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公開番号2025067466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177468
出願日2023-10-13
発明の名称送風装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F04D 33/00 20060101AFI20250417BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】従来とは異なる新たな送風装置を提供する。
【解決手段】送風装置は、各々の揺動軸を中心に揺動可能な複数の翼部と、前記複数の翼部を揺動させる駆動ユニットと、を備え、前記駆動ユニットは、回転軸を回転駆動させる駆動源と、前記回転軸の回転に連動して回転する複数のギアと、前記複数のギアの回転のそれぞれに連動して前記複数の翼部のそれぞれを揺動させる複数の運動変換機構と、を有し、前記複数のギアは、前記回転軸を挟んだ両側で前記回転軸と噛み合い、且つ前記複数のギアの中心軸は、前記回転軸と交差する方向に延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々の揺動軸を中心に揺動可能な複数の翼部と、
前記複数の翼部を揺動させる駆動ユニットと、
を備え、
前記駆動ユニットは、回転軸を回転駆動させる駆動源と、前記回転軸の回転に連動して回転する複数のギアと、前記複数のギアの回転のそれぞれに連動して前記複数の翼部のそれぞれを揺動させる複数の運動変換機構と、を有し、
前記複数のギアは、前記回転軸を挟んだ両側で前記回転軸と噛み合い、且つ前記複数のギアの中心軸は、前記回転軸と交差する方向に延びる、
送風装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記駆動ユニットは、
前記複数のギアを支持する第一部材と、
前記第一部材の背面側に固定される第二部材と、を更に有し、
前記第一部材及び前記第二部材は、前記複数の翼部の揺動軸を、前記揺動軸の軸方向に挟み込んで支持する、
請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記設置面よりも上方で前記駆動ユニットを支持する、上下方向に延びる支柱、を更に備え、
前記駆動ユニットは、前記支柱の上端よりも上方に位置し、且つ前記支柱と上下方向に並ぶ、
請求項2に記載の送風装置。
【請求項4】
前記複数の翼部の各々は、前記揺動軸から前記揺動軸と交差する方向に延びる翼軸を有し、
前記翼軸の少なくとも一部の前後方向位置は、前記支柱の前後方向位置と一致する、
請求項3に記載の送風装置。
【請求項5】
前記支柱に連結され、前記支柱の背面側から上方に延びる固定部材を、更に備え、
前記駆動ユニットの後面のみが、前記固定部材の前面側に固定される、
請求項3に記載の送風装置。
【請求項6】
前記駆動ユニットの上側を収容する上カバーと、前記駆動ユニットの下側を収容する下カバーとからなる本体カバーを、更に備え、
前記複数の翼部の各々は、前記揺動軸を中心に揺動することで前側に送風し、
前記駆動ユニットは、
前記複数のギアと前記駆動源とを支持する第一部材を更に有し、
前記駆動源は、前記第一部材の下側に設けられ、且つ前記第一部材よりも前側に突出し、
前記駆動源の少なくとも一部を収容する前記下カバーの前端は、前記上カバーの前端よりも前側に位置する、
請求項1に記載の送風装置。
【請求項7】
前記駆動ユニットを収容する本体カバーを、更に備え、
前記複数の翼部の各々は、前記揺動軸から前記揺動軸と交差する方向に延び、且つ前記本体カバーの内側から外側に突出する翼軸を有し、
前記翼軸は、
前記揺動軸を中心とした揺動方向に貫通する開口部と、
前記開口部を挟んだ両側において、前記揺動軸と交差する方向に延びる一対の分割軸とを有し、
前記本体カバーは、前記揺動方向に延びるように前記本体カバーを貫通する一対のスリットを有し、
前記一対の分割軸は、前記一対のスリット内において、前記揺動方向に揺動可能である、
請求項1に記載の送風装置。
【請求項8】
前記駆動ユニットは、前記複数の翼部と前記複数の運動変換機構との間にそれぞれ設けられた複数の伝達部材を、更に有し、
前記複数の運動変換機構と前記複数の伝達部材とは、互いに一対一で連結軸を介して連結され、
前記複数の翼部と前記複数の伝達部材とは、互いに一対一で対応し且つ互いに独立して前記揺動軸を中心に揺動可能であり、且つ前記翼部及び前記伝達部材の各々に設けられた磁性体の磁力によって互いに連結可能であり、
前記複数の運動変換機構は、前記複数のギアの回転に連動して前記複数の伝達部材をそれぞれ回転させることで、前記複数の伝達部材と前記磁力によって連結されている前記複数の翼部をそれぞれ揺動させる、
請求項1に記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送風装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の送風装置は、例えばプロペラファンを用いる扇風機や、クロスファンを用いるエアコンなど、旋回流を用いたものが主流である。また、旋回流とは異なる手法を用いた送風装置として、扇子を自動的に扇ぐ自動団扇が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-9597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来とは異なる新たな送風装置が求められている。本開示は、従来とは異なる新たな送風装置を提供することを目的とする。なお、本開示の一態様は、鳥の羽ばたきに着目した技術的思想を含んでいるため、バイオミメティクスに関係するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る送風装置は、各々の揺動軸を中心に揺動可能な複数の翼部と、前記複数の翼部を揺動させる駆動ユニットと、を備え、前記駆動ユニットは、回転軸を回転駆動させる駆動源と、前記回転軸の回転に連動して回転する複数のギアと、前記複数のギアの回転のそれぞれに連動して前記複数の翼部のそれぞれを揺動させる複数の運動変換機構と、を有し、前記複数のギアは、前記回転軸を挟んだ両側で前記回転軸と噛み合い、且つ前記複数のギアの中心軸は、前記回転軸と交差する方向に延びる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
送風装置の斜め上方から視た斜視図である。
送風装置の平面図である。
送風装置の右側面図である。
装飾カバーを取り除いた装置本体の斜め上方から視た斜視図である。
図4のA-A線矢視方向断面図である。
第一部材を取り除いた駆動ユニットの正面図である。
第二部材を取り除いた駆動ユニットの背面図である。
第一部材及び第二部材を取り除いた駆動ユニットの斜視図である。
第一部材を取り除いた駆動ユニットの他の正面図である。
駆動ユニットの斜視図である。
翼部の変位を説明するための送風装置の正面図である。
変形例に係る、装飾カバーを取り除いた装置本体の斜め上方から視た斜視図である。
変形例に係る翼軸の斜視図である。
翼部の斜め下方から視た斜視図である。
翼部の部品展開図である。
製造工程における翼部の模式的な正面図である。
変形例に係る翼部の模式的な部品展開図である。
変形例に係る翼部の模式的な底面図である。
翼部の送風態様を説明するための模式的な正面図である。
翼部の送風態様を説明するための模式的な側面図である。
翼部の送風態様を説明するための模式的な平面図である。
変形例に係る翼部の送風態様を説明するための模式的な側面図である。
変形例に係る翼部の送風態様を説明するための模式的な側面図である。
操作部の平面図である。
第一変形例に係る操作部の平面図である。
第二変形例に係る操作部の平面図である。
第三変形例に係る操作部の平面図である。
間欠運転時における翼部の翼端の変位を示すグラフである。
リズム運転時における翼部の翼端の変位を示すグラフである。
翼部材の斜め下方から視た斜視図である。
翼部材の底面図である。
翼部材の底面図である。
変形例に係る翼部材の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
<送風装置>
送風装置1の全体構成を説明する。図1は、送風装置1の斜め上方から視た斜視図である。図2は、送風装置1の平面図である。図3は、送風装置1の右側面図である。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、それぞれ、送風装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
【0009】
図1~図3に示すように、送風装置1は、羽根状又は翼状の可動体を用いて送風する送風部2を備える。本例の送風部2は、各々の揺動軸400(図5参照)を中心に揺動可能な複数の翼部3と、複数の翼部3が装着される装置本体4とを有する。本例では、上下方向と交差する方向に延びる二つの翼部3が、装置本体4を挟んで左右対称に設けられる。二つの翼部3は、左側の翼部3Lと右側の翼部3Rからなる。
【0010】
送風装置1は、スタンド8及び支柱9を備える。スタンド8は、送風装置1の設置面上に配置される箱状の部材である。支柱9は、スタンド8の上面から上方に延びる筒状の部材である。支柱9の上端部には、装置本体4が固定されている。これによりスタンド8及び支柱9は、送風部2を設置面よりも上方で支持する。
(【0011】以降は省略されています)

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