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公開番号2024165975
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082623
出願日2023-05-18
発明の名称バッグ
出願人株式会社オルセン
代理人個人
主分類A45C 11/00 20060101AFI20241121BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】一つのバッグでサイズの異なる運搬対象物を運搬し、届け先でスムースに、しかも、失敗することなく取り出して相手に届けることでができるバッグを提供する。
【解決手段】
バッグ100は、内部に収容空間を形成するように、底面部200と、天面部300と、底面部200と天面部300とをつなぐ側面部400と、を有し、底面部200を下とし、天面部300を上とした正姿勢を保って運搬される。側面部400に、運搬対象物を出し入れする第一の出し入れ口としての側面出入口部411を有し、天面部300に、運搬対象物を出し入れする第二の出し入れ口としての天面出入口部310を有する。天面開口部320の縁の少なくとも一部は天面部300の上面から起立するように設けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
内部に収容空間を形成するように、底面部と、天面部と、底面部と天面部とをつなぐ側面部と、を有し、底面部を下とし、天面部を上とした正姿勢を保って運搬されるバッグであって、
前記側面部に、運搬対象物を出し入れする第一の出し入れ口としての側面出入口部を有し、
前記天面部に、運搬対象物を出し入れする第二の出し入れ口としての天面出入口部を有する
ことを特徴とするバッグ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバッグにおいて、
前記天面出入口部は、
前記天面部に設けられた天面開口部と、
前記天面開口部を開閉する蓋シート体と、
前記天面開口部の縁と前記蓋シート体との縁とを留め外しする第一留め具と、を備える
ことを特徴とするバッグ。
【請求項3】
請求項2に記載のバッグにおいて、
前記天面開口部の縁の一部は前記天面部に面一であり、前記天面開口部の縁の他の一部は前記天面部の上面から起立するように設けられている
ことを特徴とするバッグ。
【請求項4】
請求項3に記載のバッグにおいて、
前記天面開口部の縁のなかで前記側面出入口に近い側の辺が前記天面部の上面から起立するように設けられている
ことを特徴とするバッグ。
【請求項5】
請求項3に記載のバッグにおいて、
前記天面開口部および前記蓋シート体の一方は長方形で、前記天面開口部および蓋シート体の他方は台形であり、台形の斜辺と長方形の辺との間の隙間で前記第一留め具が前記天面部と面一に収まり、
前記天面開口部および前記蓋シート体の互いの辺が平行になるところで前記天面開口部の縁が立ち上がっている
ことを特徴とするバッグ。
【請求項6】
請求項2に記載のバッグにおいて、
前記天面開口部は略矩形であって、第一辺と、前記第一辺に隣接する第二辺および第三辺と、前記第一辺の対向辺である第四辺を有し、
前記第一留め具は、テープと、エレメントと、スライダーと、を有する線ファスナーであり、
前記第二辺と前記第三辺とに取り付けられる前記テープは前記天面部の上面と面一であり、
前記第一辺に取り付けられる前記テープが前記天面部の上面から立ち上がることによって、前記天面開口部の前記第一辺に相当する縁が立ち上がる
ことを特徴とするバッグ。
【請求項7】
請求項1に記載のバッグにおいて、
前記天面部と前記底面部とを近づけた形状状態を保つように留める第二留め具を有し、
前記収容空間に運搬対象物を収容した状態で前記天面部と前記底面部とを近づけた形状状態を保つことで、当該収容空間内における当該運搬対象物の位置を固定することができる
ことを特徴とするバッグ。
【請求項8】
請求項7に記載のバッグにおいて、
前記天面部と前記底面部とを近づけた形状状態のとき、さらに、前記側面部が前記収容空間の内側に向けて折れ曲がるようになることで、当該収容空間内における当該運搬対象物の位置を固定することができる
ことを特徴とするバッグ。
【請求項9】
請求項1に記載のバッグにおいて、
前記収容空間に収容される運搬対象物には、
平面視の面積が比較的大きい第一容器と、
前記第一容器よりも平面視の面積が小さい第二容器が含まれる
ことを特徴とするバッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はバッグに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えばピザを注文する注文主は、ピザだけではなくて、サイドメニューも注文することが多い。したがって、運搬者は、ピザの容器(箱)とサイドメニュー容器とのように大きさが異なる複数の容器を運搬しなければならない。運搬者は、複数の容器をまとめて一つの食品運搬用バッグにいれて運び、注文主の玄関先でバッグから食品容器を順番に取り出して手渡す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
バッグのなかには、偏平で比較的大きなピザ箱と、比較的小さなサイドメニュー容器と、が重ねて収容されることになる。さらに、食品を温かく保つために、保温用蓄熱プレートもバッグのなかに併せて収容される。この状態で、運搬者が注文主の玄関先でバッグを開いて食品を取り出そうとしたとき、ピザ箱の上あるいは蓄熱プレートの上に載ったサイドメニュー容器が滑り落ちて床や地面に落下してしまうという事故が起きることがあった。
【0004】
本発明の目的は、一つのバッグでサイズの異なる運搬対象物を運搬し、届け先でスムースに、しかも、失敗することなく取り出して相手に届けることでができるバッグを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のバッグは、
内部に収容空間を形成するように、底面部と、天面部と、底面部と天面部とをつなぐ側面部と、を有し、底面部を下とし、天面部を上とした正姿勢を保って運搬されるバッグであって、
前記側面部に、運搬対象物を出し入れする第一の出し入れ口としての側面出入口部を有し、
前記天面部に、運搬対象物を出し入れする第二の出し入れ口としての天面出入口部を有する
ことを特徴とする。
【0006】
本発明の一実施形態では、
前記天面出入口部は、
前記天面部に設けられた天面開口部と、
前記天面開口部を開閉する蓋シート体と、
前記天面開口部の縁と前記蓋シート体との縁とを留め外しする第一留め具と、を備える
ことが好ましい。
【0007】
本発明の一実施形態では、
前記天面開口部の縁の一部は前記天面部に面一であり、前記天面開口部の縁の他の一部は前記天面部の上面から起立するように設けられている
ことが好ましい。
【0008】
本発明の一実施形態では、
前記天面開口部の縁のなかで前記側面出入口に近い側の辺が前記天面部の上面から起立するように設けられている
ことが好ましい。
【0009】
本発明の一実施形態では、
前記天面開口部および前記蓋シート体の一方は長方形で、前記天面開口部および蓋シート体の他方は台形であり、台形の斜辺と長方形の辺との間の隙間で前記第一留め具が前記天面部と面一に収まり、
前記天面開口部および前記蓋シート体の互いの辺が平行になるところで前記天面開口部の縁が立ち上がっている
ことが好ましい。
【0010】
本発明の一実施形態では、
前記天面開口部は略矩形であって、第一辺と、前記第一辺に隣接する第二辺および第三辺と、前記第一辺の対向辺である第四辺を有し、
前記第一留め具は、テープと、エレメントと、スライダ、とを有する線ファスナーであり、
前記第二辺と前記第三辺とに取り付けられる前記テープは前記天面部の上面と面一であり、
前記第一辺に取り付けられる前記テープが前記天面部の上面から立ち上がることによって、前記天面開口部の前記第一辺に相当する縁が立ち上がる
ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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