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公開番号2025164275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068103
出願日2024-04-19
発明の名称運転支援装置
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20251023BHJP(信号)
要約【課題】何らかのトラブルの発生が推定された際に、運転者が車両を適切に運転できるように支援する。
【解決手段】運転支援装置は、一または複数のプロセッサと、一または複数のプロセッサによって実行されるプログラムが記憶された記憶媒体と、を備え、プログラムは一または複数の命令を含み、命令は、一または複数のプロセッサに、車両の運転者に関する運転者情報を取得する処理と、運転者情報から運転者の心理状態を判定する処理と、心理状態からトラブルを推定する処理と、トラブルが推定されたことに基づいて、心理状態に応じた音声を出力させる音声出力処理と、を実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一または複数のプロセッサと、
前記一または複数のプロセッサによって実行されるプログラムが記憶された記憶媒体と、を備え、
前記プログラムは一または複数の命令を含み、
前記命令は、前記一または複数のプロセッサに、
車両の運転者に関する運転者情報を取得する処理と、
前記運転者情報から前記運転者の心理状態を判定する処理と、
前記心理状態からトラブルを推定する処理と、
トラブルが推定されたことに基づいて、前記心理状態に応じた音声を出力させる音声出力処理と、を実行させる
運転支援装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記命令は、
前記車両の車両情報を取得する処理を前記一または複数のプロセッサに実行させ、
前記命令は、
前記音声出力処理として、トラブルが推定されたことに応じて、前記車両情報に応じた音声を出力させる処理を前記一または複数のプロセッサに実行させる
請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記命令は、
前記音声出力処理として、トラブルが推定されたことに基づいて、推定されたトラブルに応じた音声を出力させる処理を前記一または複数のプロセッサに実行させる
請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記音声は、前記運転者に対する心理支援アナウンスと、前記車両の運転操作を指示する操作支援アナウンスと、を含む、
請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記運転者情報は、前記運転者の表情の情報と、前記運転者が発した音声の情報と、を含む、
請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者による車両の運転を支援する運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の故障が検知されると、例えば故障の発生及びその故障内容を示すメッセージが音声案内により出力される技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-67347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の走行時には、各種のトラブルが発生しうる。車両の走行時に発生しうるトラブルのなかには、例えば煽り運転のように、自車両の走行状況のみからその発生を直ちに検知し難いものもある。また、トラブルにより運転者が平常の心理状態を保てなくなると、車両の適切な運転の妨げになる虞がある。
そこで、本発明は、何らかのトラブルの発生が推定された際に、運転者が車両を適切に運転できるように支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施の形態の運転支援装置は、一または複数のプロセッサと、前記一または複数のプロセッサによって実行されるプログラムが記憶された記憶媒体と、を備え、前記プログラムは一または複数の命令を含み、前記命令は、前記一または複数のプロセッサに、車両の運転者に関する運転者情報を取得する処理と、前記運転者情報から前記運転者の心理状態を判定する処理と、前記心理状態からトラブルを推定する処理と、トラブルが推定されたことに基づいて、前記心理状態に応じた音声を出力させる音声出力処理と、を実行させるものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、トラブルが推定されたことに基づいて心理状態に応じた音声が出力されるため、運転者の心理状態から何らかのトラブルの発生が推定された際に、運転者が車両を適切に運転できるように支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態の車両構成のブロック図である。
実施の形態の運転支援装置の処理例のフローチャートである。
実施の形態の心理状態判定テーブルの一例を示す説明図である。
実施の形態のトラブル推定アルゴリズムの一例を示す説明図である。
実施の形態のトラブル推定テーブルの一例を示す説明図である。
実施の形態の音声アナウンス選択テーブルの一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<車両構成>
図1は、本実施の形態の運転支援装置10を搭載した車両1を示している。
車両1は、運転支援装置10、操作部11、表示部12、音声出力部13、車内センサ部14、車外センサ部15、車両センサ部16、通信部17を備えている。
なお図1は車両1が備える一部の構成のみを示したものであり、車両1は走行や運転のための各種の構成を備えることは言うまでもない。
【0009】
運転支援装置10は、1または複数のプロセッサで構成される。具体的には車両1における1または複数のECU(Electronic Control Unit)によって構成されている。車両1が備えるECUとしては、走行制御ECU、車載バッテリの充電制御などを行う充電制御ECU、エンジン制御ECU、車両1が備える表示デバイス(メータ等も含む)についての表示制御などを行う表示制御ECU、音声出力デバイスについての出力制御などを行う音声出力制御ECU、運転支援ECU、自動運転ECU、空調制御ECUなど、各種のものが含まれ得る。これらの車両内のいずれかのECU、或いは本実施の形態の機能に特化されたECUにおいて運転支援装置10が構成されればよい。
【0010】
運転支援装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ、入出力インタフェースなどを備えて構成されている。CPUは、ROMや不揮発性メモリに記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAMにはCPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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