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公開番号2024115015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020450
出願日2023-02-14
発明の名称水筒
出願人個人,個人
代理人
主分類A45F 3/18 20060101AFI20240819BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】飲料を清潔に保ったまま保存できる水筒を提供する。
【解決手段】液体を内部に収容する水筒100であって、第一液体収容空間22を有する有底筒状の第一容器2と、第一容器2の重力方向上側の端部に接続され、第二液体収容空間32を有する有底筒状の第二容器3と、を備え、第一容器2と第二容器3との間には、第一液体収容空間22及び第二液体収容空間32が連通する連通状態、又は、第一液体収容空間22及び第二液体収容空間32が連通しない非連通状態に切り換える切換機構5が設けられており、第一液体収容空間22及び第二液体収容空間32が連通状態であるとき、第二液体収容空間32から第一液体収容空間22に液体を補充する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
液体を内部に収容する水筒であって、
第一液体収容空間を有する有底筒状の第一容器と、
前記第一容器の重力方向上側の端部に接続され、第二液体収容空間を有する有底筒状の第二容器と、を備え、
前記第一容器と前記第二容器との間には、前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が連通する連通状態、又は、前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が連通しない非連通状態に切り換える切換機構が設けられており、
前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が前記連通状態であるとき、前記第二液体収容空間から前記第一液体収容空間に前記液体を補充することを特徴とする水筒。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第二容器の重力方向上側の端部に形成された開口を覆い、飲み口を有する蓋体と、
前記非連通状態で前記第一液体収容空間及び前記飲み口を連通させる飲料用流路と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の水筒。
【請求項3】
前記飲料用流路は、ストローを挿入可能であることを特徴とする請求項2に記載の水筒。
【請求項4】
前記切換機構は、前記第二容器の底部に形成された貫通穴と、前記貫通穴に密着可能な密着部材と、前記密着部材を付勢する付勢部材と、当該付勢部材の付勢力に対抗して前記密着部材を移動させる操作部と、を有していることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の水筒。
【請求項5】
前記操作部は、前記第二容器の外面に沿ってスライド移動可能な突起であることを特徴とする請求項4に記載の水筒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料を清潔に保存できる水筒に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境保護やSDGsへの意識が高まり、飲み切れなかった飲料を廃棄せずに繰り返し使える水筒への注目が高まっている。従来の水筒(例えば特許文献1~3参照)では、飲み口が1つの容器に設けられている。
【0003】
従来の水筒として、例えば特許文献1記載の直飲み式水筒がある。この直飲み式水筒は、人の口を飲み口に直接接触させるため、飲み口から水筒内に逆流した飲料に雑菌等が含まれ、水筒内で雑菌が繁殖し長期間同じ飲料を入れておくことは不衛生であり、飲み切れなかった飲料は衛生上飲まずに廃棄されている。
【0004】
このような廃棄を防ぐために、例えば、特許文献2記載の水筒や特許文献3記載の水筒では、飲み口を上下に設けた2つの容器を備え、各容器から別々に飲料を取り出せるように構成している。
【0005】
さらに、水筒内での雑菌増加を防ぐため、直飲みをせず、水筒に付属されたコップに飲料を注いで飲むコップ式の水筒もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-110357号公報
実登3102139号公報
特開2008-094490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2~3記載の上下に飲み口を設けた水筒は、それぞれの容器に飲み物を収容するという手間があり、加えて上下に飲み口を設けることで、蓋の締め方が緩いと飲み口から飲料がこぼれてしまうという問題があった。また、水筒に付属されたコップを設けた水筒では、飲むたびにコップを本体から外し、コップに飲料を注いで飲む工程は使い勝手が悪いという問題もあった。
【0008】
そこで、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであって、飲料を清潔に保ったまま保存できる水筒を提供することをその主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る水筒の特徴構成は、液体を内部に収容する水筒であって、第一液体収容空間を有する有底筒状の第一容器と、前記第一容器の重力方向上側の端部に接続され、第二液体収容空間を有する有底筒状の第二容器と、を備え、前記第一容器と前記第二容器との間には、前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が連通する連通状態、又は、前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が連通しない非連通状態に切り換える切換機構が設けられており、前記第一液体収容空間及び前記第二液体収容空間が前記連通状態であるとき、前記第二液体収容空間から前記第一液体収容空間に前記液体を補充する点にある。
【0010】
本構成では、切換機構が第一液体収容空間及び第二液体収容空間が連通する連通状態、又は、第一液体収容空間及び第二液体収容空間が連通しない非連通状態に切り換えるので、第二液体収容空間から第一液体収容空間へ、貯蔵している液体を移動させることができる。その結果、第二液体収容空間に貯蔵された清潔な飲料を飲みたいときに第一液体収容空間に補充することにより、第一容器のみ飲料用容器として使用可能となるため、第二液体収容空間に貯蔵の液体に雑菌が繁殖して全量廃棄しなければならないといった不都合を防止できる。また、切換機構の操作により、液体の移動量を任意に調整するといったことが可能となるため、使用者のニーズに応じて適量を第一液体収容空間に補充することができる。さらに、第二容器を冷蔵庫で保存すれば、飲み残した清潔な飲料を廃棄することなく、別の日に再利用できる。このように、飲料を清潔に保ったまま保存できる水筒となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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