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公開番号2025105257
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223691
出願日2023-12-28
発明の名称バッグ
出願人個人
代理人個人
主分類A45C 7/00 20060101AFI20250703BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】収容領域の容量をそのままに収容領域の形状が可変なバッグを提供する。
【解決手段】矩形状の本体シート20Aを第三辺部23と第四辺部24とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、本体シート20Aの折り曲げに応じて折り曲げられる第一辺部21を閉じるように連結することができる第一連結部41と、第二辺部22を閉じるように連結することができる第二連結部42と、当該本体シート20Aを第一辺部21と第二辺部22とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、本体シート20Aの折り曲げに応じて折り曲げられる第三辺部23を閉じるように連結することができる第三連結部43と、を備え、第一連結部41及び第二連結部42は、当該本体シート20Aを第一辺部21と第二辺部22とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、それぞれ互いに連結することができる。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
長短二対の対辺のうち長い方の対辺を構成する第一辺部及び第二辺部と、短い方の対辺を構成する第三辺部及び第四辺部とを周囲に備える矩形状の本体シートと、
当該本体シートを前記第三辺部と前記第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、前記本体シートの折り曲げに応じて折り曲げられる前記第一辺部を閉じるように連結することができる第一連結部と、前記第二辺部を閉じるように連結することができる第二連結部と、
当該本体シートを前記第一辺部と前記第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、前記本体シートの折り曲げに応じて折り曲げられる前記第三辺部を閉じるように連結することができる第三連結部と、を備え、
前記第一連結部及び前記第二連結部は、当該本体シートを前記第一辺部と前記第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、それぞれ互いに連結することができるように構成されている、ことを特徴とするバッグ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第一連結部、前記第二連結部及び前記第三連結部は、それぞれ線ファスナーから構成され、
前記線ファスナーは、スライダー、箱棒及び箱を有するエレメント付きの第一テープと、蝶棒を有するエレメント付きの第二テープとから構成され、
前記第一連結部は、
前記本体シートを前記第三辺部と前記第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、
前記第三辺部に連なる側に前記第一テープ又は前記第二テープの一方が、前記本体シートの折り畳まれた部分に近い方に前記箱棒及び前記箱又は前記蝶棒が配置される態様で設けられ、
前記第四辺部に連なる側に前記第二テープ又は前記第一テープの他方が、前記本体シートの折り畳まれた部分に近い方に前記蝶棒又は前記箱棒及び前記箱が配置される態様で設けられて構成され、
前記第二連結部は、
前記本体シートを前記第三辺部と前記第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、
前記第三辺部に連なる側に前記第二テープ又は前記第一テープの一方が、前記本体シートの折り畳まれた部分に近い方に前記蝶棒又は前記箱棒及び前記箱が配置される態様で設けられ、
前記第四辺部に連なる側に前記第一テープ又は前記第二テープの他方が、前記本体シートの折り畳まれた部分に近い方に前記箱棒及び前記箱又は前記蝶棒が配置される態様で設けられて構成され、
前記第三連結部は、
前記本体シートを前記第一辺部と前記第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、
前記第一辺部に連なる側に前記第一テープ又は前記第二テープの一方が、当該第一辺部に連なる角に近い方に前記箱棒及び前記箱又は前記蝶棒が配置される態様で設けられ、
前記第二辺部に連なる側に前記第二テープ又は前記第一テープの他方が、当該第二辺部に連なる角に近い方に前記蝶棒又は前記箱棒及び前記箱が配置される態様で設けられて構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載のバッグ。
【請求項3】
前記本体シートは、少なくとも表面又は裏面が防水性を有する材料から構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項4】
前記本体シートの表面のうち当該本体シートを第三辺部と第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、前記第四辺部に連なる表面に当該第四辺部に向けた開口を有し、前記本体シートを裏面が内側になるように折り畳んだ状態で収容可能なポケットと、当該ポケットを構成するシートのうち前記開口を構成する部分とは反対側に設けられたフラップと、当該フラップの裏面と、前記ポケットの表面とを係合可能な留め具と、が備えられている、ことを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項5】
前記本体シートの外表面において前記第三辺部及び前記第四辺部のそれぞれから外方に延びるように設けられたループ状の一対の持ち手を有し、
前記一対の持ち手のうち、前記本体シートの前記第四辺部から外方に延びる側の持ち手は係合部を備え、前記本体シートの表面に設けられた被係合部に係合可能に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のバッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッグ、特に収容領域の容量をそのままに収容領域の形状が可変なバッグに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、従来から、複数形態で使用可能な多機能バッグが提案されている。
【0003】
当該多機能バッグは、矩形平面状に成形された本体シートと、帯状に成形され、本体シート上縁部から延びる複数の持ち手と、本体シートの左右方向に対向する2つの側縁部に取り付けられた複数の留め具と、本体シートを上下方向に二つ折りにしたときに、同一側の側縁部を接合するファスナーと、を備えており、本体シートを最大に広げて、敷物として利用可能な第1の形態と、本体シートを左右方向に二つ折りにし、ファスナーを閉じることで、単一の大きな収容領域を有するバッグとなる第2の形態と、更に、上下方向に二つ折りにして、左右縁部の留め具同士を連結することで、2つの収容領域を有するバッグとなる第3の形態に変形可能となっている。
【0004】
しかし、当該第3の形態においては、第2の形態におけるバッグを二つ折りにして2つの収容領域を確保するものにすぎないため、1つあたりの収容領域の容量は第2の形態における収容領域の容量の半分になってしまう。
【0005】
すなわち、バッグに収容できる物のサイズとしては第2の形態におけるバッグの内寸が最大のサイズであり、第3の形態におけるバッグにあっては第2の形態におけるバッグに収容できる物の半分以下のサイズの物が収容できるに過ぎない。
【0006】
書籍や衣服などの日用品を収容するバッグは、バッグを正面から視たときに高さに対して横幅がやや広い形状のものが使い勝手がよい。一方、花束やヨガマット等の細長いものは、このようなバッグに収納しようとしてもその長さゆえにバッグからはみ出てうまく収容できないため、もっと縦長や幅広のバッグを用意する必要がある。このように、収容するものに応じてその形状に応じたバッグが複数用意する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3229940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、収容領域の容量をそのままに収容領域の形状が可変なバッグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するための、本発明に係るバッグは、長短二対の対辺のうち長い方の対辺を構成する第一辺部及び第二辺部と、短い方の対辺を構成する第三辺部及び第四辺部とを周囲に備える矩形状の本体シートと、当該本体シートを前記第三辺部と前記第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、前記本体シートの折り曲げに応じて折り曲げられる前記第一辺部を閉じるように連結することができる第一連結部と、前記第二辺部を閉じるように連結することができる第二連結部と、当該本体シートを前記第一辺部と前記第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、前記本体シートの折り曲げに応じて折り曲げられる前記第三辺部を閉じるように連結することができる第三連結部と、を備え、前記第一連結部及び前記第二連結部は、当該本体シートを前記第一辺部と前記第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにしたときに、それぞれ互いに連結することができるように構成されている、ことを特徴とする。
【0010】
上述の構成によると、本体シートを第三辺部と第四辺部とが相対するように中央で二つ折りにして構成される第一形態のバッグと、本体シートを第一辺部と第二辺部とが相対するように中央で二つ折りにして構成される第二形態のバッグとは、第一形態のバッグに対して第二形態におけるバッグは同一の本体シートの折り曲げ方を異ならせるだけであるため、収容領域の容量はそのままであり、また、本体シートが長辺と短辺とを有する矩形状であることから、その形状を異ならせることができる。すなわち、収容領域の容量をそのままに収容領域の形状が変更可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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