TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024152516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066755
出願日2023-04-14
発明の名称髪処理装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A45D 1/04 20060101AFI20241018BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】水蒸気爆発を防止することができる髪処理装置を提供する。
【解決手段】第一奥側アーム110と、第一手前側アーム120と、毛髪を加熱する第一加熱部130とを有し、第一奥側アーム110および第一手前側アーム120とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、第一奥側アーム110および第一手前側アーム120を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部100を備えている髪処理装置であって、第一奥側アーム110および前記第一手前側アーム120には、毛髪の水分を吸収する吸水部材135が設けられ、吸水部材135に吸収された水分は、第一加熱部130による熱で蒸発する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側挟持部材および前記第一手前側挟持部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発する
ことを特徴とする髪処理装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部と、
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第二奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第二奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第二手前側部材と、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第二加熱部と、を有し、前記第一奥側部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二奥側部材および前記第一手前部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第二ヘアアイロン部と、を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されている
ことを特徴とする髪処理装置。
【請求項3】
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されており、
前記第一ヘアアイロン部は、
前記第一奥側部材および前記第一手前部材を開閉可能に連結する連結部と、
前記第一手前部材に設けられ、毛髪を梳る毛梳き部材と、を備えている
ことを特徴とする髪処理装置。
【請求項4】
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部と、
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第二奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第二奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第二手前側部材と、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第二加熱部と、を有し、前記第一奥側部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二奥側部材および前記第一手前部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第二ヘアアイロン部と、を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されており、
前記第一ヘアアイロン部は、
前記第一奥側部材および前記第一手前部材を開閉可能に連結する連結部と、
前記第一手前部材に設けられ、毛髪を梳る毛梳き部材と、を備えている
ことを特徴とする髪処理装置。
【請求項5】
前記毛梳き部材は、当該毛梳き部材を構成する複数の櫛歯のそれぞれの先端を結ぶ線分が、前記第一手前側部材の基端側に向けて下り傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の髪処理装置。
【請求項6】
前記第一ヘアアイロン部は、
施術時に必要な所定値の表示を行う第一所定表示部と、
施術時に必要でかつ前記所定値とは異なる特定値の表示を行う第一特定表示部と、を備え、
前記第二ヘアアイロン部は、
前記所定値の表示を行う第二所定表示部と、
前記特定値の表示を行う第二特定表示部と、を備え、
前記第一所定表示部および前記第一特定表示部は、互いに隣り合う位置に配置され、
前記第二所定表示部および前記第二特定表示部は、互いに隣り合うとともに、前記第一所定表示部および前記第一特定表示部の並び順とは逆の順になるように配置されている
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の髪処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縮毛の矯正等の毛髪に関する処理を行う髪処理装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、縮毛の矯正等の毛髪に関する処理を行う毛髪処理装置(以後、「アイロン」ということもある)としては、ヒータによって加熱されるプレートを有する一対のアームにて毛髪を挟持し、熱と圧力とによって毛髪に対する施術を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-110058号
特開2018-192072号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示す類のアイロンにおいては、毛髪が一対のアームに挟持された状態で加熱されるため、毛髪の水分量が多い場合には、水蒸気爆発が発生する虞があることが知られている。このため、特許文献2では、一対のアイロンのプレートの長手方向に溝を設け、この溝を介して毛髪から発生した水蒸気をアイロンの先端側に向けて逃がすことで水蒸気爆発を防止する技術が開示されている。このように、従来から、水蒸気爆発を防止することができるアイロンが望まれていた。
【0005】
本発明は、水蒸気爆発を防止することができる髪処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側挟持部材および前記第一手前側挟持部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発することを特徴とする髪処理装置である。
【0007】
本発明は、毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部と、
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第二奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第二奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第二手前側部材と、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第二加熱部と、を有し、前記第一奥側部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二奥側部材および前記第一手前部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第二ヘアアイロン部と、を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されていることを特徴とする髪処理装置である。
【0008】
本発明は、毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されており、
前記第一ヘアアイロン部は、
前記第一奥側部材および前記第一手前部材を開閉可能に連結する連結部と、
前記第一手前部材に設けられ、毛髪を梳る毛梳き部材と、を備えていることを特徴とする髪処理装置である。
【0009】
本発明は、毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第一奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第一奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第一手前側部材と、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第一加熱部と、を有し、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第一奥側部材および前記第一手前側部材を毛髪の毛先に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第一ヘアアイロン部と、
毛髪の奥側にて毛髪を横切るように配置される第二奥側部材と、毛髪の手前側にて毛髪を横切るように配置されることで前記第二奥側部材とともに毛髪を挟持可能な第二手前側部材と、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材の少なくとも一方に設けられ、前記挟持された毛髪を加熱する第二加熱部と、を有し、前記第一奥側部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二奥側部材および前記第一手前部材に対して毛髪の根元側に位置した前記第二手前側部材とで毛髪を挟持した状態を維持しつつ、前記第二奥側部材および前記第二手前側部材を毛髪の毛先側に向けて移動することで毛髪に対する施術を行う第二ヘアアイロン部と、を備えている髪処理装置であって、
前記第一奥側部材および前記第一手前側部材の少なくとも一方には、毛髪の水分を吸収する吸水部材が設けられ、吸水部材に吸収された水分は、第一加熱部による熱で蒸発するよう構成されており、
前記第一ヘアアイロン部は、
前記第一奥側部材および前記第一手前部材を開閉可能に連結する連結部と、
前記第一手前部材に設けられ、毛髪を梳る毛梳き部材と、を備えていることを特徴とする髪処理装置である。
【0010】
また、本発明は、前記毛梳き部材は、当該毛梳き部材を構成する複数の櫛歯のそれぞれの先端を結ぶ線分が、前記第一手前側部材の基端側に向けて下り傾斜するように設けられているようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許