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公開番号2025078552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023200234
出願日2023-11-08
発明の名称整髪具
出願人ベス工業株式会社
代理人
主分類A45D 24/36 20060101AFI20250513BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】髪の毛束を伸ばしながら梳く整髪具において、毛束を引っ張る際は主に引っ張る力加減で髪を伸ばすことができるようにする。
【解決手段】本体の長さ方向に列をなすと共に高さ方向に立設する第一櫛歯部1を設け、第一櫛歯部1の歯元側に棒状の髪分け部4を、髪の毛束Hが入るスリット5を介して設け、第一櫛歯部1の歯元付近において、本体の長さ方向に列をなすと共に幅方向両側にそれぞれ立設する第二櫛歯部2を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体の長さ方向の一側に、その長さ方向に列をなすと共に本体の高さ方向に立設する第一櫛歯部を設けると共に、本体の長さ方向の他側に把持部を設け、前記第一櫛歯部の歯元側に棒状の髪分け部を、髪の毛束が本体の長さ方向一端側から入るスリットを介して設け、前記第一櫛歯部の歯元付近において、本体の長さ方向に列をなすと共に本体の幅方向両側にそれぞれ立設する第二櫛歯部を設けたことを特徴とする整髪具。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
本体の高さ方向における前記第一櫛歯部の下端に、凸状に隆起すると共に本体の長さ方向に畝が延びる隆起畝部を設け、前記髪分け部の断面を円形状または楕円形状としたことを特徴とする請求項1に記載の整髪具。
【請求項3】
前記第二櫛歯部の歯の立設する面と、前記隆起畝部の本体の幅方向にそれぞれ広がる面とが各々交差することで縁となって本体の長さ方向に延びる縁部をそれぞれ設けて構成したことを特徴とする請求項2に記載の整髪具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は髪の毛束を伸ばしながら梳く整髪具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の整髪具には、髪の毛束を挟みながら梳くことのできるものがある。例えば、トング形状の一端側に髪を梳くための櫛歯部を設けると共に、他端側に髪の毛束を取り分けるための髪分け部を設け、櫛歯部と髪分け部とで髪の毛束を挟み、その状態で毛束を引っ張りながら梳くことが可能な構成のものが既に存在する。毛束を引っ張りながら梳くことにより、髪のくせやうねりを伸ばす効果を期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-266920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の整髪具は毛束を引っ張る際、その引っ張る力の他に、毛束を挟むための力も必要とするため、複数の力加減が求められて操作が難しくなるとの問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、毛束を引っ張る際は主に引っ張る力加減で髪を伸ばすことが可能な整髪具を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の整髪具は、本体の長さ方向の一側に、その長さ方向に列をなすと共に本体の高さ方向に立設する第一櫛歯部を設けると共に、本体の長さ方向の他側に把持部を設け、前記第一櫛歯部の歯元側に棒状の髪分け部を、髪の毛束が本体の長さ方向一端側から入るスリットを介して設け、前記第一櫛歯部の歯元付近において、本体の長さ方向に列をなすと共に本体の幅方向両側にそれぞれ立設する第二櫛歯部を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の整髪具として、本体の高さ方向における前記第一櫛歯部の下端に、凸状に隆起すると共に本体の長さ方向に畝が延びる隆起畝部を設け、前記髪分け部の断面を円形状または楕円形状として構成してもよい。
【0008】
さらに、本発明の整髪具として、前記第二櫛歯部の歯の立設する面と、前記隆起畝部の本体の幅方向にそれぞれ広がる面とが各々交差することで縁となって本体の長さ方向に延びる縁部をそれぞれ設けて構成してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の整髪具は、前記第一櫛歯部の歯元側に棒状の前記髪分け部を、髪の毛束が本体の長さ方向一端側から入るスリットを介して設け、前記第一櫛歯部の歯元付近において、本体の長さ方向に列をなすと共に本体の幅方向両側にそれぞれ立設する前記第二櫛歯部を設けているため、前記第一櫛歯部の歯先を上に向けた状態で前記髪分け部の先端を髪に刺し入れて取り分けられた毛束を前記スリットに入り込ませてから、本体の長さ方向を回転軸として毛束を梳かす方向とは反対方向に前記第一櫛歯部が傾倒するように回転させると、棒状の前記髪分け部にて毛束を巻き取りつつ、前記第二櫛歯部が毛束をとらえ、前記第一櫛歯部は毛束に刺し入る状態となる。その状態を保ったまま毛束を梳かすと、前記第一櫛歯部及び前記第二櫛歯部、前記髪分け部のそれぞれで抵抗力が生じ、毛束を引っ張って伸ばしながら梳くことができるため、本発明の整髪具は、主に引っ張る力加減で髪を伸ばすことが可能となって使いやすい。すなわち、毛束を引っ張る時の抵抗力が強い場合は引っ張る力を弱めながらゆっくりと梳かし、逆に抵抗力が弱い場合は引っ張る力を強めて比較的速く梳かすようにして、簡単に髪を引っ張る時の抵抗力を調整できる。そのため、髪を不必要に傷めたり切れたりすることを最小限に抑えながら、髪のくせやうねりを伸ばすことができる。加えて、前記第二櫛歯部は、本体を回転させて毛束をとらえるため、取り分けられて前記スリットに入り込んだ毛束が前記スリットから離脱するのを防ぐ効果もある。また、前記スリットに毛束が入り込むと、毛束の束の厚さが圧縮されて薄く均一の帯状になるため、本体を回転させて前記第二櫛歯部が毛束を十分にとらえることができる。
【0010】
また、本発明の整髪具として、本体の高さ方向における前記第一櫛歯部の下端に、凸状に隆起すると共に本体の長さ方向に畝が延びる隆起畝部を設け、前記髪分け部の断面を円形状または楕円形状として構成するなら、前記スリットにおいて毛束をポイントで挟むような状態になり、毛束を梳く時に抵抗力が生じて髪を引っ張ることに寄与する。
(【0011】以降は省略されています)

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