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公開番号
2024128905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023068873
出願日
2023-03-10
発明の名称
バッグ
出願人
個人
代理人
主分類
A45C
5/06 20060101AFI20240913BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】バッグのポケットの在り方(容量の大きさ/形状/場所)を重視したバッグであって、ポケットとしての収納の夛様性と機能をひろげ、同時に、バッグの機能をも大きく高めたポケットを持つバッグを、提供する。
【解決手段】トップ全面を塞ぐ形で、バッグの最上部に、バッグの底面に平行して、ポケットを設けたことで、ポケットの収納の夛様性と機能をひろげ、ポケットに物を入れることが、バッグ全体の重量バランス調整に役立ち、ポケットを外してオープントップのバッグとしても使えさせ、ポケットのみならず、バッグの機能をも飛躍的に高めたポケットを持つバッグであり、明かり取りを兼ねた物の出し入れ口を、胴側に設け、バッグ内を非常に明かるくして、整理しながらの物の出し入れを、楽に、楽しくさせるバッグであって、ポケットに最適の場所を与えた、仲々に飽きを来させないバッグ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッグのポケットの在り方(容量の大きさ/-形状/場所)を重視したバッグである。
通常、バッグの物の出し入れ口となるトップ開口部の内側附近に出来る、物の入っていない空間の存在に着目し、前記空間の場所に、収納の夛様性を大きくひろげ、その機能も飛躍的に高めたポケットを設けたバッグであり、その手段として、バッグのトップ開口部全面(夛室構造バッグの場合は主室のトップ全面)を覆う蓋をつけた、適度の深さで、大きめの容量の、ザックリ感のあるほぼ長方形の箱型及びほぼ袋状の形状を持ち、作りを、
1)ポケット全体をバッグに作りつける型、
2)ポケット全体をバッグに取りつけ/取りはずしが出来る型、
3)前記 1)及び 2)の両型でポケットの底抜きが出来る型、
のポケットを、建築分野で云う「屋根裏部屋」風に、トップ全面(夛室構造バッグの場合は、主室のトップ全面)を塞ぐように取付けたバッグであって、前記ポケットを除き、必然的に、物の出し入れは前胴側及び後胴側から行うバッグ(以降前記ポケット及びバッグを夫れ夫れ、ロフトポケット及びロフトバッグと呼称する。ロフトは英語LOFT、日本語訳屋根裏部屋)であり、次の長所を持つ(図1(a)・(b)・(c)・(d)・(e)、図2(a)・(b))、
(1)ロフトポケットは、夛様に物の収納が出来る:
形状が、ザックリ感のあるほぼ長方形の箱型及びほぼ袋状で、大きめの容量をもつポケットなので、入れる物を上向き/横向きと、自在な置き方が出来、複雑な形状や、材貭がデリケートで取扱いに注意を要するものや、化粧品/薬びん類のように ゴロゴロした感じで、形やサイズの違いの差が大きい物同志でも一緒に収められる。
(2)ロフトポケットは通氣性/日当たり良く、明かるさをもち衛生的:
場所がバッグの最上部にあるため、衛生上のケアを要するものを入れるのに最適(例:予備のマスク/ハンカチ/ポケットティッシュ等)。
(3)ロフトポケットは頻繁 且つ迅速に物の出し入れが出来る:
場所がバッグの最上部にある為、中が明かるく見易いので、頻繁且つ迅速な出し入れを要するものの保管場所として最適(例:スマートフォン、メガネ等)。
(4)ロフトポケットは、バッグ全体の重量バランスの調整に役立つ:
ロフトポケットに物を収めること自体が、すでにバッグ内の重量バランスを或程度計っている上に、更に必要に応じて、本体の中の一部の物をロフトポケットに移して、重量の再配分も可能であり、バッグの中身が底に集中しすぎて、人が尻餅をついたように、バッグの底のほうが、異様に膨らんで見苦しくすることも防げて、バッグ携行時に、よけいな重さを感じさせられることもなく、軽快なバッグ携行を促す。日本で、昔、旅人達が荷物をほぼ2等分し、両者をひも状のもので結び、その中間を肩にかけた工夫の旅姿が想起される。
(5)ロフトポケットを 2)及び 3)の型とした場合、バッグに飽きが来にくい:ロフトポケットは、2)の型をとりはずした場合は完全にオープントップのバッグを、3)の型で底抜きした場合は準オープントップのバッグを夫れ夫れ演出するので、本来のロフトバッグ
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機能をも楽しめ、ロフトバッグ機能とあわせ複数のバッグ機能を楽しませるので、バッグにとって最大の敵と云える「持主に飽きられる」ことが来にくいバッグに仕立てあげている。
これは、ポケットの新しい機能を登場させた、と云える。
特に、ほぼ袋状の形のロフトポケットを持つ、タウンユース(街なか使用)のリュックサックや巾着型バッグには 3)底抜きが出来るロフトポケットの型が最適である(図2(a)・(b))。
(6)ロフトバッグは、数種類の形状/作りの物の出し入れ口を設けて楽しめる(図3):
ロフトバッグの構造に必然的に、前胴/後胴側に設けられる物の出し入れ口は、前胴及び後胴の両側につけたり、どちらか片側につけたりと自在であるが、その作りは現行の技術/技巧を駆使して、主に以下の形式が可能、
(a)Y字型ファスナー開閉 (図4)
(b)逆さU字型ファスナー開閉 (図5)
(c)逆さL字型ファスナー開閉 (図6)
(d)逆「ヘの字」型ファスナー開閉 (図7)
(e)胴くり抜き(長方形・他)・
突出し窓型・大型アコーデオンマチ付 (図8)
物の出し入れをトップからせず、前胴/後胴側からする動作は、かまどや暖炉の穴を消さないように工夫しながら薪をくべる行為に通じるものがあり、自然に行え、また、バッグ内部の底の方は、物の出し入れに際し、出し入れ口が「明かり取り」の役割を演じる為、非常に明かるくなりバッグ内部を見渡し易く、「整理しながら」の物の出し入れが容易で、整理しながらの行為は、手でいじるという行為に通じ、遊び心を大いにくすぐり/刺激するバッグ。
(7)ロフトポケット及びロフトバッグは非常に衛生的:
ロフトポケットはバッグの最上部にあり、主たる物の出し入れは胴側からするので、バッグ内部は通氣性や日当たり工合が極めて良く、構造的にも内部の掃除がし易い為、バッグ全体を非常に衛生的に維持出来る。
(8)本開発のロフトバッグはいかなる作り/形(請求項2記載の如き)であっても、そのコンセプトは「ゆったりとした容量と形状をもつポケットをバッグの最上部に持ってくる」ことであり、またそのコンセプトは前記(1)~(7)の長所をもつ故に、ロフトバッグは「バッグのポケットにベストポジション(最適の場所)を与えたバッグ」と総括出来る。
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【請求項2】
ロフトバッグの作り方は、ポケットの作りと、ポケットとバッグ本体との接合方法によって、大別して以下の2種類あり、
(1)第1種類は:
(a)ポケットをバッグ本体にはめ込む型(図1(a)・(b)・(c))。
(b)ポケットの底となる仕切り風の「底革」を、バッグ本体のトップから適度の深さの所で、バッグ全体を平行に輪切りする形で、バッグ本体内部に取付ける型(図2(a))。
(2)第2種類は:
(a)ポケットとバッグ本体を、ポケットを上にして上下に接合する型。
接合方法は、取りつけ/取りはずしが出来るファスナー/面テープ/バネホック留め等とするのが実用的である(図1(d))。
(b)別途用意したポケットに、バッグ本体となる上下オープンで筒状のものを裏返してかぶせ、両者の先端をそろえ合わせて糸縫い付けしたのち、筒状のものを再裏返して、先端に底をつける方式。
及び別途用意したバッグ本体に、ポケットとなる上下オープンの筒状のものを裏返してかぶせ両者の先端をそろえ合わせて糸縫い付けしたのち、筒状のものを再裏返して、先端にフタをつける、又はひも結び等にする:方式(図1(e)及び図2(b))。
(3)前記(1)、(2)共に、ポケットの底は底抜き出来る型にし、フタは取りつけ/取りはずし出来るものにしておくのが実用的である。筒状のものの大きさ(容量)をどうするかは適宜・自在に決める。
(4)前記(1)、(2)記載のポケット及びバッグは、請求項1記載の機能と長所を持つロフトポケット及びロフトバッグである。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
バッグにおけるポケットの在り方(容量の大きさ/形状/場所)を重視したバッグであって、
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【0002】
通常、バッグに物を入れた時に出来る、トプ附近の物の入っていない空間の存在に着目し、前記空間の場所に、蓋つきで、大き目の容量をもち、ザックリ感のあるほぼ長方形の箱型及び袋状の形状をしたポケットを、トップ開口部全面を塞ぐように、云わば屋根裏部屋風に取付けたバッグであり、必然的に物の出し入れは前胴及び後胴側からするバッグであって、更に前記ポケットの作りを、「バッグに作り付け」/「バッグから取りはずし可能」/「底抜きが可能」としたことでバッグ機能が飛躍的にひろがったバッグに関する、
【0003】
前記ポケットは、物を入れることによって、常に、バッグに入っている物の一部を、分担収納する存在となり、バッグ全体の重量バランスを良くし、よけいな重さを感じさせられることもなく、軽快なバッグ携行を促す。
【背景技術】
【0004】
従来のバッグのポケットは、外ポケット/内ポケットを問わず、云うなれば氷雪原におけるクレパスにも似て、ほとんどが、マチ巾もせまく、タテ溝形状をしており、中に入れる物の大きさ/形状/収納方法の夛様性がほとんど無いか、極めて小さい。ポケットの中も暗く、通気性/日当りも悪く、内部の掃除もしにくい、極めて衛生的でない。
バッグにおけるポケットの在り方(容量の大きさ/形状/場所)をもっと重視したバッグ造りが必要ではないか。
【0005】
従来のバッグにおいては、物を入れた時、底の方に物が集中したり、底の方からだんだん重なり気味になるなどして、バッグトップ附近は何も入っていないかなり大きな空間が出来やすく、為に、バッグ全体の形も、あたかも人が尻餅をついたように、底の方が異様にふくらんで、携行時にはよけいに重さを感じさせられることが夛い(例:リュックサック、トートバッグ等)。
バッグの中の物の重量配分、しいてはバッグ全体の重量バランスということにもっと関心を持ってもよいのではないか。
前記重量配分を良くする手だてはないものか。
【先行参考文献】
【0006】
特開2000-245518
実用新案登録番号 第3033309号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のバッグのポケットは、外ポケット/内ポケットを問わず、云うなれば氷雪原におけるクレパスにも似て、ほとんどが、マチ巾がせまく、タテ溝形状をしており中に入れるものの大きさ/形状/収納方法の夛様性が極めて小さい。
ポケットの中も暗く、通気性/日当たり工合も悪く、中の掃除もしにくく、極めて衛生的でない。バッグにおけるポケットの在り方(容量の大きさ/形状/場所)をもっと重視したバッグ造りが必要なのではないか。
【0008】
バッグに物を入れた時、従来のバッグでは、どうしてもバッグの底に物が片寄ったり、底の方からだんだんと重なり気味になるなどして、バッグのトップ開口部附近には、何も入っていない、可成り大きな空間が出来やすく、為に、バッグ全体の形も、あたかも、人が尻餅をついたように底の方が異様にふくらんで見苦しく、携行時にはよけいに重さを感じることが夛い。
タウンユースのリュックサック、トートバッグ等で特に夛く見受けられる。
日本で、昔、江戸時代あたり、旅人達が、荷物の大きさ/重量を考え、ほぼ荷物を二等分し、間をひも状のものでつなぎ、ひも状の中間を肩にかけ、荷物の重量バランスを良くして、携行を楽にしようとした工夫の旅姿を思い起こす。
近代のバッグといえど、先達たちが行ったそのような工夫を見習うことの埒外ではない。
出来得る限り、バッグの中の物の重量を巧く配分して、バッグ全体の重量バランスを良くして、よけいに重さを感じさせず少しでも軽快に携行出来る工夫をすべきではないか。
【0009】
前記[0007]及び[0008]を一挙に解決するバッグを提唱したい。
【課題を解決する為の手段】
【0010】
バッグにおけるポケットの在り方(容量の大きさ/形状/場所)をもっと重視し、バッグ内の物の重量配分を良く考え、バッグの軽快な携行を可能にするという二つの課題を、バッグのトップ開口部附近の空間を活用し、容量大きめのポケットを設けることで一挙に解決するバッグを提唱する。
(【0011】以降は省略されています)
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