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公開番号2025084015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197760
出願日2023-11-21
発明の名称湿度調整器の制御システム、湿度調整器、及び湿度調整器の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人イノベンティア
主分類F24F 6/00 20060101AFI20250526BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】湿度調整器の貯水部内の水量を直感的にイメージできるような報知を行う湿度調整器の制御システムを提供する。
【解決手段】湿度調整器の制御システム100Aは、制御部30を備える。制御部は、湿度調整器の一例である加湿器3の貯水部36内の水量を、水量に応じた水に関する環境音M又は水を連想させる環境音Mで報知させる、ように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
湿度調整器の制御システムであって、
制御部を備え、
前記制御部は、前記湿度調整器の貯水部内の水量を、前記水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音で報知させる、ように構成されている
湿度調整器の制御システム。
続きを表示（約 520 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記報知を一定の時間間隔で行わせる、ように構成されている
請求項１に記載の湿度調整器の制御システム。
【請求項３】
前記制御部は、前記報知を、前記水量が所定の水量に達したタイミングで行わせる、ように構成されている
請求項１に記載の湿度調整器の制御システム。
【請求項４】
前記制御部は、前記報知を、前記湿度調整器の稼働中に連続して行わせる、ように構成されている
請求項１に記載の湿度調整器の制御システム。
【請求項５】
前記制御部は、前記報知を、前記湿度調整器と異なる装置に行わせる、ように構成されている
請求項１に記載の湿度調整器の制御システム。
【請求項６】
請求項１～５のいずれか一項に記載の湿度調整器の制御システムを搭載した
湿度調整器。
【請求項７】
コンピュータに搭載された、湿度調整器の制御方法であって、
前記湿度調整器の貯水部内の水量を得、
前記水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音で報知させる、ことを備える
湿度調整器の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、湿度調整器の制御システム、湿度調整器、及び湿度調整器の制御方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
加湿器や除湿器などの湿度調整器において、貯水部内の水量を適切に保つ必要がある。加湿器の場合には貯水部が空になったら給水し、除湿器の場合には貯水部が満杯になったら排水する必要があるためである。そのため、例えば特開２０１３－０５３７５４号公報（以下、特許文献１）には、貯水容器内の水面高さを検知し、給水すべき給水必要状態であることを報知する加湿器が開示されている。特許文献１にも開示されているように、加湿器や除湿器などの湿度調整器での水量の報知は、ブザーなどのビープ音で報知されることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－０５３７５４号公報
【発明の概要】
【０００４】
昨今のユーザを取り巻く環境では、ビープ音を発する機器が増加している。そのため、どの機器からどのような状況でどのビープ音が発せられるかを予め把握しておかないと、湿度調整器からの水量の報知であることに気付かなかったり、水量が理解できなかったりする場合がある。また、ユーザによってはビープ音の種類と水量とのイメージが一致しないこともあり、ビープ音だけで水量をイメージすることができない場合がある。そのため、湿度調整器の貯水部内の水量を直感的にイメージできるような報知を行う湿度調整器の制御システム、湿度調整器、及び湿度調整器の制御方法が望まれる。
【０００５】
ある実施の形態に従うと、湿度調整器の制御システムは、制御部を備える。制御部は、湿度調整器の貯水部内の水量を、水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音で報知させる、ように構成されている。
【０００６】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、第１の実施の形態に係る制御システムの概略構成を示す図である。
図２は、センサの一例の概略図である。
図３は、センサ及びフロートの一例の概略図である。
図４は、制御システムの備える制御部の概略構成図である。
図５は、センサからの信号と水位レベルとの対応関係の一例を表した図である。
図６は、環境音データベースの具体例を表した図である。
図７は、第１の実施の形態に係る加湿器の制御方法の一例を表したフローチャートである。
図８は、第２の実施の形態において加湿器の操作部に表示される設定画面の一例を表した概略図である。
図９は、環境音データベースの他の具体例を表した図である。
図１０は、第３の実施の形態において加湿器の操作部に表示される設定画面の一例を表した概略図である。
図１１は、第４の実施の形態に係る加湿器と、ユーザ端末の概略図である。
図１２は、第５の実施の形態に係る制御システムの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
＜１．湿度調整器の制御システム、湿度調整器、及び湿度調整器の制御方法の概要＞
（１）実施の形態に係る湿度調整器の制御システムは、制御部を備える。制御部は、湿度調整器の貯水部内の水量を、水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音で報知させる、ように構成されている。
【０００９】
実施の形態に係る湿度調整器の制御システムでは、貯水部内の水量が、水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音によって報知される。水に関する環境音又は水を連想させる環境音が報知音として用いられることで、ユーザは直感的に水に関する報知であると察知することができる。このため、湿度調整器に関する報知であると理解しやすい。また、水量に応じた水に関する環境音又は水を連想させる環境音が報知音として用いられることで、ユーザは直感的に水量を把握しやすい。
【００１０】
（２）（１）の制御システムであって、好ましくは、制御部は、報知を一定の時間間隔で行わせる、ように構成されている。これにより、ユーザは、一定の時間間隔で貯水部内の水量を知ることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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