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公開番号
2024099281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-25
出願番号
2023003118
出願日
2023-01-12
発明の名称
爪切り具
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A45D
29/02 20060101AFI20240718BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】全体としてコンパクトな形態を有し、かつ、安全に携帯することのできる爪切り具の提供。
【解決手段】爪切り具1の爪切り具本体10は、第1刃部60が旋回可能に取り付けられた第1部材20と、第2刃部80が旋回可能に取り付けられた第2部材30と、第1部材20の内面と第2部材30の内面とが互いに対向した状態でロックするためのロック機構と、ロック機構によってロックされた状態において形成される内部空間Sとを備える。第1部材20と第2部材30とは、刃ユニット15を介して連結されており、ロックされた状態において、内部空間S内に刃ユニット15が収容されて外部に露出されない。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1刃部と第2刃部とを有する刃ユニットと、爪切り具本体とを備えた爪切り具であって、
前記爪切り具本体は、前記第1刃部が旋回可能に取り付けられた第1部材と、前記第2刃部が旋回可能に取り付けられた第2部材と、前記第1部材の内面と前記第2部材の内面とが互いに対向した状態でロックするためのロック機構と、前記ロック機構によってロックされた状態において形成される内部空間とを備え、
前記第1部材と前記第2部材とは前記刃ユニットを介して連結されており、
前記ロックされた状態において、内部空間内に前記刃ユニットが収容されて外部に露出されないことを特徴とする前記爪切り具。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記第1部材は、前記第1刃部が取り付けられた第1ベースを有し、前記第2部材は前記第2刃部が取り付けられた第2ベースを有し、前記第1及び第2ベースは、底面と、両側壁部とを有し、前記ロック機構は、前記第1ベースの前記両側壁部に形成された凹部と、前記第2ベースの前記両側壁部に形成された係止突起とを備え、前記係止突起が前記凹部に係止されることによって、ロックされた状態となる請求項1に記載の爪切り具。
【請求項3】
前記第1部材は、先端部と基端部とを有し、前記先端部の先端縁には、指当て凹部が位置する請求項1又は2に記載の爪切り具。
【請求項4】
前記第2部材は、先端部と基端部とを有し、前記先端部には連結部を介してキーリングを取り付けるための取付部が位置する請求項3に記載の爪切り具。
【請求項5】
前記第1及び第2部材の前記先端部には、略台形状のやすり部が位置する請求項4に記載の爪切り具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、爪切り具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、爪切り具は公知である。例えば、特許文献1には、一対の板状刃部材と、板状刃部材に旋回可能に取り付けられた操作レバーとを備えた爪切り具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-43818号
【0004】
特許文献1に開示された爪切り具は、一対の板状刃部材の先端に刃部が位置し、操作レバーを操作することによって、爪を切ることができる。一方で、複数の板状部材から構成されていることから、例えば、鞄やキーケース等に取り付けてコンパクトに携帯することができず、また、そのまま携帯した場合には、外部に露出した刃部によって使用者の身体を傷つけるおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来の爪切り具の改良であって、全体としてコンパクトな形態を有し、かつ、安全に携帯することのできる爪切り具の提供に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1刃部と第2刃部とを有する刃ユニットと、爪切り具本体とを備えた爪切り具に関する。
【0007】
本発明に係る爪切り具は、前記爪切り具本体は、前記第1刃部が旋回可能に取り付けられた第1部材と、前記第2刃部が旋回可能に取り付けられた第2部材と、前記第1部材の内面と前記第2部材の内面とが互いに対向した状態でロックするためのロック機構と、前記ロック機構によってロックされた状態において形成される内部空間とを備え、前記第1部材と前記第2部材とは前記刃ユニットを介して連結されており、前記ロックされた状態において、内部空間内に前記刃ユニットが収容されて外部に露出されないことを特徴とする。
【0008】
本発明の爪切り具は、以下の実施態様を含む。
(1)前記第1部材は、前記第1刃部が取り付けられた第1ベースを有し、前記第2部材は前記第2刃部が取り付けられた第2ベースを有し、前記第1及び第2ベースは、底面と、両側壁部とを有し、前記ロック機構は、前記第1ベースの前記両側壁部に形成された凹部と、前記第2ベースの前記両側壁部に形成された係止突起とを備え、前記係止突起が前記凹部に係止されることによって、ロックされた状態となる。
(2)前記第1部材は、先端部と基端部とを有し、前記先端部の先端縁には、指当て凹部が位置する。
(3)前記第2部材は、先端部と基端部とを有し、前記先端部には連結部を介してキーリングを取り付けるための取付部が位置する。
(4)前記第1及び第2部材の前記先端部には、略台形状のやすり部が位置する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る爪切り具は、爪切り本体がロック機構によってロックされた状態において、内部空間内に刃ユニットが収容されて外部に露出されないことから、全体としてコンパクトな形態を有し、かつ、安全に携帯することのできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本発明に係る爪切り具の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る爪切り具を前方から視た斜視図。
爪切り具を後方から視た斜視図。
爪切り具本体の一部破断図。
図3のIV-IV線に沿う断面図。
爪切り具本体の展開図。
第1部材と第2部材との外面どうしが対向した状態における図。
爪切り具本体の分解斜視図。
爪切り具の使用状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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