特許ウォッチ

公開番号2025073620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184557
出願日2023-10-27
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20250502BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】電子部品への浸水を抑制して耐久性を向上させることのできる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は、冷蔵庫本体部10と、冷蔵庫本体部10の上面に配置されている電子部品と、電子部品を覆うとともに電子部品の側方に外部と連通する連通部が設けられているカバー部材22とを備えている。カバー部材22には、連通部に隣接して排水穴32が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
冷蔵庫本体部と、
前記冷蔵庫本体部の上面に配置される電子部品と、
前記電子部品を覆うとともに前記電子部品の側方に外部と連通する連通部が設けられているカバー部材と
を備え、
前記カバー部材には、前記連通部に隣接して排水穴が設けられている、
冷蔵庫。
続きを表示（約 470 文字）【請求項２】
前記電子部品の前方には、前記カバー部材を凹ませて形成された掘り下げ空間が設けられており、
前記排水穴は、前記掘り下げ空間に設けられている、
請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項３】
前記電子部品を配置するベース部材をさらに備えており、
前記ベース部材において、前記電子部品の前方には、開口部が設けられており、
前記排水穴は、上面視で前記開口部と少なくとも部分的に重なる位置に配置されている、
請求項１または２に記載の冷蔵庫。
【請求項４】
前記カバー部材における前記排水穴の周囲の下面と、前記ベース部材の上面との間には隙間が設けられている、
請求項３に記載の冷蔵庫。
【請求項５】
前記ベース部材には、前記開口部を取り囲む壁が設けられている、
請求項３に記載の冷蔵庫。
【請求項６】
前記カバー部材における前記排水穴の周囲の下面には、突起が設けられている、
請求項３に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、上部に電子部品を備えている冷蔵庫に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
冷蔵庫には、断熱箱体の上部に電子部品を備えているものがある。例えば、特許文献１には、冷蔵庫の天面部に位置するヒンジカバー部に、マイクとスピーカが備えられている構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－６９８３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
冷蔵庫の天面部に電子部品を配置する構成では、冷蔵庫の上方から水などがかけられた場合に電子部品が故障しやすくなる。特に、マイクやスピーカなどの外部と音声の入出力を行う装置や、スイッチなどの機械動作を伴う装置などでは、外部と連通する領域を設けることが多く、水が内部に浸入するおそれがある。
【０００５】
そこで、本発明では、電子部品への浸水を抑制して耐久性を向上させることのできる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、冷蔵庫本体部と、前記冷蔵庫本体部の上面に配置される電子部品と、前記電子部品を覆うとともに前記電子部品の側方に外部と連通する連通部が設けられているカバー部材とを備えている。前記カバー部材には、前記連通部に隣接して排水穴が設けられている。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の一局面によれば、上部に電子部品を備えている冷蔵庫において、電子部品への浸水を抑制して耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の外観を示す正面図である。
第１の実施形態にかかる冷蔵庫に備えられた上部取付部材の構成を示す斜視図である。
図１に示す冷蔵庫に備えられた上部取付部材の構成を示す上面図である。
図１に示す冷蔵庫に備えられた上部取付部材の構成を示す正面図である。
図２に示す上部取付部材の内部構成を示す上面図である。
図２に示す上部取付部材の内部構成を示す斜視図である。
図４に示す上部取付部材のＡ－Ａ線部分の内部構成を示す断面図である。
図３に示す上部取付部材のＢ－Ｂ線部分の内部構成を示す断面図である。
図２に示す上部取付部材を構成するカバー部材の排水穴周辺の下面を示す斜視図である。
第２の実施形態にかかる冷蔵庫に備えられた上部取付部材の構成を示す上面図である。
図１０に示す上部取付部材のＣ－Ｃ線部分の内部構成を示す断面図である。
図１０に示す上部取付部材を構成するベース部材の内部の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【００１０】
＜第１の実施形態＞
本実施形態では、本発明の一態様にかかる冷蔵庫として、冷蔵庫本体部の上面にスピーカを備えている冷蔵庫を例に挙げて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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