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公開番号
2025068254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178027
出願日
2023-10-16
発明の名称
冷却庫
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20250421BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷気通路内に冷気をスムーズに流しつつ、冷気通路の内面を伝い落ちる液の流れを制御することのできる冷却庫を提供すること。
【解決手段】冷却庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室の下方に配置され、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を上方の前記貯蔵室へ導く冷気通路と、を備える。前記冷気通路の前記貯蔵室側を構成する冷気ダクトは、該冷気ダクトを貫通して前記冷気通路と前記貯蔵室とを連通させる開口を有する。前記冷気ダクトの前記冷通路側の表面である内面には、前記開口の下方かつ前記イオン発生器の上方に、上側よりも下側が突出し、前記冷気ダクトの幅方向において傾斜している、傾斜段差が設けられる。前記傾斜段差は、前記冷気ダクトの前記内面において前記傾斜段差の上側に設けられた凹部によって形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室の下方に配置され、冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器で生成した冷気を上方の前記貯蔵室へ導く冷気通路と、
を備え、
前記冷気通路の前記貯蔵室側を構成する冷気ダクトは、該冷気ダクトを貫通して前記冷気通路と前記貯蔵室とを連通させる開口を有し、
前記冷気ダクトの前記冷気通路側の表面である内面には、前記開口の下方に、上側よりも下側が突出し、前記冷気ダクトの幅方向において傾斜している、傾斜段差が設けられ、
前記傾斜段差は、前記冷気ダクトの前記内面において前記傾斜段差の上側に設けられた凹部によって形成される、冷却庫。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記貯蔵室内に、引き出し式収納庫をさらに備え、
前記凹部は、上下方向において前記引き出し式収納庫の範囲内に設けられる、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記冷気通路内に設けられた電気部品をさらに備え、
前記電気部品は、前記冷気ダクトの前記冷気通路側であって、前記傾斜段差よりも下方に配置される、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記傾斜段差の最下端は、前記冷気ダクトの側面部に接している、請求項1に記載の冷却庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫には、庫内の除菌および脱臭などを行うために、イオン発生器を備えているものがある。イオン発生器は、例えば、冷却器で生成された冷気が通る冷気通路に配置されている。これにより、冷気通路を通る冷気中にイオンを含ませることができ、イオンを含んだ冷気を冷気通路から貯蔵室へ吹き出すことができる。
【0003】
特許文献1(特許第6502041号公報)には、貯蔵物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成した冷気を貯蔵室に導く冷気通路と、冷気通路から貯蔵室に冷気を吐出する吐出口と、冷却器と吐出口との間に配されてイオンを発生するイオン発生器とを備えている冷蔵庫が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6502041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような冷蔵庫では、貯蔵室内の液が何らかの要因(例えば、食品容器からの液状内容物のこぼれ、跳ね等)により、冷気の吐出口等から液が冷気通路に浸入する可能性がある。そのような場合でも、液がイオン発生器等の電気部品にかからないように、冷気通路の内面を伝い落ちる液の流れを制御することが求められる。
従来、冷気通路の内壁のイオン発生器の上方に傘部を設けて、イオン発生器が濡れないないように配慮されている場合もあった。
しかし、傘部は冷気通路の内面に設けられた凸部であるため、凸部を設けることで冷気通路(冷気用ダクト)の断面積は減少する。このため、通常使用時の冷気通路内の冷気の流れを阻害し、省エネ性能に悪影響を与える可能性がある。
【0006】
本開示の目的は、冷気通路内に冷気をスムーズに流しつつ、冷気通路の内面を伝い落ちる液の流れを制御することのできる冷却庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面にかかる冷却庫は、
貯蔵室と、
前記貯蔵室の下方に配置され、冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器で生成した冷気を上方の前記貯蔵室へ導く冷気通路と、
を備える。
前記冷気通路の前記貯蔵室側を構成する冷気ダクトは、該冷気ダクトを貫通して前記冷気通路と前記貯蔵室とを連通させる開口を有する。
前記冷気ダクトの前記冷気通路側の表面である内面には、前記開口の下方かつ前記イオン発生器の上方に、上側よりも下側が突出し、前記冷気ダクトの幅方向において傾斜している、傾斜段差が設けられる。
前記傾斜段差は、前記冷気ダクトの前記内面において前記傾斜段差の上側に設けられた凹部によって形成される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一局面によれば、冷気通路内に冷気をスムーズに流しつつ、冷気通路の内面を伝い落ちる液の流れを制御することのできる冷却庫を提供することができる。
なお、冷気通路の内面を伝い落ちる液の流れを制御することで、電気部品等の液濡れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の冷却庫の正面図である。
実施形態の冷却庫の斜視図である。
図1のIII-III面における冷却庫の断面図である。
図3の部分拡大図である。
実施形態の冷却庫の背面斜視図である。
実施形態の冷却庫の一部の背面斜視図である。
図6の部分拡大図である。
図6の部分拡大背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本開示の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。
(【0011】以降は省略されています)
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