害物に衝突した際の前記フロントフードの屈曲変形に伴い前記フランジを上方へ引き上げる
ことを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
【請求項5】
前記フロントフードの前記爪部に対峙する位置に、該爪部が前記フランジの下面に入り込んだ際に、前記フランジの上面を押圧する弾性支持部材が設けられている
ことを特徴とする請求項4記載の車体前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体前部構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
最近の電動車両では、モータを駆動軸側に配置することで、フロントフードの下方に比較的容量の大きなスペースが生まれる。このスペースをフロントトランク(「フランク」とも称する)として有効活用する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開2010-58737号公報)には、フロントトランク(荷室箱)を、車体前部の左右に設けられているフロントサイドフレームと前部に設けたバンパビームと後部に設けたトーボードとで囲まれた領域に配置する技術が開示されている。
【0004】
又、この文献では、フロントトランクの後部にラジエータやエアコンユニットが配置されている。フロントトランクの底部にはビード部が形成されている。フロントトランクはビード部にてバンパビームを車体後部から支持している。
【0005】
この文献において車両が前面衝突すると、そのときの衝撃荷重がバンパビームを介してフロントサイドフレームとフロントトランクとに伝達される。フロントトランクに伝達された衝撃荷重はビード部の圧潰により一部が吸収されると共に、左右のフロントサイドフレームに分散される。その結果、前面衝突時の衝撃荷重はフロントサイドフレームとフロントトランクのビード部とで分散される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-58737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、フロントトランクには、ゴルフセットや工具類等の剛性の高い構造物を収納する場合がある。フロントトランクに剛性の高い構造物が収納された状態では、フロントトランクが擬似的に剛体化し易くなる。
【0008】
フロントトランクが内容物によって擬似的に剛体化すると、車両が前面衝突し、その衝撃荷重がフロントトランクに伝達されても、フロントトランクは変形、及び圧潰し難くなる。その結果、フロントトランクが障害となって圧潰ストロークを確保することができず、良好な衝撃吸収(EA:energy absorber)特性を得ることが困難となる。
【0009】
このように、引用文献1に開示されている技術では、前面衝突時におけるフロントトランクよる衝撃荷重の分散は、収納されている内容物によって大きく左右されることになる。
【0010】
本発明は、フロントトランクに内容物が収納されている状態であっても、前面衝突時の衝撃荷重を効率良く吸収させることの可能な車体前部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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