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公開番号2025075602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186891
出願日2023-10-31
発明の名称毛髪乾燥機
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類A45D 20/12 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】静音性に優れ、耐衝撃性にも優れた毛髪乾燥機を提供する。
【解決手段】第一の毛髪乾燥機は、第一通風路を形成する第一筐体と、上記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、上記第一通風路を覆う吸音材と、を備え、上記吸音材の少なくとも一部が、上記第一筐体の外側に露出している。第二の毛髪乾燥機は、第一通風路を形成する第一筐体と、上記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、上記第一通風路と並行する第二通風路を形成する第二筐体と、上記第二通風路内に配置された第二電動送風機と、を有する第二本体部と、上記第一通風路及び上記第二通風路を覆う吸音材と、を備える。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項１】
第一通風路を形成する第一筐体と、前記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、
前記第一通風路を覆う吸音材と、を備え、
前記吸音材の少なくとも一部が、前記第一筐体の外側に露出している、毛髪乾燥機。
続きを表示（約 820 文字）【請求項２】
前記吸音材が載置底面に露出している、請求項１に記載の毛髪乾燥機。
【請求項３】
前記吸音材が前記第一筐体の側面側で露出している、請求項１に記載の毛髪乾燥機。
【請求項４】
さらに、前記第一通風路と並行する第二通風路を形成する第二筐体と、前記第二通風路内に配置された第二電動送風機と、を有する第二本体部を備える、請求項１に記載の毛髪乾燥機。
【請求項５】
前記吸音材が、前記第一筐体及び前記第二筐体の側面側及び底面側で露出している、請求項４に記載の毛髪乾燥機。
【請求項６】
前記吸音材の少なくとも前記第一筐体の外側に露出した部分が、非吸水性の部材で覆われている、請求項１～５のいずれかに記載の毛髪乾燥機。
【請求項７】
さらに、前記吸音材を内包し、かつ前記吸音材を露出させる開口が設けられた外壁部材を備える、請求項１～５のいずれかに記載の毛髪乾燥機。
【請求項８】
さらに、前記第一通風路の吹出側に接続される吹出通風路を形成する吹出部材と、前記吹出通風路内に配置された吸音材と、を備える、請求項１～５のいずれかに記載の毛髪乾燥機。
【請求項９】
さらに、前記第一通風路の吸気側に接続される吸気通風路を形成する吸気部材と、前記吸気通風路内に配置された吸音材と、を備える、請求項１～５のいずれかに記載の毛髪乾燥機。
【請求項１０】
第一通風路を形成する第一筐体と、前記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、
前記第一通風路と並行する第二通風路を形成する第二筐体と、前記第二通風路内に配置された第二電動送風機と、を有する第二本体部と、
前記第一通風路及び前記第二通風路を覆う吸音材と、
を備える、毛髪乾燥機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
以下の開示は、毛髪乾燥機に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
毛髪乾燥機には、毛髪への送風量を大きくしつつ、送風に伴い発生する音（ノイズ）を小さくすることが求められている。ノイズの低減に関し、例えば、特許文献１には、本体ハウジングの内周側に内管を設けて間に空間を介した二重構造にし、内管の上記空間側の外面側に吸音材を取り付けると共に吸音材と本体ハウジング内面との間に空気層を設けて成るヘアードライヤーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平８－３４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、静音性に優れ、耐衝撃性にも優れた毛髪乾燥機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の第一の毛髪乾燥機は、第一通風路を形成する第一筐体と、上記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、上記第一通風路を覆う吸音材と、を備え、上記吸音材の少なくとも一部が、上記第一筐体の外側に露出している。
【０００６】
本開示の第二の毛髪乾燥機は、第一通風路を形成する第一筐体と、上記第一通風路内に配置された第一電動送風機と、を有する第一本体部と、上記第一通風路と並行する第二通風路を形成する第二筐体と、上記第二通風路内に配置された第二電動送風機と、を有する第二本体部と、上記第一通風路及び上記第二通風路を覆う吸音材と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、静音性に優れ、耐衝撃性にも優れた毛髪乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態１の毛髪乾燥機の構造を示す斜視図である。
実施形態１の毛髪乾燥機の吹出口を拡大して示す斜視図である。
実施形態１の毛髪乾燥機の構造を示す正面図である。
実施形態１の毛髪乾燥機の構造を示す上面図である。
実施形態１の毛髪乾燥機の構造を示す側面図である。
正面から見たときの実施形態１の毛髪乾燥機の断面図である。
側面から見たときの実施形態１の毛髪乾燥機の断面図である。
実施形態１の毛髪乾燥機内部の風路を模式的に示す断面図である。
吹出口を構成するアタッチメントが取り外された状態の実施形態１の毛髪乾燥機を示す斜視図である。
実施形態２の毛髪乾燥機の構造を示す斜視図である。
実施形態２の毛髪乾燥機の構造を示す側面図である。
実施形態２の毛髪乾燥機の構造を示す正面図である。
実施形態２の毛髪乾燥機の構造を示す上面図である。
側面から見たときの実施形態２の毛髪乾燥機の断面図である。
上面から見たときの実施形態２の毛髪乾燥機の断面図である。
実施形態３の毛髪乾燥機の構造を示す斜視図である。
実施形態４の毛髪乾燥機１の構造を示す正面図である。
実施形態４の毛髪乾燥機１の構造を示す上面図である。
正面から見たときの実施形態４の毛髪乾燥機の断面図である。
側面から見たときの実施形態４の毛髪乾燥機の断面図である。
実施形態１の毛髪乾燥機を使用者が把持した状態を示す正面図である。
実施形態１の毛髪乾燥機を使用者が把持した状態を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示に係る毛髪乾燥機の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図中、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【００１０】
本開示において、「毛髪乾燥機」とは、人や動物の毛髪（例えば頭髪）等の乾燥対象物に対して風を吹き付けることにより乾燥対象物を乾燥可能な機器全般を意味するものとする。毛髪乾燥機が吹き出す風の温度は特に限定されない。毛髪乾燥機は、例えば、冷風を吹出すものであってもよいし、加熱された温風を吹き出すものであってもよい。毛髪乾燥機には、乾燥機能と共に、乾燥機能以外の機能を有する機器が含まれる。例えば、毛髪乾燥機は、帯電粒子を含む低温の風を吹き付けることにより肌や頭皮等に美容効果を与える機能を有していてもよい。以下では、「毛髪乾燥機」を単に「ドライヤ」ともいう。
（【００１１】以降は省略されています）

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