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公開番号
2025149402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050023
出願日
2024-03-26
発明の名称
音声出力装置
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
G08B
23/00 20060101AFI20251001BHJP(信号)
要約
【課題】伝送される情報を出力端末から不足なく取得できる音声出力装置を提供する。
【解決手段】音声情報を出力する出力端末を有し、出力端末は、音声情報を出力する音声出力器5と、人を検知する人感センサ4と、音声出力器5に対する音声情報の出力を制御する情報制御ユニットTaとを有している。情報制御ユニットTaは、音声出力器5に対する音声情報の出力を許容する出力制御部24と、音声情報の出力の開始後に人感センサ4で人を検知できない状況が発生した場合に、音声情報の出力を停止する中断制御部25と、中断制御部25による出力の停止が継続する状況において人感センサ4が人を検知した場合に音声情報の再出力を行う再出力制御部26とを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外部から伝送される音声情報を出力する出力端末を有し、
前記出力端末は、前記音声情報を出力する音声出力器と、設定領域内の人を検知する人感センサと、前記人感センサの検知に基づき前記音声出力器に対する前記音声情報の出力を制御する情報制御ユニットとを有し、
前記情報制御ユニットは、前記人感センサでの人の検知に基づき前記音声出力器に対する前記音声情報の出力を許容する出力制御部と、前記音声情報の出力の開始後に前記人感センサで人を検知できない状況が発生した場合に、前記音声情報の出力を停止する中断制御部と、前記中断制御部による出力の停止が継続する状況で前記人感センサが人を検知した場合に前記音声情報の再出力が可能な再出力制御部とを有している音声出力装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記再出力制御部は、前記再出力の形態を設定する再出力形態設定モジュールを有しており、
前記再出力形態設定モジュールは、前記音声情報の再出力を行う際に、前記音声情報を先頭から出力を行う制御と、前記音声情報を出力が停止した中断位置から出力を行う制御と、前記音声情報の出力を行わない制御との何れかを行う請求項1に記載の音声出力装置。
【請求項3】
前記再出力形態設定モジュールは、前記音声情報の出力の開始から停止までの出力時間が、設定された限界時間以下の場合に、前記音声情報を先頭から出力を行う制御を実行し、前記出力時間が前記限界時間を超える場合には、前記音声情報を出力が停止した前記中断位置から出力する制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項4】
前記再出力形態設定モジュールは、前記中断制御部による前記音声情報の出力の停止から前記人感センサが人を検知するまでの中断時間が設定値以上であることを判定した場合に、前記音声情報を先頭から出力を行う制御を実行し、前記中断時間が前記設定値未満であることを判定した場合に、前記音声情報を出力が停止した前記中断位置から出力する制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項5】
前記再出力形態設定モジュールは、前記音声情報が理解容易度の低いカテゴリーに含まれる場合に前記音声情報を先頭から出力を行う制御を実行し、前記音声情報が理解容易度の高いカテゴリーに含まれる場合に前記音声情報を出力が停止した前記中断位置から出力を行う制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項6】
前記再出力形態設定モジュールは、前記音声情報の出力の開始から前記中断制御部での出力の停止までの出力時間が、前記音声情報の全報知時間を基準に設定された割合を超えた場合には、前記音声情報の出力を行わない制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項7】
前記再出力形態設定モジュールは、前記音声情報が出力頻度の高い情報種で、重要度が低い場合には、前記音声情報の出力を行わない制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項8】
前記再出力形態設定モジュールは、前記中断制御部による前記音声情報の中断が1回である場合には、前記音声情報を先頭から出力を行う制御を実行し、前記音声情報の中断が2回を超える場合には、前記音声情報を出力が停止した前記中断位置から出力を行う制御を実行する請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項9】
前記音声情報が事前報知としてのジングル音を有しており、
前記再出力形態設定モジュールは、先頭から前記音声情報を前記音声出力器に出力する場合に、前記ジングル音を短縮、若しくは、省略する請求項2に記載の音声出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声出力装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インターネットを介してサーバと通信が可能で、人感センサを備えた警報器が記載されている。この警報器は、所定の検知領域に人が存在することを人感センサで検知した場合に、インターネットから送信された音声の出力を行えるように構成されている。
【0003】
この特許文献1の警報器は、人物が近傍に存在する場合に音声ファイルのストリーミング再生を行うことにより、警報器の近傍の人物に対して情報の伝達を可能にするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許7270432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載される警報器は、音声ファイルのストリーミング再生が開始された後に、警報器の近傍から人が離れた場合に、音声を途中までしか聞くことができず必要とする情報の全てを把握できないものであった。
【0006】
このように、特許文献1に記載される技術は、警報器の近傍に存在する人に対する音声情報を伝達するものの、聞き逃した情報を把握することはできず改善の余地があった。
【0007】
このような理由から、伝送される情報を出力端末から不足なく取得できる音声出力装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る音声出力装置の特徴構成は、外部から伝送される音声情報を出力する出力端末を有し、前記出力端末は、前記音声情報を出力する音声出力器と、設定領域内の人を検知する人感センサと、前記人感センサの検知に基づき前記音声出力器に対する前記音声情報の出力を制御する情報制御ユニットとを有し、前記情報制御ユニットは、前記人感センサでの人の検知に基づき前記音声出力器に対する前記音声情報の出力を許容する出力制御部と、前記音声情報の出力の開始後に前記人感センサで人を検知できない状況が発生した場合に、前記音声情報の出力を停止する中断制御部と、前記中断制御部による出力の停止が継続する状況で前記人感センサが人を検知した場合に前記音声情報の再出力が可能な再出力制御部とを有する点にある。
【0009】
本特徴構成によると、人感センサが人を検知する状態において、外部から伝送される音声情報を出力制御部が音声出力器に出力する。また、音声出力器に対する音声情報の出力の開始後に人感センサが人を検知しない状態に移行した場合には、中断制御部が音声情報の出力を停止する。この後に、人感センサが人を検知した場合には再出力制御部が音声情報の出力を再開する。これにより、人は、音声情報の全てを取得できる。
従って、伝送される情報を出力端末から不足なく取得できる音声出力装置が構成された。
【0010】
上記構成に加えた構成として、
前記再出力制御部は、前記再出力の形態を設定する再出力形態設定モジュールを有しており、前記再出力形態設定モジュールは、前記音声出力の再出力を行う際に、前記音声情報を先頭から出力を行う制御と、前記音声情報を出力が停止した中断位置から出力を行う制御と、前記音声情報の出力を行わない制御との何れかを行っても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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