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公開番号
2025012685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115712
出願日
2023-07-14
発明の名称
傘
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
A45B
9/02 20060101AFI20250117BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】 傘の使用中に当該傘の本体ケースが荷物になること。
【解決手段】 この傘100は、折り畳み式の傘部1と、傘部1を収納する本体ケース2とから構成される。傘部1は、先端に石突3を設けた中棒4と、前記中棒4の先端近傍に回動連結した複数の親骨及び複数の受骨からなる骨組み部5と、前記中棒4の手元端近傍から当該中棒4に沿ってスライドすると共に骨組み部5と可動連結したランナーと、前記骨組み部5に張られた傘地6と、前記中棒4の手元端に設けた継手8とを備えた構成である。継手8の上開口41の雌ネジ部43に本体ケース2の雄ネジ部2bを螺合させて固定する。これにより、図9に示すように、中棒4の端部に継手8を介して本体ケース2が取り付けられたことになる。本体ケース2と継手8との外周面が面一になり、本体ケース2が所謂手元となる。このため、本体ケース2を別途カバンに収納する等の必要はない。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
有底筒状であり上端の開口部に連結部を備え且つ内部空間が所定の長さを有する本体ケースと、
最短状態で中棒が前記所定長さ以内であり且つ前記連結部と連結可能な上側連結部、当該上側連結部と反対側となり前記連結部と連結可能で且つ前記中棒が延出する下側連結部、を有する継手を有すると共に傘地を設けた骨組み部を有する傘部と、
からなる傘。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記本体ケースは、手に持つ把持部位を有し、当該把持部位は外周面または内周面にリブ又は板厚部を有することを特徴とする請求項1に記載の傘。
【請求項3】
前記本体ケースは、手に持つ把持部位を有し、当該把持部位の外周面には滑り止め面が設けられることを特徴とする請求項1に記載の傘。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水滴等の飛散を防止する収納部分を有する傘に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から特許文献1に記載されているような傘が知られている。この傘は、バッグの中に収納する際に雨に濡れた折畳み傘から雨水が漏れ出さないようにするためのものである。この傘は、後端部に持ち手を有する折り畳み傘と、前記持ち手が上端部に螺合する有底筒体状のケース本体とから構成される。前記持ち手は、蓋状に形成され且つその内周面に雌ネジ部が形成され、ケース本体の上端には雌ネジ部が螺合する雄ネジ部が設けられ、前記持ち手をケース本体の上端開口部に着脱できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3228568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の傘では、ケース本体から折り畳み傘を取り出したときに、ケース本体が荷物になってしまうという問題点があった。本発明は、係る問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の傘は、有底筒状であり上端の開口部に連結部を備え且つ内部空間が所定の長さを有する本体ケースと、最短状態で中棒が前記所定長さ以内であり且つ前記連結部と連結可能な上側連結部、当該上側連結部と反対側となり前記連結部と連結可能で且つ前記中棒が延出する下側連結部、を有する継手を有すると共に傘地を設けた骨組み部を有する傘部とからなる。
【0006】
前記本体ケースは、手に持つ把持部位を有し、当該把持部位は外周面または内周面にリブ又は板厚部を有するものとしても良い。更に、前記本体ケースは、手に持つ把持部位を有し、当該把持部位の外周面には滑り止め面が設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態1に係る傘を示す構成図である。
傘部と本体ケースとを分離した状態を示す説明図である。
傘部を示す断面図である。
継手を示す断面図である。
石突を示す断面図である。
本体ケースの端縁の近傍を示す断面図である。
傘部を本体ケースから取り出した状態の斜視図である。
傘部を本体ケースに連結する状態を示す説明図である。
傘部を本体ケースに連結した状態を示す説明図である。
傘を開いた状態を示す説明図である。
本体ケースに収納部を設けた状態を示す説明図である。
本体ケースにマグネットを設けた状態を示す説明図である。
本発明の実施の形態2に係る傘を示す説明図である。
本発明の実施の形態2に係る傘を示す説明図である。
本発明の実施の形態2に係る傘を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る傘を示す構成図である。図2は、傘部と本体ケースとを分離した状態を示す説明図である。この傘100は、折り畳み式の傘部1と、傘部1を収納する本体ケース2とから構成される。傘部1は、先端に石突3を設けた中棒4と、前記中棒4の先端近傍に回動連結した複数の親骨及び複数の受骨からなる骨組み部5と、前記中棒4の手元端近傍から当該中棒4に沿ってスライドすると共に骨組み部5と可動連結したランナー(下ろくろ、図示省略)と、前記骨組み部5に張られた傘地6と、前記中棒4の手元端に設けた継手8とを備えた構成である。
【0009】
前記本体ケース2は、前記継手8がその上端部に螺合する有底筒体状である。その端縁2a(連結部)は、図3の断面図に示すように、内径が前記継手8に螺合可能な径を有し、周囲には雄ネジ部2bが形成される。内部空間の長さLは、少なくとも傘部1の中棒4の長さL2(石突3を含む)より長いものとする。内径は、傘部1をまとめたときの外径Dに基づいて決定され、少なくとも外径Dより若干余裕がある程度にするのが良い。
【0010】
本体ケース2の素材は、ABS樹脂やポリカーボネートなどの合成材料である。本体ケース2は、手元になることからユーザが把持した際につぶれないようにする必要がある。このため、本体ケース2の肉厚は、2mm以上4mm以下が好ましい。本体ケース2には、把持部位2cが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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