TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025062185
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171076
出願日
2023-10-02
発明の名称
二重把手袋
出願人
個人
代理人
主分類
A45C
3/04 20060101AFI20250407BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】袋の上部に手提げに利用できる把手と肩掛けまたはたすき掛けに利用できる把手を備えることで、袋の開口部を簡易的に閉じられるようにする。また、把手の長い袋を手提げで持った際に袋の底が地面に着かないようにする。
【解決手段】袋の上部の向かい合う位置に1対のスリットを設け、さらに、肩掛けまたはたすき掛けに利用できるベルトを設ける。ベルトをスリットに差し込んで引き上げることにより、チャックやボタン等の構造物を備えることなしに開口部を閉じられるようにする。また、スリットに片手を差し込むことで、手提げで持つこともできるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
袋の開口部付近の向かい合う位置にスリットを設け、開口部周縁にベルトを設けたことを特徴とする袋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上部に把手を設けた袋に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、上部に肩掛け用の長い把手を1対持つ袋があった。
また、上部に手提げ用の短い把手を1対持つ袋があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)中に荷物を入れた状態で台の上などに置くと、開口部が開いてしまい、中身がこぼれてしまうことがあった。
(ロ)肩掛け用の把手を持つものは、中に荷物を入れて運搬している最中も開口部が開きやすく、他人から中の荷物を見られてしまうことがあった。
(ハ)開口部が不意に開かないようにするにはボタンやチャックなどの構造物が必要で、その構造物のためにコストを費やす必要があった。
(ニ)肩掛け用の把手を持つものは、手提げで持った場合、把手が長すぎて袋の底が地面に着いてしまうことがあった。
(ホ)手提げ用の把手を持つものは、肩掛けにすることが出来ず、中に入れた荷物が重い場合に、手や腕に負担をかけることになってしまうことがあった。
(へ)袋を丸めて収納する際に丸めた状態から広がってしまうことを止めるためには、環状のゴムやボタン付きの小さな袋等の何らかの構造物が必要で、その構造物のためにコストを費やす必要があった。
(ト)肩掛け用のものは、肩掛けに使う把手を向かい合う位置に対にして備える必要があり、把手2つ分のコストを費やす必要があった。。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
袋の上部に手提げに利用できるスリットと肩掛けまたはたすき掛けに利用できるベルトを設ける。
【発明の効果】
【0005】
ベルトを、開口部の向かい合う位置にあるスリットに通過させて引き上げることにより、開口部を閉じることが出来る。備えられたベルトが1本の場合でも、ベルトをスリットに通過させた状態ならば、肩掛けまたはたすき掛けで、開口部を閉じた状態で持つことが出来る。備えられたベルトが2本の場合は、ベルトを片方のみ使用して同様の使い方をすることが出来、また、両方のベルトをそれぞれ反対側にあるスリットに通過させれば開口部を閉じた状態で持つことが出来、あるいは、ベルトをスリットに通さずそのまま肩掛けまたはたすき掛けにして従来の袋と同じように持つことが出来る。
手提げで持つときは、両方のスリットに片手を差し込んでスリットの上部を掴むことにより、袋の底が地面に着かないように持つことが出来る。
丸めて収納するときは、袋の下部のほうから丸めていき、最後に、ベルトをスリットに通過させることにより、他の物で抑えていなくても丸めた状態を維持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の斜視図である。
本発明の使用時の状態の一つを示した斜視図である。
本発明の他の実施例を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)袋の開口部付近に手を差し込んで上部を手提げの把手として利用できるスリットを開口部と平行に開口部付近の向かい合う位置に設ける。
(ロ)袋の開口部周縁に1本または2本の肩掛けまたはたすき掛けに利用できるベルトを前記スリットの片方またはそれぞれの上部分とその周辺部分を含めて環状になるように設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を肩掛けまたはたすき掛けで使用するときは、中に荷物を入れた後、図2に示すように、ベルト(2)を開口部の向かい合う位置にあるスリット(1)に通し、ベルトに腕または腕と頭を通して肩掛けまたはたすき掛けにする。その結果、袋の自重、および、中に入れた荷物の重さにより、開口部が閉まる方向に力が働く。この方法であれば、1本のベルト(2)を肩掛けにするだけでも、安定して荷物を運ぶことができる。
一度開口部が閉まると、ベルト(2)とスリット(1)との間に生じる摩擦により、開口部が開きにくくなる。
開口部を開くときは、スリット(1)の内側に通したベルト(2)を引き抜くことにより、開口部を開くことができるようになる。
また、図3に示すように、ベルトを2本備えてもよい。ベルトが2本備えられている場合、その両方に片腕を通して肩にかけることにより、開口部を閉めずとも肩掛けで安定して荷物を運ぶことが出来る。
本発明を手提げで使用するときは、スリット(1)の両方を片手で掴む。
本発明を丸めて収納するときは、任意の幅に袋の左右を折りたたんだ後、袋の下部から丸めていき、ベルト(2)が余った状態まで丸め、余ったベルト(2)をスリットに通す。
【符号の説明】
【0008】
1 スリット
2 ベルト
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
バッグ
6か月前
個人
令和花傘
11か月前
個人
傘
6日前
個人
杖自立具
9か月前
個人
水筒
7か月前
個人
カサ
11か月前
個人
二重把手袋
2日前
個人
爪切り具
8か月前
個人
シート状パック
6日前
個人
刺抜き具
1か月前
個人
耳カバー
6か月前
個人
カードファイル
9か月前
個人
傘
2か月前
個人
ヘアードライヤー
6か月前
個人
ボックスホルダー
8か月前
イズミ工業株式会社
杖
10か月前
イズミ工業株式会社
杖
10か月前
個人
物品取付具
11か月前
個人
滑らないヘアピン
2か月前
個人
毛髪カット補助具
7か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
11か月前
個人
折り畳み収納買物袋
11か月前
個人
自動でたためる傘袋
7か月前
個人
電動爪削り器
3か月前
個人
車内雨傘収納保管具
8か月前
個人
香りカプセル
4か月前
大網株式会社
うちわ
7か月前
大忠株式会社
バッグ
2か月前
個人
手提げ袋携帯ホルダー
1か月前
個人
折りたたみ傘の石突き
8か月前
個人
折りたたみ式提げ手。
15日前
個人
スマートフォンカバー
15日前
個人
理美容用クロス
8か月前
個人
リュックサック
4か月前
個人
傘の折り畳み式滴受け具
5か月前
個人
財布落下防止ストラップ
8か月前
続きを見る
他の特許を見る